クルティーヌでの食事をもっと楽しく。ご来店前に読んで会話にエッセンスを。
センニチコウ:(千日紅)
ティーペアリング(Non Alc)6種 付き ¥18,000 (¥19,800 )
ワインペアリング 6種付き ¥21,000 (¥23,100)
花言葉
「色褪せぬ愛」「不朽」
料理名 / 胡椒名:産地
Amuse-bouche.
小さな琥珀色のコンソメスープ
1986年にパリ近郊でオープンした頃から作り続けるクルティーヌ伝統の琥珀に色づいた旨味凝縮のコンソメスープを一口お持ちします。昨今、口にする機会が減少してきた本来のダブルコンソメスープで、これから始まるコースへの期待を高めて頂けますと幸いです。
Terinne de SANMA-sardine aux rouille à la tomate séchée.
秋刀魚と鰯のテリーヌ ドライトマトのルイユ添え / カンポット赤胡椒(カンボジア)
北海道の秋刀魚と尾鷲の丸々太った鰯の骨をそれぞれ外し、皮目を炙り、その出汁にゼラチンを加えたジュレで全体を整えつつ、雪室熟成の馬鈴薯やオリーブとともにテリーヌに仕立てます。五島さんのトマトプリンチペボルゲーゼをドライトマトにしてからパプリカの香り高いルイユと合わせ、添えてご提供いたします。
Pâté-croûte de chevrouil et son fois avec pantade.
本州鹿とほろほろ鳥のパテ・クルート/倉田黒胡椒 (カンボジア)
徳島の本州鹿とその肝臓、岩手のほろほろ鳥や熟成牛を使ってパテ・クルートに仕上げます。仕込みに3日以上かかる上、高温のオーブンで一気に焼き上げなくてはならないため、ご家庭ではまず作ることのないプロならではの料理。
パテ・クルートの世界大会がある程に、技術力が求められるフランスの伝統料理です。
Bisque de crabe des neiges.
ズワイ蟹のビスク/ サラワク白胡椒(マレーシア)
北海道産のずわい蟹を丸々(エラ以外)使った、ビスクと呼ぶクリームスープです。活けで届いた兵庫のズワイ蟹をカットし、バターで色付け、香味野菜とともにしっかり炒めたのちコニャックを加えて香りを出してから旨みを煮出し、生クリームで仕上げております。
Saumon de Tasmanie mi-cuit et son oeufs sauce à l’oseille.
タスマニアサーモン イクラとオゼイユのソース/ ペンジャ白胡椒 (カメルーン)
タスマニアサーモンの産地、タスマニアはオーストラリアの州の一つで、オーストラリア大陸から南東に240km離れたところにある島です。南緯40度~43.5度にありますが寒暖の差が少なく穏やかな海洋性気候となっています。
タスマニア島の大部分の自然は、太古からほぼ変わらずに残っており、ユネスコの世界自然遺産にも登録されています。
またタスマニア島は空気汚染が少ないことでも知られています。島内には大気汚染観測所があり、ここで観測された数値が世界の大気汚染ゼロ基準値とされるほどです。
さて、その世界一の美味しさと言われるタスマニアサーモンを半生に火入れ、北海道の筋子を仕立てたイクラと、オゼイユという西洋の酸葉のソースを掛けて、良い食材をシンプルに調理し、ご用意いたします。
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①Rumpsteak poêlé de boeuf maturé.
熟成黒毛和牛ランプ肉 /倉田完熟黒胡椒 (カンボジア)
静岡の長田さんの黒毛和牛。ランプ肉は腰から尻にかけての貴重な赤身がちの人気部位。50日間の自家熟成を経て旨みの凝縮した霜降り赤身肉をシンプルに焼き上げて。
②Perdreau rouge à l’Angoumois.
