月別アーカイブ: 2024年9月

センニチコウ:(千日紅)& クリスマスコース 徹底解説!

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クルティーヌでの食事をもっと楽しく。ご来店前に読んで会話にエッセンスを。

センニチコウ:(千日紅)

ティーペアリング(Non Alc)6 付き ¥18,000 (¥19,800 )
ワインペアリング 6種付き    ¥21,000 (¥23,100)  

花言葉
「色褪せぬ愛」「不朽」

料理名  /      胡椒名:産地

Amuse-bouche.
小さな琥珀色のコンソメスープ
1986年にパリ近郊でオープンした頃から作り続けるクルティーヌ伝統の琥珀に色づいた旨味凝縮のコンソメスープを一口お持ちします。昨今、口にする機会が減少してきた本来のダブルコンソメスープで、これから始まるコースへの期待を高めて頂けますと幸いです。

Terinne de SANMA-sardine aux rouille à la tomate séchée.
秋刀魚と鰯のテリーヌ ドライトマトのルイユ添え / カンポット赤胡椒(カンボジア)
北海道の秋刀魚と尾鷲の丸々太った鰯の骨をそれぞれ外し、皮目を炙り、その出汁にゼラチンを加えたジュレで全体を整えつつ、雪室熟成の馬鈴薯やオリーブとともにテリーヌに仕立てます。五島さんのトマトプリンチペボルゲーゼをドライトマトにしてからパプリカの香り高いルイユと合わせ、添えてご提供いたします。

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Pâté-croûte de chevrouil et son fois avec pantade.
本州鹿とほろほろ鳥のパテ・クルート/倉田黒胡椒 (カンボジア)
徳島の本州鹿とその肝臓、岩手のほろほろ鳥や熟成牛を使ってパテ・クルートに仕上げます。仕込みに3日以上かかる上、高温のオーブンで一気に焼き上げなくてはならないため、ご家庭ではまず作ることのないプロならではの料理。
パテ・クルートの世界大会がある程に、技術力が求められるフランスの伝統料理です。

 Bisque de crabe des neiges.
ズワイ蟹のビスク/ サラワク白胡椒(マレーシア)
北海道産のずわい蟹を丸々(エラ以外)使った、ビスクと呼ぶクリームスープです。活けで届いた兵庫のズワイ蟹をカットし、バターで色付け、香味野菜とともにしっかり炒めたのちコニャックを加えて香りを出してから旨みを煮出し、生クリームで仕上げております。

Saumon de Tasmanie mi-cuit et son oeufs sauce à l’oseille.
タスマニアサーモン イクラとオゼイユのソース/ ペンジャ白胡椒 (カメルーン)
タスマニアサーモンの産地、タスマニアはオーストラリアの州の一つで、オーストラリア大陸から南東に240km離れたところにある島です。南緯40度~43.5度にありますが寒暖の差が少なく穏やかな海洋性気候となっています。
タスマニア島の大部分の自然は、太古からほぼ変わらずに残っており、ユネスコの世界自然遺産にも登録されています。
またタスマニア島は空気汚染が少ないことでも知られています。島内には大気汚染観測所があり、ここで観測された数値が世界の大気汚染ゼロ基準値とされるほどです。
さて、その世界一の美味しさと言われるタスマニアサーモンを半生に火入れ、北海道の筋子を仕立てたイクラと、オゼイユという西洋の酸葉のソースを掛けて、良い食材をシンプルに調理し、ご用意いたします。

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ご予約の際に限り、メインディッシュをお選びいただけます(通常は①でご用意いたします。ページ右上の「ウェブ予約はこちら」から「ご要望欄」にご希望の料理の番号をお書きください。)

Rumpsteak poêlé de boeuf maturé.
熟成黒毛和牛ランプ肉 
/倉田完熟黒胡椒 (カンボジア)
静岡の長田さんの黒毛和牛。ランプ肉は腰から尻にかけての貴重な赤身がちの人気部位。50日間の自家熟成を経て旨みの凝縮した霜降り赤身肉をシンプルに焼き上げて。

Perdreau rouge à l’Angoumois.
ペルドロー・ルージュ アングモワ風 /
長胡椒 :石垣島
フランス産の赤足の山鶉を毛付きのまま2週間程度、吊るし熟成させ、コンソメで火入れた栗とトリュフを加えたファルスを詰めてローストします。マデラ酒で香りづけたソースと共に。(アングモワはフランスの旧地方名のひとつ。)

Boeuf Wellington
[2名から] 熟成黒毛和牛ランプ肉のパイ包み (ブフ・ウエリントン) [+2,200]  / 倉田完熟黒胡椒 (カンボジア)
熟成のランプ肉を焼き上げコニャックでフランベし香りづけて、キノコのペーストとともにパセリ風味のクレープで巻き、更に自家製パイで包みあげてオーブンでしっとり焼き上げた一皿です。

