暖かくなってきましたね!
風が強い日が増えてきました。ほっこりとした日差しと風に乗って漂う春の香りが気持ちを晴れやかにしてくれますね。
外出するのが楽しいです。
さて、本日スポットを当てるは食材はふきのとう!
大粒で香り良し!が高知県から届きました。
ランチから全開で香り堪能のお皿をご用意します!
『 蕗の薹の一皿)ウフ・アラ・コック 』
こちらは、卵料理です。一般的には、一番ポピュラーな料理とも言える卵の料理。実は僕ら料理人にとって、とっても難しい料理と言われる料理の一つです。
今回のウフ・アラ・コックとは、「半熟卵」。
ルイ14世がこよなく愛した卵料理の一品で、実はとっても奥深い料理です。「ウフ・アラ・コック」とは(半熟卵の殻付き)という意味。
要するに、殻付きでないと提供できないほどにギリギリの火入れで提供するものです。
今回は、その殻付きでないと提供できないほどのギリギリ、ふわとろな卵の、しかもゆでたての崩れやすいものを、必死で殻をむいてアラミニッツで提供したいと思います。「殻取っちゃうのにウフ・アラ・コック」と言えるの? と感じるかもしれませんが、殻をつけてないと提供できないとされた火加減の卵の、その殻を非常に難しいバランスで、外すところに、クルティーヌで提供する価値があるということになります。 フランスの三つ星の戦場のような調理場で、大真面目に取り組む価値のある料理です。
今回は春風に乗ったふきのとうの香りと、春の代名詞プティサレ(海の塩草を食んだ仔羊)のベーコン、グリンピースなど春先取りの食材たちとともにご堪能いただきます。
どうぞお楽しみに。
続きまして、メインディッシュは
『 ふきのとうの一皿)鶏もも肉の香草パン粉焼き 』
肉の火入れで一番難しい鶏肉のお料理。そして、クルティーヌの得意料理です。
ハーブたっぷりの香草パン粉をまぶしたフランスを感じる一皿。
こちらにたっぷりのほうれん草とふきのとうをソテーして添えます。
シンブルですが、香りに溢れる一皿。きっと驚きの取り合わせですよ。
では、料理の準備に入ってきます!
おたのしみに!