ペルドロー・ルージュ アングモワ風 /長胡椒 :石垣島
フランス産の赤足の山鶉を毛付きのまま2週間程度、吊るし熟成させ、コンソメで火入れた栗とトリュフを加えたファルスを詰めてローストします。マデラ酒で香りづけたソースと共に。(アングモワはフランスの旧地方名のひとつ。)
③Boeuf Wellington
[2名から] 熟成黒毛和牛ランプ肉のパイ包み (ブフ・ウエリントン) [+2,200] / 倉田完熟黒胡椒 (カンボジア)
熟成のランプ肉を焼き上げコニャックでフランベし香りづけて、キノコのペーストとともにパセリ風味のクレープで巻き、更に自家製パイで包みあげてオーブンでしっとり焼き上げた一皿です。
④Tourte de gibier
[2名ごと] ジビエのトゥルト [+3,300]
ペルドローグリ、尾長鴨、山鳩、キョン肩肉、本州鹿ロース肉(2週間熟成)使用
数種類のジビエ肉とフォアグラを パータ・パテというバターをたっぷりと練り込んだ生地で包み、焼きあげる、フランス料理愛好家が好まれる垂涎の料理です。
⑤Homard blue roti sauce corail et basilique
オマール・ブルー半身のロティ コライユとバジルの2種ソース [+7,700]
ブルターニュ産のオマール海老 。パリ1つ星当時から特に人気のある一品。クルティーヌのスペシャリテです。
⑥D’autres Gibiers
その他のジビエ料理(ジビエのパイ包みなど)
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Fromages.
本日のチーズ盛り合わせ (+ 1,980- )
スタッフにお申し付けください。
・フランス/ノール=パ=ドゥ=カレから ミモレット(牛)
断面が明るいオレンジ色をした丸いチーズとしてよく知られています。このオレンジ色は植物色素(アナトー)によるものです。外皮はくすんだ茶色で、ボツボツと穴があいているのが特徴です。
熟成が進む前はやわらかさもありますが、熟成が進むと水分も減り、熟成具合によっては外皮にナイフが入らないくらい硬くなります。中身もハードタイプのチーズらしいかみごたえのある歯ざわりが楽しめます。
濃厚な味わいで、カラスミにたとえられることも多くそのうまみを味わうのもミモレットの楽しみです。
・フランス/イル=ド=フランスから ブリー・ア・ラ・ムタルド(Brie à la Moutarde)(牛)
イル・ド・フランス地方のセーヌ・エ・マルヌにあるルゼールチーズ酪農場が製造する、低温殺菌された牛乳から作られるチーズで、柔らかいブルーム状の表皮が特徴です。塩漬けの後、フレッシュな状態で半分に切ってマスタードを挟んでいます。通常のブリー・ド・モーと同様に熟成され、白い外皮が膨らみ、内部はますます柔らかくクリーミーになり、マスタードを中に閉じ込めます。
ブリー・ド・モーは、フランスで最も古いチーズの一つ。熟練したチーズ職人と熟成士のノウハウから生まれたもので、工業的な低温殺菌のブリーとは一線を画しています。ブリー・ア・ラ・ムタルドもイル・ド・フランスの食文化遺産の一部であり、ブリーとマスタードの伝統的なマリアージュを考えるのは当然のことだったのです。
・イタリア/ロンバルディア州から ロビオラ=ディ=ブーファラ(水牛)
ロンバルディアで作られる新しいタイプで水牛のミルクで作る白カビチーズです。
生地は他のチーズにはない、水牛ならではのトロッとした食感。臭みはなく、水牛のコクが口に広がります。真っ白な白カビに覆われた外皮は薄く、生地も真っ白でつややか。
・イタリア/ピエモンテ州から テストゥーン=アル=バローロ (牛乳、山羊乳)
牛乳をメインにごく少量の山羊乳で作られるテストゥーンというチーズを半年熟成した後、樽の中にイタリアワインの王様バローロのワインとその搾りカスとともにチーズを漬け込んでさらに半年熟成したセミハードタイプ。ワインの香りがチーズに染み込み、イタリアでは「酔っぱらいチーズ」というカテゴリーにも分類されています。
ほろほろとした崩れやすい白い生地は爽やかな酸味と熟成の旨みが感じられます。その中にしっかりと芳香なワインの味も相交じり、とても香り高く、高貴な味のするチーズに仕上げられています。 葡萄の搾りかすは外してお召し上がり下さい。ハチミツ少量をつけても美味しい。
・フランス/オクシタニーから ロックフォール
口溶けが良く、羊乳のこってりしたコクと青カビのコントラストが特徴。 ロックフォール村にて洞窟で熟成が定められている歴史の古いブルーチーズです。特有の個性があり、病み付きになってしまう愛好家が跡を絶ちません。
羊乳のコクがしっかりな生地に、フルーティーで力強い青カビ。ハチミツ少量をつけても美味しい。
Avant dessert.