Tourte de gibier
[2名ごと
] ジビエのトゥルト    [+3,300]
ペルドローグリ、尾長鴨、山鳩、キョン肩肉、本州鹿ロース肉(2週間熟成)使用
数種類のジビエ肉とフォアグラを パータ・パテというバターをたっぷりと練り込んだ生地で包み、焼きあげる、フランス料理愛好家が好まれる垂涎の料理です。

Homard blue roti sauce corail et basilique
オマール・ブルー半身のロティ コライユとバジルの2種ソース [+7,700]
ブルターニュ産のオマール海老 。パリ1つ星当時から特に人気のある一品。クルティーヌのスペシャリテです。

D’autres Gibiers
その他のジビエ料理(ジビエのパイ包みなど)

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Fromages.
本日のチーズ盛り合わせ (+ 1,980- )
スタッフにお申し付けください。

・フランス/ノール=パ=ドゥ=カレから ミモレット(牛)
断面が明るいオレンジ色をした丸いチーズとしてよく知られています。このオレンジ色は植物色素(アナトー)によるものです。外皮はくすんだ茶色で、ボツボツと穴があいているのが特徴です。
熟成が進む前はやわらかさもありますが、熟成が進むと水分も減り、熟成具合によっては外皮にナイフが入らないくらい硬くなります。中身もハードタイプのチーズらしいかみごたえのある歯ざわりが楽しめます。
濃厚な味わいで、カラスミにたとえられることも多くそのうまみを味わうのもミモレットの楽しみです。

・フランス/イル=ド=フランスから ブリー・ア・ラ・ムタルド(Brie à la Moutarde)(牛)
イル・ド・フランス地方のセーヌ・エ・マルヌにあるルゼールチーズ酪農場が製造する、低温殺菌された牛乳から作られるチーズで、柔らかいブルーム状の表皮が特徴です。塩漬けの後、フレッシュな状態で半分に切ってマスタードを挟んでいます。通常のブリー・ド・モーと同様に熟成され、白い外皮が膨らみ、内部はますます柔らかくクリーミーになり、マスタードを中に閉じ込めます。
ブリー・ド・モーは、フランスで最も古いチーズの一つ。熟練したチーズ職人と熟成士のノウハウから生まれたもので、工業的な低温殺菌のブリーとは一線を画しています。ブリー・ア・ラ・ムタルドもイル・ド・フランスの食文化遺産の一部であり、ブリーとマスタードの伝統的なマリアージュを考えるのは当然のことだったのです。

・イタリア/ロンバルディア州から ロビオラ=ディ=ブーファラ(水牛)
ロンバルディアで作られる新しいタイプで水牛のミルクで作る白カビチーズです。
生地は他のチーズにはない、水牛ならではのトロッとした食感。臭みはなく、水牛のコクが口に広がります。真っ白な白カビに覆われた外皮は薄く、生地も真っ白でつややか。

・イタリア/ピエモンテ州から  テストゥーン=アル=バローロ (牛乳、山羊乳)

牛乳をメインにごく少量の山羊乳で作られるテストゥーンというチーズを半年熟成した後、樽の中にイタリアワインの王様バローロのワインとその搾りカスとともにチーズを漬け込んでさらに半年熟成したセミハードタイプ。ワインの香りがチーズに染み込み、イタリアでは「酔っぱらいチーズ」というカテゴリーにも分類されています。
ほろほろとした崩れやすい白い生地は爽やかな酸味と熟成の旨みが感じられます。その中にしっかりと芳香なワインの味も相交じり、とても香り高く、高貴な味のするチーズに仕上げられています。 葡萄の搾りかすは外してお召し上がり下さい。ハチミツ少量をつけても美味しい。

・フランス/オクシタニーから ロックフォール
口溶けが良く、羊乳のこってりしたコクと青カビのコントラストが特徴。 ロックフォール村にて洞窟で熟成が定められている歴史の古いブルーチーズです。特有の個性があり、病み付きになってしまう愛好家が跡を絶ちません。
羊乳のコクがしっかりな生地に、フルーティーで力強い青カビ。ハチミツ少量をつけても美味しい。

Avant dessert.
小さなデザート
デザートの前に数口の氷菓を。

Marjolaine aux marrons glace au cassis.
フランス産マロンのマルジョレーヌとカシスのアイス
プラリネクリーム、生クリーム、ガナッシュを重ね、軽い食感の生地で挟むマルジョレーヌ。フランス生まれのクラシカルな伝統菓子です。
マロンクリームやカシスソース、ガナッシュを何層にも重ねてアレンジ。生クリームを薄く挟むことで一体感を出しつつ、口に入れた瞬間、ふわっと解けるような口当たりに仕上げます。

