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クルティーヌ は、本日ランチから、営業を再開いたします。 <続>10/12 (土)史上最大の台風が関東直撃。

皆様、台風19号の被害状況はいかがでしょうか。

台風19号は本州から離れましたが、昨日は川の氾濫などが相次ぎ、全国から深刻な被害が報告されております。皆様の無事を心よりお祈り申し上げます。

当店は特別な被害といった被害もなく、本日のランチから通常通り営業を再開いたします。

まだまだ、警戒が必要な状況が続いております。どうぞお気をつけてご来店くださいませ。
大変な状況の中ご来店くださるお客様には、腕によりをかけて、まごころ込めて美味しいお料理をご準備してお待ちいたしております。

台風の後片付け、頑張ってください。皆様とお会いできるのを心よりお待ちしております。

ランチ 13日  パッサージュA・Bコース 
本日(10/13日曜11:30~15:00, 18:00~22:30)明日(10/14月曜祝日11:30~15:00, 17:00~21:00)はランチ、ディナーともに営業いたします。

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 ・
10/12 (土)史上最大の台風が関東直撃。お店をお休みにすることにいたします。
ご予約確かに承りました。
引き続きどうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。
ご来店心よりお待ちしております。
皆様、台風の備えは万全でしょうか。
雨が強まってきました。

止むを得ず外出される際は十分にお気をつけください。

明日は本当に大変な台風になるようです。クルティーヌ も明日、営業するかギリギリまで悩んだのですが、なによりもお客さまのご来店、そしてご帰宅の際に、猛威を振るう台風の中で、何かあるといけませんので、明日(10月12日土曜日)お休みにすることにいたしました。
13日(日)、14(月)はランチ・ディナーともに営業いたします。
無事台風が過ぎた安心感とともに、皆さまのご来店をお待ちしております。
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植木や花壇を片付け、土嚢を積みました。あとは、閉店後テントを畳んで、入り口にも土嚢をして、冷蔵庫には氷をたくさん入れて、台風が無事過ぎ去るのを祈ろうと思います。
皆様、どうかお気をつけて、明日、お過ごしください。何事もないようお祈り申し上げます。

10月1日から始まる消費税増税に伴いまして。

10月1日からの消費税増税と軽減税率が施行されます。
クルティーヌでは、税込での価格表記を旨としておりますので、10月1日から全てのメニューの表示価格が2%程度上がることになります。どうかご了承くださいませ。

それに伴いまして、プリフィクスコースには、レジェコースを復活させることに致しました。

<平日限定 ランチプリフィクスコース>
レジェ(軽いコース)  ¥2,600-   (10月1日より¥2700-)
アミューズ +前菜 + メイン デザート  +  パン+ コーヒー 又は 紅茶

<月・水・木限定 ディナープリフィクスコース>
レジェ(軽いコース) ¥5,400-    (10月1日より¥5500-)
アミューズ+ 前菜 + メイン+ デザート+ パン + コーヒー 又は 紅茶

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

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ディナーメニューの詳細

 

           

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月・水・木曜日は 17:00 オープン /  18:30  ラスト入店   /    21:00 クローズとなり、2歳の息子をフロアで遊ばせながらマダムがサービスをする場合と、19:15 からシェフ一人で料理とサービスを兼任させていただく場合がございます。子供がお苦手なお客さま、または接待で子供がNGな場合はご予約の際にお伝えください。できる限り調整致します。ご了承くださいませ。

「花の名を冠するコース」や「スペシャリテコース」に加えて「プリフィクスコース A ,B」と、「シェフお任せコースA,B」もお選びいただけます。

☆ プリフィクスコース(月・水・木限定)
A   :6,900yen
小さな琥珀色のコンソメスープ + 前菜2+ メイン+ デザート+ 自家製パン + コーヒー

B: 8,900yen
小さな琥珀色のコンソメスープ+ 前菜2+ 魚料理+ 肉料理+ デザート+ 自家製パンと仏産バター + 三種のフランス小菓子(カヌレ、フィナンシェ、生チョコ)+ コーヒー

前菜、メイン、デザートをお選びいただき、ご予約の際にお伝えください。

A ,B コースをお選びになり、ご予約時に料理内容をお選びでない場合、または「内容をお任せ」いただいた場合には、基本的に追加料金のない料理で構成いたします。

☆「シェフお任せコース(月・水・木限定)」は、  追加料金のある料理までを含め、その日一番オススメな料理で、組み立てます。
「お任せ頂いたからには」と、通常より内容がちょっとお得に。
アレルギーや苦手な食材がございましたら ご予約の際にスタッフにお申し付けください。

「シェフお任せA 」8,900yen  
小さな琥珀色のコンソメスープ+ 前菜2品 + 肉料理 + デザート  +  コーヒー  

「シェフお任せB」 11,000yen   
小さな琥珀色のコンソメスープ+ 前菜2品 +  魚料理 +  肉料理  + デザート+ 三種のフランス小菓子+コーヒー  