小さなデザート
デザートの前に数口の氷菓を。
Marjolaine aux marrons glace au cassis.
フランス産マロンのマルジョレーヌとカシスのアイス
プラリネクリーム、生クリーム、ガナッシュを重ね、軽い食感の生地で挟むマルジョレーヌ。フランス生まれのクラシカルな伝統菓子です。
マロンクリームやカシスソース、ガナッシュを何層にも重ねてアレンジ。生クリームを薄く挟むことで一体感を出しつつ、口に入れた瞬間、ふわっと解けるような口当たりに仕上げます。
Pain et Beurre du PAMPLIE.
フランスパムプリー(AOC)無塩バターと、そのバターのために作った自家製パン
パンプリー酪農協同組合は、110年以上にわたり高品質のAOP シャラント・ポワトゥーバターを製造しています。この酪農協同組合は、1905年創業のドゥー・セーヴルの小さな村パンプリーにおいて、生産農家のノウハウを注ぎつつ、シェフのこだわりを反映しながら、優雅さとテロワールの表現のバランスを探求しています。
パンプリーの品質の特徴としては、
- クリームのゆっくりとした成熟を伴う伝統的なかく乳の独自の製造プロセス
- 工場から30キロメートル以内で探られた牛乳を使い、12 時間以内に製品化
- 地元の伝統を受け継いだ真似のできない職人のノウハウ
今日、スターシェフや、Culinaire de France のメンバーからの信頼を勝ち得て、高品質なバターを生み出す第一人者として認められています。
無塩のパンプリーバターの綺麗でコクのある味わいに合わせて考案したオリジナルのディナー用パンは朝一番で仕込み、じっくり発酵。ディナー直前に焼き上げてご用意しております。
Mignardises.
三種の小菓子
カヌレ・ド・ボルドー、フィナンシェ、クレム・オー・ショコラ(生チョコレート)
Café ou Thé.
食後のひととき(コーヒー・エスプレッソ、紅茶、ハーブティー)
・阿佐ヶ谷のカフェ・フレスコさんで焙煎してくださるグアテマラのサンタ・アナ(GUATEMALA SANTA ANA)のコーヒー
グアテマラはメキシコの南にある中米の国で、火山、熱帯雨林、古代マヤ文明の遺跡で知られています。
サンタ・アナ農園はサンタロサ県、テクアンブロ火山とパカヤ火山の間にあるヌエボ・ビニャス村にあります。この農園の近くにはイドリア農園、シエリート農園、アマティージョ農園が隣接し、これらの土地は18世紀以来、地主でありコーヒー生産者であるリザンドロ氏の子孫によって代々受け継がれてきました。
この地域の雨量、土壌の種類、農園の標高の組み合わせがユニークなフレーバーを生み出します。収穫する際には完熟したチェリーのみを摘むように厳重に管理をしており、コーヒーの品質を高めるために大切なことだと農園主のフェルナンド氏は語ります。
・ミシェラドーロのエスプレッソ
Miscela d’Oro S.p.A -ARTISAN COFFEE ROASTERS-南イタリア・シチリアのコーヒーブランド
ミシェラドーロは、大量生産され均質化しつつあるコーヒー業界において、今なお「職人技術」を大切に、独自のテイストを産み出す生産体制を保っています。最新の技術、設備、長い年月で培われてきた経験と感覚を頼りに、世界中のコーヒーファンを魅了するブレンドを作り続けています。
ミシェラドーロ
・ダージリンティー
ミンゲル茶園 ダージリン春摘み(ファースト・フラッシュ)
インド・ダージリンのシンゲル茶園で有機栽培された紅茶。紅茶は年に4回茶摘みが行われており、中でも春摘みはリーフがとても大きく、上質な新芽です。ファーストフラッシュと呼ばれ、その若草色のリーフには、シルバーチップと呼ばれる美しい銀色の繊毛も見ることができます。