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Pain et Beurre du PAMPLIE.
フランスパムプリー(AOC)無塩バターと、そのバターのために作った自家製パン
パンプリー酪農協同組合は、110年以上にわたり高品質のAOP シャラント・ポワトゥーバターを製造しています。この酪農協同組合は、1905年創業のドゥー・セーヴルの小さな村パンプリーにおいて、生産農家のノウハウを注ぎつつ、シェフのこだわりを反映しながら、優雅さとテロワールの表現のバランスを探求しています。
パンプリーの品質の特徴としては、

  • クリームのゆっくりとした成熟を伴う伝統的なかく乳の独自の製造プロセス
  • 工場から30キロメートル以内で探られた牛乳を使い、12 時間以内に製品化
  • 地元の伝統を受け継いだ真似のできない職人のノウハウ

今日、スターシェフや、Culinaire de France のメンバーからの信頼を勝ち得て、高品質なバターを生み出す第一人者として認められています。

無塩のパンプリーバターの綺麗でコクのある味わいに合わせて考案したオリジナルのディナー用パンは朝一番で仕込み、じっくり発酵。ディナー直前に焼き上げてご用意しております。

Mignardises.
三種の小菓子
カヌレ・ド・ボルドー、フィナンシェ、クレム・オー・ショコラ(生チョコレート)

Café ou Thé.
食後のひととき(コーヒー・エスプレッソ、紅茶、ハーブティー)

・阿佐ヶ谷のカフェ・フレスコさんで焙煎してくださるグアテマラのサンタ・アナ(GUATEMALA SANTA ANA)のコーヒー
グアテマラはメキシコの南にある中米の国で、火山、熱帯雨林、古代マヤ文明の遺跡で知られています。
サンタ・アナ農園はサンタロサ県、テクアンブロ火山とパカヤ火山の間にあるヌエボ・ビニャス村にあります。この農園の近くにはイドリア農園、シエリート農園、アマティージョ農園が隣接し、これらの土地は18世紀以来、地主でありコーヒー生産者であるリザンドロ氏の子孫によって代々受け継がれてきました。
この地域の雨量、土壌の種類、農園の標高の組み合わせがユニークなフレーバーを生み出します。収穫する際には完熟したチェリーのみを摘むように厳重に管理をしており、コーヒーの品質を高めるために大切なことだと農園主のフェルナンド氏は語ります。

・ミシェラドーロのエスプレッソ
Miscela d’Oro S.p.A  -ARTISAN COFFEE ROASTERS-南イタリア・シチリアのコーヒーブランド
ミシェラドーロは、大量生産され均質化しつつあるコーヒー業界において、今なお「職人技術」を大切に、独自のテイストを産み出す生産体制を保っています。最新の技術、設備、長い年月で培われてきた経験と感覚を頼りに、世界中のコーヒーファンを魅了するブレンドを作り続けています。
ミシェラドーロ

・ダージリンティー
ミンゲル茶園 ダージリン春摘み(ファースト・フラッシュ)
インド・ダージリンのシンゲル茶園で有機栽培された紅茶。紅茶は年に4回茶摘みが行われており、中でも春摘みはリーフがとても大きく、上質な新芽です。ファーストフラッシュと呼ばれ、その若草色のリーフには、シルバーチップと呼ばれる美しい銀色の繊毛も見ることができます。

ファーストフラッシュとはその年の初め、春に摘まれた新茶のこと。その中でもダージリンは淡く黄金色の紅茶で芳醇な香りが特徴です。

ダージリンはチベット語で「雷が落ちた場所」という意味があり、その場所にあった仏教寺院の名前に由来しているという説もあります。ヒマラヤ山麓に位置する避暑地で、茶畑は標高の高い山岳地帯に広がっています。

ダージリンを名乗れるのはインド政府紅茶局が認定した87の茶園のみ。インド産の紅茶のうち、たった1%程度しかない貴重品です。山岳部特有の気象条件により、独特の香りや深みを生み出しています。

・ハーブティー(ヴェルヴェンヌ)
フランスでの名前なので、英名のレモンバーベナの方がご存知かもしれません。
ヴェルヴェンヌには鎮静効果があり、神経の緊張や不安を和らげ、温かなこのハーブティーは気持ちを穏やかにしくれます。不眠症に有効で、胃腸の調子を整え、消化を促進する効能もあり、夕食から就寝までの間に飲むととても効果的とのことです。気管支の炎症を抑える働きも持っているため、風邪のひき始めにもよく、ストレスからくる頭痛や腹痛、生理不順などにも効果があるといわれています。

 

どうぞお楽しみに。

 

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クリスマスコース:ムニュ・ノエル 18,900yen(税込)  12/19(木)~12/26(木)