 

クルティーヌコース 8,250yen
小さな琥珀色のコソメスープ + 前菜3品 +「マグレ鴨のロティ クルティーヌ  スタイル」+ デザート+ 三種のフランス小菓子+コーヒー

花の名を冠するコース 11,000yen
小さな琥珀色のコソメスープ +前菜3品 + 魚料理 + 肉料理 + デザート + 三種のフランス小菓子 + コーヒー
当店のシェフ善塔が織りなす、その月々の季節感、空気感をイメージしながら組み立てる月替りのフルコース。

<要予約>スペシャリテコース 14,300yen
小さな琥珀色のコソメスープ+前菜3品 + 魚料理 + 肉料理 + デザート + 三種のフランス小菓子 + コーヒー
クルティーヌのスペシャリテを中心に構成されるフルコース。

<要予約>熟成近江牛尽くし 18,400yen
小さな琥珀色のコソメスー+熟成肉の前菜3品+特別料理+ 肉料理 + デザート + 三種のフランス小菓子 + コーヒー

※  食材の入荷状況により予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

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※お料理に合わせてシェフがオススメのワインをご提案するペアリングワインをご用意しております。詳細はこちら

 

クルティーヌ では、食材の鮮度は当然ながら、お皿の鮮度にも重きをおいており、出来立てをお召し上がりいただくため、お食事時間に制限のある方は、ご予約の際にお伝えください。

「お客様がお席についてから、またはオーダーいただいてから、お食事の時間を逆算して食材にナイフを入れ、そこから一息に造り上げて出来立てをお召し上がり頂きます。そのため、細かな盛り付けに時間が割けないのが難点ですが、料理の躍動感とその香りを存分にお楽しみください。」

 

< Les Entrees >  前菜  使用する胡椒名:産地

 

熟成岩手県 久慈市山形町 「平庭闘牛(雄去勢)」 サーロインのタタキ 紫キャベツのエチュベとシブレットソース
滅多に市場に出回らない闘牛。高知ではなく、東北の闘牛でいっそう希少となります。フランスではスペインとの国境近くで名物となっていて、トロと呼ばれるその牛の独特のステーキを食べることができます。そんな闘牛だけが持つとも言える美味しさは日本でも健在。短角牛独特の赤身は、闘牛として成長することにより、引き締まり、かつ、サーロインといえど余計な脂肪はありません。
赤身が引き締まり、噛みごたえある肉質なので、お年寄りにはオススメしませんが、サーロインですから、歯が弱くない方であれば、ストレスなく嚙み切れ、牛肉では珍しいそのワイルドな味わいをご堪能いただけるかと思います。
もちろん、外国産の赤身肉の匂いとも全く異なる、闘牛しか持ち得ない香りと旨味。どうぞお試しください。

 

フランス産フォアグラのクレームブリュレ   /   ムントク白胡椒:インドネシア
フランス産の美味しいフォアグラをクレームブリュレに仕立てました。
濃厚なフォアグラの旨味がカソナードの甘みと苦味が相俟ってじっくりお楽しみいただけます。

北海道十勝産 山西農園の月光(糖度の高いユリ根)のスープ と そのアイス
糖度約24度。驚くほどに甘く「無農薬」ですので、生でも食べられます。

ゆり根は、種ユリを畑に植えてから、出荷するまでに4年以上かかるうえに、毎年植え替えが必要(別の畑に移します)です。
毎年花のつぼみを取ることで、根に栄養が溜まります。
一度ゆり根を植えた畑では連作障害を避けるため、4~10年はゆり根を植えられません。
山西農園では、ゆり根全体の約2割に当たる、1.5反の畑で月光を栽培しています。
月光は、日本では幕別町忠類地区と帯広市川西地区でしか栽培されていません。
生産者の数で言うと、10数軒です。

熊本県 産山村 井さんのあか牛 シンタマのタルタル  [  + 500]  /   倉田ペッパー黒胡椒: カンボジア 
阿蘇のあか牛といえばとても有名で、その中でも井さんの牛は赤牛の中の赤牛と言われ大変に評価が高く、入手困難な希少な牛。その中でも希少なシンタマをタルタルに仕立てます。自慢の馬鈴薯のフリットとともに。

馬鈴薯を纏ったラングスティーヌ(手長海老)  1尾  [ + 800]  /  カンポット白胡椒:カンボジア
大きめのラングスティーヌ(手長海老)にジャガイモを巻きつけて揚げた料理です。