ファーストフラッシュとはその年の初め、春に摘まれた新茶のこと。その中でもダージリンは淡く黄金色の紅茶で芳醇な香りが特徴です。
ダージリンはチベット語で「雷が落ちた場所」という意味があり、その場所にあった仏教寺院の名前に由来しているという説もあります。ヒマラヤ山麓に位置する避暑地で、茶畑は標高の高い山岳地帯に広がっています。
ダージリンを名乗れるのはインド政府紅茶局が認定した87の茶園のみ。インド産の紅茶のうち、たった1%程度しかない貴重品です。山岳部特有の気象条件により、独特の香りや深みを生み出しています。
・ハーブティー(ヴェルヴェンヌ)
フランスでの名前なので、英名のレモンバーベナの方がご存知かもしれません。
ヴェルヴェンヌには鎮静効果があり、神経の緊張や不安を和らげ、温かなこのハーブティーは気持ちを穏やかにしくれます。不眠症に有効で、胃腸の調子を整え、消化を促進する効能もあり、夕食から就寝までの間に飲むととても効果的とのことです。気管支の炎症を抑える働きも持っているため、風邪のひき始めにもよく、ストレスからくる頭痛や腹痛、生理不順などにも効果があるといわれています。
どうぞお楽しみに。
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クリスマスコース:ムニュ・ノエル 18,900yen(税込) 12/19(木)~12/26(木)
ワインペアリング 6種付き 27,700yen(税込)
聖夜にふさわしい美味と魅力溢れる料理の数々を、大切な方と語らいながらお楽しみください
(コースの解説はこちら)
セルフィーユの根の甘いポタージュ
パリ時代にスペシャリテとしていた思い出深い一皿。パリの南にあるランジス(フランスにとっての築地、豊洲のようなもので、築地は0.23km²:23ha、豊洲市場は約0.407km²:40.7ha、ランジスはその10倍4.2 km²:420ha)へ一緒に行かないかと誘われて、良い経験になるだろうと、毎週イヴ・シャルルの運転で車で買い出しに行き、車いっぱいに買い物をして戻る。その際いいAraignée de mer(タカアシガニ)を見つけては買ってきてこの料理を提供していたのを懐かしく思い出されます。
香箱蟹、根セロリのレムラード、林檎、ダブルコンソメのジュレでカクテル仕立てにしてご用意致します。
ホロホロ鳥とフォアグラのパテ・クルート / カンポット白胡椒 (インドネシア)
岩手の最高のホロホロ鳥を基軸に、リ・ドヴォー(仔牛の胸腺肉)とフォアグラ、トリュフを加え、パイ生地で包みます。パイ生地をしっかり焼き上げた後、ほろほろ鳥のコンソメゼリーを流し入れて完成。食材それぞれの味わいが馴染むように1週間休ませてご提供します。
クリスマスといばローストチキンが定番ですが、旨味あるホロホロ鳥を採用し、尚且つフランスの伝統料理であり、手間のかかるパテ・クルートに仕立てます。リッチな旨みに舌鼓を打ちながら楽しくお召し上がりください。
Crème de Cèpe.
フランス産セップ茸(ポルチーニ)のスープ / ムントク白胡椒(インドネシア)
セップ茸は、イタリアのポルチーニ茸のこと。日本では、ヤマドリダケと呼ばれていて山鳥のようにふくらんだ形が由来しているところからそう呼ばれているそうです。フランスの松茸とも呼ばれるくらいの高級なキノコ。人工栽培の方法が未だに確立されていないそうで、自生している野生のセップ茸を採ってフランスから空輸で届いたものです。
そんなセップ茸をクリームスープに仕立て、泡立ててご提供することで、泡が弾けることで、軽さと香りをより一層感じられることと思います。ソテーしたセップ茸も忍ばせておくのので、その歯応えもとソテー仕立ての香りもお楽しみいただけます。
Daurade en croûte de sel .