ワインペアリング 6種付き    27,700yen(税込)

聖夜にふさわしい美味と魅力溢れる料理の数々を、大切な方と語らいながらお楽しみください
(コースの解説はこちら

料理名 / 胡椒名(産地)
 
Amuse-bouche
セルフィーユの根の甘いポタージュ
Cooktail de clube des neiges.
香箱蟹と林檎とコンソメジュレのカクテル/ サラワク白胡椒(マレーシア)
パリ時代にスペシャリテとしていた思い出深い一皿。パリの南にあるランジス(フランスにとっての築地、豊洲のようなもので、築地は0.23km²:23ha、豊洲市場は約0.407km²:40.7ha、ランジスはその10倍4.2 km²:420ha)へ一緒に行かないかと誘われて、良い経験になるだろうと、毎週イヴ・シャルルの運転で車で買い出しに行き、車いっぱいに買い物をして戻る。その際いいAraignée de mer(タカアシガニ)を見つけては買ってきてこの料理を提供していたのを懐かしく思い出されます。
香箱蟹、根セロリのレムラード、林檎、ダブルコンソメのジュレでカクテル仕立てにしてご用意致します。
 Pâté-croûte de pantade.
ホロホロ鳥とフォアグラのパテ・クルート / カンポット白胡椒 (インドネシア)
岩手の最高のホロホロ鳥を基軸に、リ・ドヴォー(仔牛の胸腺肉)とフォアグラ、トリュフを加え、パイ生地で包みます。パイ生地をしっかり焼き上げた後、ほろほろ鳥のコンソメゼリーを流し入れて完成。食材それぞれの味わいが馴染むように1週間休ませてご提供します。
クリスマスといばローストチキンが定番ですが、旨味あるホロホロ鳥を採用し、尚且つフランスの伝統料理であり、手間のかかるパテ・クルートに仕立てます。リッチな旨みに舌鼓を打ちながら楽しくお召し上がりください。

Crème de Cèpe.
フランス産セップ茸(ポルチーニ)のスープ / ムントク白胡椒(インドネシア)
セップ茸は、イタリアのポルチーニ茸のこと。日本では、ヤマドリダケと呼ばれていて山鳥のようにふくらんだ形が由来しているところからそう呼ばれているそうです。フランスの松茸とも呼ばれるくらいの高級なキノコ。人工栽培の方法が未だに確立されていないそうで、自生している野生のセップ茸を採ってフランスから空輸で届いたものです。
そんなセップ茸をクリームスープに仕立て、泡立ててご提供することで、泡が弾けることで、軽さと香りをより一層感じられることと思います。ソテーしたセップ茸も忍ばせておくのので、その歯応えもとソテー仕立ての香りもお楽しみいただけます。

Daurade en croûte de sel .
天然真鯛の塩釜焼き / ペンジャサラワク白胡椒(カメルーン)
日本でお祝いの魚と言えば真鯛。旬は冬です。よく脂の乗った真鯛の身を香草をたっぷり練り込んだ塩釜で包み焼きにし、その香りと塩味が染み込んだ美味しさを体感ください。

Grillé de Filet de boeuf maturé sauce chateaubriand et truffe .
熟成木下牛フィレ肉のグリエ ソース・シャトーブリアン・トリュフ/ 倉田完熟胡椒 (カンボジア)
柔らかなフィレ肉の中でも一番美味しいと言われる部位がシャトーブリアン。そんな貴重なシャトーブリアンを香ばしくグリエにして余計な脂を落とし、そのシャトーブリアンのために考えられたクラシックソースとトリュフで格別なひと時を。
近江八幡のこだわりの木下牛に会ってきました。

Fromages.
本日のチーズ盛り合わせ (+ 1,980- )
ご予約の際にお申し付けください。

・フランス/ノール=パ=ドゥ=カレから ミモレット(牛)
断面が明るいオレンジ色をした丸いチーズとしてよく知られています。このオレンジ色は植物色素(アナトー)によるものです。外皮はくすんだ茶色で、ボツボツと穴があいているのが特徴です。
熟成が進む前はやわらかさもありますが、熟成が進むと水分も減り、熟成具合によっては外皮にナイフが入らないくらい硬くなります。中身もハードタイプのチーズらしいかみごたえのある歯ざわりが楽しめます。
濃厚な味わいで、特に18ヶ月以上のものは、カラスミにたとえられることも多くそのうまみを味わうのもミモレットの楽しみです。