天然真鯛の塩釜焼き / ペンジャサラワク白胡椒(カメルーン)
日本でお祝いの魚と言えば真鯛。旬は冬です。よく脂の乗った真鯛の身を香草をたっぷり練り込んだ塩釜で包み焼きにし、その香りと塩味が染み込んだ美味しさを体感ください。
Grillé de Filet de boeuf maturé sauce chateaubriand et truffe .
熟成木下牛フィレ肉のグリエ ソース・シャトーブリアン・トリュフ/ 倉田完熟胡椒 (カンボジア)
柔らかなフィレ肉の中でも一番美味しいと言われる部位がシャトーブリアン。そんな貴重なシャトーブリアンを香ばしくグリエにして余計な脂を落とし、そのシャトーブリアンのために考えられたクラシックソースとトリュフで格別なひと時を。
近江八幡のこだわりの木下牛に会ってきました。
Fromages.
本日のチーズ盛り合わせ (+ 1,980- )
ご予約の際にお申し付けください。
・フランス/ノール=パ=ドゥ=カレから ミモレット(牛)
断面が明るいオレンジ色をした丸いチーズとしてよく知られています。このオレンジ色は植物色素(アナトー)によるものです。外皮はくすんだ茶色で、ボツボツと穴があいているのが特徴です。
熟成が進む前はやわらかさもありますが、熟成が進むと水分も減り、熟成具合によっては外皮にナイフが入らないくらい硬くなります。中身もハードタイプのチーズらしいかみごたえのある歯ざわりが楽しめます。
濃厚な味わいで、特に18ヶ月以上のものは、カラスミにたとえられることも多くそのうまみを味わうのもミモレットの楽しみです。
・フランス/イル=ド=フランスから ブリー・ア・ラ・ムタルド(Brie à la Moutarde)(牛)
イル・ド・フランス地方のセーヌ・エ・マルヌにあるルゼールチーズ酪農場が製造する、低温殺菌された牛乳から作られるチーズで、柔らかいブルーム状の表皮が特徴です。塩漬けの後、フレッシュな状態で半分に切ってマスタードを挟んでいます。通常のブリー・ド・モーと同様に熟成され、白い外皮が膨らみ、内部はますます柔らかくクリーミーになり、マスタードを中に閉じ込めます。
ブリー・ド・モーは、フランスで最も古いチーズの一つ。熟練したチーズ職人と熟成士のノウハウから生まれたもので、工業的な低温殺菌のブリーとは一線を画しています。ブリー・ア・ラ・ムタルドもイル・ド・フランスの食文化遺産の一部であり、ブリーとマスタードの伝統的なマリアージュを考えるのは当然のことだったのです。
・イタリア/ロンバルディア州から ロビオラ=ディ=ブーファラ(水牛)
ロンバルディアで作られる新しいタイプで水牛のミルクで作る白カビチーズです。
生地は他のチーズにはない、水牛ならではのトロッとした食感。臭みはなく、水牛のコクが口に広がります。真っ白な白カビに覆われた外皮は薄く、生地も真っ白でつややか。
・イタリア/ピエモンテ州から テストゥーン=アル=バローロ (牛乳、山羊乳)
牛乳をメインにごく少量の山羊乳で作られるテストゥーンというチーズを半年熟成した後、樽の中にイタリアワインの王様バローロのワインとその搾りカスとともにチーズを漬け込んでさらに半年熟成したセミハードタイプ。ワインの香りがチーズに染み込み、イタリアでは「酔っぱらいチーズ」というカテゴリーにも分類されています。
ほろほろとした崩れやすい白い生地は爽やかな酸味と熟成の旨みが感じられます。その中にしっかりと芳香なワインの味も相交じり、とても香り高く、高貴な味のするチーズに仕上げられています。 葡萄の搾りかすは外してお召し上がり下さい。ハチミツ少量をつけても美味しい。
・フランス/オクシタニーから ロックフォール
口溶けが良く、羊乳のこってりしたコクと青カビのコントラストが特徴。 ロックフォール村にて洞窟で熟成が定められている歴史の古いブルーチーズです。特有の個性があり、病み付きになってしまう愛好家が跡を絶ちません。
羊乳のコクがしっかりな生地に、フルーティーで力強い青カビ。ハチミツ少量をつけても美味しい。
Bûche de Noël.