・フランス/イル=ド=フランスから ブリー・ア・ラ・ムタルド(Brie à la Moutarde)(牛)
イル・ド・フランス地方のセーヌ・エ・マルヌにあるルゼールチーズ酪農場が製造する、低温殺菌された牛乳から作られるチーズで、柔らかいブルーム状の表皮が特徴です。塩漬けの後、フレッシュな状態で半分に切ってマスタードを挟んでいます。通常のブリー・ド・モーと同様に熟成され、白い外皮が膨らみ、内部はますます柔らかくクリーミーになり、マスタードを中に閉じ込めます。
ブリー・ド・モーは、フランスで最も古いチーズの一つ。熟練したチーズ職人と熟成士のノウハウから生まれたもので、工業的な低温殺菌のブリーとは一線を画しています。ブリー・ア・ラ・ムタルドもイル・ド・フランスの食文化遺産の一部であり、ブリーとマスタードの伝統的なマリアージュを考えるのは当然のことだったのです。

・イタリア/ロンバルディア州から ロビオラ=ディ=ブーファラ(水牛)
ロンバルディアで作られる新しいタイプで水牛のミルクで作る白カビチーズです。
生地は他のチーズにはない、水牛ならではのトロッとした食感。臭みはなく、水牛のコクが口に広がります。真っ白な白カビに覆われた外皮は薄く、生地も真っ白でつややか。

・イタリア/ピエモンテ州から  テストゥーン=アル=バローロ (牛乳、山羊乳)

牛乳をメインにごく少量の山羊乳で作られるテストゥーンというチーズを半年熟成した後、樽の中にイタリアワインの王様バローロのワインとその搾りカスとともにチーズを漬け込んでさらに半年熟成したセミハードタイプ。ワインの香りがチーズに染み込み、イタリアでは「酔っぱらいチーズ」というカテゴリーにも分類されています。
ほろほろとした崩れやすい白い生地は爽やかな酸味と熟成の旨みが感じられます。その中にしっかりと芳香なワインの味も相交じり、とても香り高く、高貴な味のするチーズに仕上げられています。 葡萄の搾りかすは外してお召し上がり下さい。ハチミツ少量をつけても美味しい。

・フランス/オクシタニーから ロックフォール
口溶けが良く、羊乳のこってりしたコクと青カビのコントラストが特徴。 ロックフォール村にて洞窟で熟成が定められている歴史の古いブルーチーズです。特有の個性があり、病み付きになってしまう愛好家が跡を絶ちません。
羊乳のコクがしっかりな生地に、フルーティーで力強い青カビ。ハチミツ少量をつけても美味しい。

Bûche de Noël.
ブッシュ・ド・ノエル
クリスマスといえばブッシュドノエルですよね。
ジェノワーズ、ガナッシュ、クレープ、生クリーム、蜂蜜、ドライフルーツ、ナッツ。
クリスマス限定の美味しいブッシュドノエルを是非

Pain et Beurre.
フランス産パムプリー(AOC)無塩バターと、そのバターのために作った自家製パン

Café ou Thé.
食後のひととき

・阿佐ヶ谷のカフェ・フレスコさんで焙煎してくださるグアテマラのサンタ・アナ(GUATEMALA SANTA ANA)のコーヒー
グアテマラはメキシコの南にある中米の国で、火山、熱帯雨林、古代マヤ文明の遺跡で知られています。
サンタ・アナ農園はサンタロサ県、テクアンブロ火山とパカヤ火山の間にあるヌエボ・ビニャス村にあります。この農園の近くにはイドリア農園、シエリート農園、アマティージョ農園が隣接し、これらの土地は18世紀以来、地主でありコーヒー生産者であるリザンドロ氏の子孫によって代々受け継がれてきました。
この地域の雨量、土壌の種類、農園の標高の組み合わせがユニークなフレーバーを生み出します。収穫する際には完熟したチェリーのみを摘むように厳重に管理をしており、コーヒーの品質を高めるために大切なことだと農園主のフェルナンド氏は語ります。

・ミシェラドーロのエスプレッソ
Miscela d’Oro S.p.A  -ARTISAN COFFEE ROASTERS-南イタリア・シチリアのコーヒーブランド
ミシェラドーロは、大量生産され均質化しつつあるコーヒー業界において、今なお「職人技術」を大切に、独自のテイストを産み出す生産体制を保っています。最新の技術、設備、長い年月で培われてきた経験と感覚を頼りに、世界中のコーヒーファンを魅了するブレンドを作り続けています。
ミシェラドーロ

・ダージリンティー
ミンゲル茶園 ダージリン春摘み(ファースト・フラッシュ)
インド・ダージリンのシンゲル茶園で有機栽培された紅茶。紅茶は年に4回茶摘みが行われており、中でも春摘みはリーフがとても大きく、上質な新芽です。ファーストフラッシュと呼ばれ、その若草色のリーフには、シルバーチップと呼ばれる美しい銀色の繊毛も見ることができます。

ファーストフラッシュとはその年の初め、春に摘まれた新茶のこと。その中でもダージリンは淡く黄金色の紅茶で芳醇な香りが特徴です。

ダージリンはチベット語で「雷が落ちた場所」という意味があり、その場所にあった仏教寺院の名前に由来しているという説もあります。ヒマラヤ山麓に位置する避暑地で、茶畑は標高の高い山岳地帯に広がっています。

ダージリンを名乗れるのはインド政府紅茶局が認定した87の茶園のみ。インド産の紅茶のうち、たった1%程度しかない貴重品です。山岳部特有の気象条件により、独特の香りや深みを生み出しています。

・ハーブティー(ヴェルヴェンヌ)
フランスでの名前なので、英名のレモンバーベナの方がご存知かもしれません。
ヴェルヴェンヌには鎮静効果があり、神経の緊張や不安を和らげ、温かなこのハーブティーは気持ちを穏やかにしくれます。不眠症に有効で、胃腸の調子を整え、消化を促進する効能もあり、夕食から就寝までの間に飲むととても効果的とのことです。気管支の炎症を抑える働きも持っているため、風邪のひき始めにもよく、ストレスからくる頭痛や腹痛、生理不順などにも効果があるといわれています。

Mignardises.
お土産:三種の小菓子
カヌレ・ド・ボルドー、フィナンシェ、クレム・オー・ショコラ(生チョコレート)

 

どうぞお楽しみに。

「鳥羽水族館→伊勢神宮」 

[前編 ヴァカンス。尾鷲漁港→新鹿海水浴→鳥羽水族館]はこちらから  

到着!鳥羽水族館。

楽しみにしていた水族館についに到着で一惺はしゃぐ。ペンさんとひな大は一緒に連れて行かなくちゃと腕に抱えてさあ出発。

相変わらずの綺麗な空。強い日差し。
潮の香り。海が近い。
さぁ入ろう。

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チケット購入。ペンさんとひな大も。一惺は早く入りたくてそわそわ。

 

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早く行きたくて一人先行。エスカレーターに飛び乗って。

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まずは入り口のペンギン達と仲良くパシャリ。

さて、入ろう。涼し〜。

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シーラカンスが綺麗。

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どこから見よっかな〜。

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店で魚を捌いてると必ずなんの魚?って聞いてくる一惺。何を思ってるんだろう。

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水族館の丸窓から見える島。なんだろう?と思って調べたら、真珠島だって。次回は行ってみようかな。

<真珠島>
ミキモト真珠島 は、三重県鳥羽市の鳥羽湾内に浮かぶ小島。 英虞湾内にある神明浦と並ぶ養殖真珠発祥の地であり、全島が株式会社御木本真珠島 が経営するレジャー施設となっている。島内では真珠工芸品が展示されている他、海女の実演が催される。 年間観光客数は25 – 26万人で、約1割が日本国外からの来客である。(wiki)

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一人で先へさきへ。
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青いオマール海老。ブルーマロンと言って、たまに真っ青な個体が生まれるそう。
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特大アメリカンロブスター(オマール海老)の剥製。大きい!

寿命も非常に長く、体も大きくなるのが特徴です。
体長が120cmを越えるものも捕獲されています。

オマール海老は寿命が長いそうで、何十年も人間に捕まらなければこんなにも大きく育つこともあると書いてある。オマール海老は水深5〜20mに生息してるそうで、水中でこんなデカイのに出会ったら怖すぎる。でかいハサミに挟まれたら間違いなく逃げられないですね。こんなのがいた日にはどちらが捕食者になるかわかったものではない。

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カブトガニ!恐竜の時代から変わらずに生きてるなんてすごいよね!
「恐竜の時代!?昔すぎておもろい。」一惺談

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下側やば。グロ注意だけど気になる方は拡大どうぞ。

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でっかいアンモナイトの化石にも一惺びっくり。

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オットセイが泳ぐ泳ぐ。

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イッセイの目の前でオットセイの食事。

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アシカのショー

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アシカも楽しそう。                                    トドだったかな?

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亀でか!

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お袋と麻美さん。

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なぜかこんなところにカピパラが一匹。麻美さんと一惺はかわい〜!と大盛り上がり。

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ま、かわいいか。

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なんというか、デカイ。マナティーだったかな。太り過ぎじゃない?

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IMG_20240729_161651_1724752016218 IMG_3135IMG_3137 IMG_3138太り過ぎじゃない?

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ジュゴンもデカイ。

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ペンギンいた!

 

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まずは記念写真。

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ペンギンにペンさんを紹介。

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念話?

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一匹増えてる。

 

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別に怖くないよーと言いながら。

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すぐ離れる。

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あっちむてホイ!

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ホイ!

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水族館をくまなく全部回ったところでちょうど17時。あれ?閉館の時間?。急いでお土産買ってこなきゃ!