ブッシュ・ド・ノエル
クリスマスといえばブッシュドノエルですよね。
ジェノワーズ、ガナッシュ、クレープ、生クリーム、蜂蜜、ドライフルーツ、ナッツ。
クリスマス限定の美味しいブッシュドノエルを是非
フランス産パムプリー(AOC)無塩バターと、そのバターのために作った自家製パン
Café ou Thé.
食後のひととき
・阿佐ヶ谷のカフェ・フレスコさんで焙煎してくださるグアテマラのサンタ・アナ(GUATEMALA SANTA ANA)のコーヒー
グアテマラはメキシコの南にある中米の国で、火山、熱帯雨林、古代マヤ文明の遺跡で知られています。
サンタ・アナ農園はサンタロサ県、テクアンブロ火山とパカヤ火山の間にあるヌエボ・ビニャス村にあります。この農園の近くにはイドリア農園、シエリート農園、アマティージョ農園が隣接し、これらの土地は18世紀以来、地主でありコーヒー生産者であるリザンドロ氏の子孫によって代々受け継がれてきました。
この地域の雨量、土壌の種類、農園の標高の組み合わせがユニークなフレーバーを生み出します。収穫する際には完熟したチェリーのみを摘むように厳重に管理をしており、コーヒーの品質を高めるために大切なことだと農園主のフェルナンド氏は語ります。
・ミシェラドーロのエスプレッソ
Miscela d’Oro S.p.A -ARTISAN COFFEE ROASTERS-南イタリア・シチリアのコーヒーブランド
ミシェラドーロは、大量生産され均質化しつつあるコーヒー業界において、今なお「職人技術」を大切に、独自のテイストを産み出す生産体制を保っています。最新の技術、設備、長い年月で培われてきた経験と感覚を頼りに、世界中のコーヒーファンを魅了するブレンドを作り続けています。
ミシェラドーロ
・ダージリンティー
ミンゲル茶園 ダージリン春摘み(ファースト・フラッシュ)
インド・ダージリンのシンゲル茶園で有機栽培された紅茶。紅茶は年に4回茶摘みが行われており、中でも春摘みはリーフがとても大きく、上質な新芽です。ファーストフラッシュと呼ばれ、その若草色のリーフには、シルバーチップと呼ばれる美しい銀色の繊毛も見ることができます。
ファーストフラッシュとはその年の初め、春に摘まれた新茶のこと。その中でもダージリンは淡く黄金色の紅茶で芳醇な香りが特徴です。
ダージリンはチベット語で「雷が落ちた場所」という意味があり、その場所にあった仏教寺院の名前に由来しているという説もあります。ヒマラヤ山麓に位置する避暑地で、茶畑は標高の高い山岳地帯に広がっています。
ダージリンを名乗れるのはインド政府紅茶局が認定した87の茶園のみ。インド産の紅茶のうち、たった1%程度しかない貴重品です。山岳部特有の気象条件により、独特の香りや深みを生み出しています。
・ハーブティー(ヴェルヴェンヌ)
フランスでの名前なので、英名のレモンバーベナの方がご存知かもしれません。
ヴェルヴェンヌには鎮静効果があり、神経の緊張や不安を和らげ、温かなこのハーブティーは気持ちを穏やかにしくれます。不眠症に有効で、胃腸の調子を整え、消化を促進する効能もあり、夕食から就寝までの間に飲むととても効果的とのことです。気管支の炎症を抑える働きも持っているため、風邪のひき始めにもよく、ストレスからくる頭痛や腹痛、生理不順などにも効果があるといわれています。
Mignardises.
お土産:三種の小菓子
カヌレ・ド・ボルドー、フィナンシェ、クレム・オー・ショコラ(生チョコレート)
どうぞお楽しみに。