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水族館お土産コーナーでラッコさん加入。ホテルまでの間一眠り。。。

ディナーは伊勢パールピアホテルで。

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やっぱり海鮮丼。

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松坂牛と湯葉。 へ〜美味しい。
お料理もそれぞれ美味しかったし、サービススタッフも皆さんとても気が利いていて、心地いいディナーでした。また来ようかな。

さて、一夜明けて最終日。
今日は伊勢神宮です。
透き通るような青い空、白い雲。今日も暑くなりそう。

まずは外宮からということで、ホテルから歩いて向かう。と、その道途中にいきなりの洋館。昔の洋館に今はフランス料理店が入ってるとかよくあるので、どんな感じなのかなと壁づたいに来てみると、パフフェの看板。なんだ喫茶店か〜と思いながらメニューを眺めると、なんか面白そう。
ダンデライオン?なんか聞いたことあるな〜ってなって、オープン10時から?今は?え?5分前?じゃ〜寄ってくか。という流れでそのまま急遽寄り道。

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パフェ食べる? ラッコに相談。

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早速この店が出してる本を発見して読み始める。

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流石にまだ他のお客さんはいなくて広々貸切状態。贅沢な空間。
早速場所どり一惺。

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真剣に読み込んでる。

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トレーに乗せて運んでくるとラッコさんが立っていたので、ラッコさんと記念写真。

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美味しそう。

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調べてみると吉祥寺にもあるらしい。だから聞いたことあったのかな?

さて、目的地に着く前からくつろいでしまったが、気持ちも新たに出発。すぐに外宮に着いた。

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地図を確認。せんぐう館ってなんだろう?

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外宮に入ってゆく。なんだか少し気温が下がったように感じる。マイナスイオンみたいな空気感。気持ちいい。IMG_3204

 

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あれ?麻美さんは?と見渡すと発見。

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木の幹の太さを測る。いや、わかるのか?

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一惺も加わる。いや、わからないでしょ。
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麻美さん曰く、「生命の息吹を感じてたの!生命力を分けてもらってたの!」

 

 

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お袋も頑張って登って。IMG_3212

お参り。

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この石に手をかざして、手のひらが暖かく感じたらパワーをもらえている証らしい。
手をかざしてみる。石をじーっと見ながら手のひらに意識を集中。。。ん?あれ、手のひらがあっったかい! yばい、めっちゃあったかいんだけど! え? 伊勢神宮に気に入られている?俺やばない? と心の中で驚きながら喜びつつ、ひとしきり幸せを堪能した後、ふと手の甲に視線をやると、ん?手の甲、日陰? 恐る恐る手の甲を日向へ・・・手の甲も暖かくなる。
恥ずかし! 声に出してはしゃがなくってよかった〜。心からそう思ったのでした(汗。

そしてせんぐう館へ。入館料大人300円、小学生100円。内部写真撮影禁止。
まず、涼しいのがありがたい。涼しいの最高!と思って廻り始めたけれど、いやいや、素晴らしい内容でした。一惺も興味を持てるものが多いし、僕ら大人にも十分大満足な充実の内容。20分も涼めればいいかなくらいの気持ちが、気付いたら1時間半くらいじっくり観てしまい、神道がまた好きになった。 ここはぜひ訪れるべき。

さて、外宮に思いの外時間をかけてしまったために、歩いて内宮を目指すことは諦めて(暑いし。)、バスに乗り内宮に到着。
まずはおはらい町の入り口あたりで伊勢うどんを食べる。
初日、尾鷲までの車中、今回の旅行で食べたいものは?の話になった時、お袋が、「伊勢うどん食べたことある?真っ黒いうどんよ。スープが醤油の濃い黒色をしてるの。でもしょっぱいって感じじゃないのよ。ま、美味し〜!って感じでもないけれど、せっかく行くんだしどこかで食べといたら?」って言ってたので、今日のお昼は伊勢うどんって決めていた。
初の伊勢うどん。黒い中にうどんが入ってるってどんなのだろう? うん、シンプルで美味しい。と思って食べていると、「ここのはちょっとしょっぱいわね。」とお袋。もうちょっと上手なお店もあるわよ的な感じなので、今度調べて食べに行こうかな。

さて、腹も満たされたし、本日のメイン、内宮へ。まずは入り口の地図チェックから。と思ってよく見たら、ここから外宮までの地図でした。

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気を取り直していざ出発。

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おお〜、なんか本当に神様がいそう。

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立派な鳥居。

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宇治橋を渡って神苑へ。

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美しい。神秘的で重厚な凛々しさ。
暑い日なはずなのに雲があるおかげでほのかに涼しい。気持ちいい〜!

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日の丸ってやっぱりかっこいいな〜。

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ジャリッ、ジャリッて歩く音がまた心地いい。

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あれ?麻美さんと一惺は?と思ったらかなりゆっくり歩いてきた。一惺がピンクのズボンで探しやすい。
待ってて聞いてみると、なんだか急に体調が悪くなってきたらしい。ということで、ここからは麻美さんに合わせてゆっくり歩く。
(伊勢神宮に来たのに体調が悪くなってしまったので、本人的には神様に好かれてないのかなとか色々考えてちょっと落ち込んでいたらしい。ただ、後々調べてみると、『伊勢神宮の鎮座する土地の磁場が強すぎるから磁場酔いと呼ぶものになる方が結構いる』とか『伊勢神宮の強い御神気を浴びることで、人間の身体が活性化されて、いわゆる毒出しのような反応が起きるのかもしれません』[神様のひとりごとから抜粋]。ということを読んで胸を撫で下ろしていました。きっとそうなんだろうなと僕も思います。)

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今度こそ地図ゲット。

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手を洗う。昔の参拝者もここで手を洗ったのだと思うとちょっと感動。日本の文化っていいですね。
二人とも、きちんと心まで清めたかな?

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よし! 行こう!

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内宮もいい雰囲気。雲と木陰のおかげでとても気持ちいい。

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天照大神をお祀りする正宮、
正式には「皇⼤神宮」到着!

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さあ行こう!
写真は撮りませんでしたが、しっかりお祈りしてきました。

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伊勢神宮来れてよかった〜。
こういう自然と一体になってる感じ、素朴で、シンプルで、必要なものしかない感じ、物質的な価値や煌びやかさではなく、方角や建物の角度、数字、文字、植物に価値を見出す日本文化の精神性、神秘性、とても素晴らしく、感動ばかりでした。

ご先祖に感謝。日本に感謝。日本に生まれて本当に良かった。

 

最後神楽殿の前を通ると、何やら一惺が興味しんしん。ここだけ少し重厚な構えの社殿だから気になるのか、一緒に見ていると、ご祈祷の参拝者がお社(やしろ)に入って行く。一惺も行きたい!と言い出して、ご祈祷は年始に3人とも阿佐ヶ谷の神明宮でしてもらってるし、う〜んどうしようかなと迷ったけれど、一惺はどうしても中に入りたいらしく、ま、次いつ来れるかわからないし、じゃ、ここでもそれぞれご祈祷してもらうか、となって、お願いすることに。

結果、期待以上のご祈祷でした。神事を行う方々、巫女さん、合わせて15人くらいの方々それぞれが、美しい立ち居振る舞いで、雅楽の生演奏もあって、まるで平安時代にいるような、とても素晴らしいご祈祷でした。一惺もきちんと感じ入って見ていました。本当に日本の文化は美しい。
加えてここでも貸切り。大変恐縮でしたが、僕ら家族のためだけにこんなに素晴らしいご祈祷をさせていただける僥倖、もう二度とないこと。本当に本当にありがとうございました。そして、一惺に感謝。

神楽殿を出ると、授与所もあって、参拝者がお札やお守りを見ていました。僕らは先ほどのご祈祷でもう大満足で、そのまま行こうとしたら、一惺が、あっ!っていうので、そちらをみると、なんと神棚用のお社が。一惺がこれ欲しい!って言って。先ほどの神楽殿での祈祷もそうだけれど、え、そこ行きたいのとか、それ欲しいの?って思うようなことで、強く主張する時の一惺の感性は素晴らしくて、でも、先ほどの素晴らしいご祈祷からの流れだし、お値段を見るとなかなかなお値段でも、見れば見るほど僕らも欲しくなってきた。どれにする?大は大きすぎるし、中かな?と麻美さんに聞くと、それでも大きいし、小さいのにしましょう、っていう麻美さんの鶴の一声で、僕の後ろ髪が少し引かれましたが(ないけれど)、小さいお社にすることに決定。

神様に失礼かと、携帯の電波は切って、できるだけ触らないようにしていたので写真は少ないけれど、素晴らしい体験でした。

後日、届きました!立派な茅葺き屋根のお社。
小サイズとはいえ、40cm x 50cm x30cmほどで、そこそこ大きいお社。
DIYでリビングの壁の上の方に神棚を作り、お社を設置。
僕らはマンションに住んでいるので、麻美さんが神棚について色々調べてみると(今更ですが)、上の階にお住まいの方がいるとお社を上から踏みつけることになるらしく、いいことではないという、思いもしなかったことを知り、このあたりが低層住居専用地域、3階建てマンションの3階で良かった〜と胸を撫で下ろしていました。この住まいを見つけ、気に入ったのは麻美さん。麻美さんのインスピレーション、さすがです。

 

 

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