リンゴとノルマンディーのカマンベールチーズのベニエ    カルヴァドスソー /    ペンジャサラワク白胡椒 :カメルーン
フランス北部、海沿いのノルマンディーはリンゴとカマンベールチーズの名産地。有名なリンゴの蒸留酒カルヴァドスはノルマンディーのものしか名乗れません。ちなみにその他の場所で作られた同様のものはアップルブランデー。
リンゴ、カマンベール、カルヴァドスと、ノルマンディーを感じる地方色の濃い一皿です。

ジビエのパイ包み コンソメとトリュフの泡 /     長胡椒  :  石垣島
鹿と猪の肉を刻み、きのこを加えて、パイで包んでおります。

自家製ブーダン・ノワール  /   長胡椒: 石垣島
新鮮な豚血と脂肪、スパイスを使ったフランス伝統料理を熟成近江牛でつくっております。長胡椒のアクセント。 ノワールとは“黒”という意味。当店オリジナルレシピ。その凝縮した旨味をご堪能ください

[11月に再開予定]    ジビエのパテ・オン・クルート(2名様ごと)/ペンジャサラワク黒: カメルーン [ +1000]

クルティーヌの国産ジビエは三重県から。
それは、ジビエをクルティーヌへと届けてくださる猟師さんが主に三重を拠点にしているためですが、やはり、猟師さんは誰でもいいわけではありません。クルティーヌでは大切な友人とのつながりによって、信頼できる方にお願いしています。こちらの猟師さんは、猟をした中で、より、クオリティの高いものをクルティーヌに届けてくださる貴重な方です。

食材として扱うジビエの美味しさの鍵として、猟の腕前が問われるのはよく知られています。仕留める際どれほど的確にポイントに弾を当てられるかが勝負で、できるだけ苦しまずに、肉に傷をつけずに遂行することが、肉質に大きく影響します。
その上で血抜きは仕留めてから最短で綺麗に抜いてしまわなくてはいけません。鹿を処理するところを想像するとわかりますが、大きな本州鹿の血抜きは、大仕事となります。やはり大変な作業ですが、ここでジビエの肉の香りが決定してしまうので、ゆっくりしていては、鮮度の落ちた血が全身に回ってしまい、その匂いが肉に入り込んで生臭みの原因となってしまいます。
その仕事ぶりは、届いた肉に全て見え、料理の味わいに顕著に現れます。猟師の方は命に誠実な方でなくてはいけません。
命へのリスペクトを生産者と料理人が持ち、相乗することで初めて成立する美味しさがあると思います。

クルティーヌの料理は全て自家製なので、パテ・オン・クルートの生地ももちろんタイミングを計って作ります。色々な生地のレシピがありますが、クルティーヌ ではフィユタージュ生地を折り使用します。手間と時間がかかりますがやはりこの生地でないとこの美味しさにはなりません。
滋味溢れる鹿や猪や、山鶉の旨味を一身にまとったこのパイの美味しさは格別。
中心に据えた山鶉の胸肉とフォアグラはしっとりと仕上がっています。

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箸休めのピクルスのようなものは、グレックといって、「ギリシャ風ピクルス」

オススメのワイン
仏・ローヌ ”   2015  CZエルミタージュ・ルージュ ラ・ギロード ”  [シラー100% ]  /  アラングライヨ

[要予約]熟成岩手県 久慈市山形町 「平庭闘牛(雄去勢)」 サーロインのタタキ 紫キャベツのエチュベとシブレットソース
滅多に市場に出回らない闘牛。高知ではなく、東北の闘牛でいっそう希少となります。フランスではスペインとの国境近くで名物となっていて、トロと呼ばれるその牛の独特のステーキを食べることができます。そんな闘牛だけが持つとも言える美味しさは日本でも健在。短角牛独特の赤身は、闘牛として成長することにより、引き締まり、かつ、サーロインといえど余計な脂肪はありません。
赤身が引き締まり、噛みごたえある肉質なので、お年寄りにはオススメしませんが、サーロインですから、歯が弱くない方であれば、ストレスなく嚙み切れ、牛肉では珍しいそのワイルドな味わいをご堪能いただけるかと思います。
もちろん、外国産の赤身肉の匂いとも全く異なる、闘牛しか持ち得ない香りと旨味。どうぞお試しください。

[要予約] 長野と静岡の契約農家から直送 数種の有機野菜とサラダと生ハム ガルグイユ仕立て
数種の有機野菜が主役の一皿。 野菜好きな方へ。

 [要予約]フォアグラと季節の果実のミルフィーユ  カカオ風味 フレッシュトリュフのアクセント[ +1,000-]  (クラタペッパー 黒:カンボジア )

今月は桃をフォアグラとフィユタージュに挟みました。この料理を目当てにご来店される方もおられます。食感と味わいのマリアージュをぜひお愉しみ下さい。ソースはマデラ酒とトリュフを使ったペリグーソース。
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オススメのワイン
仏・ボルドー(ソーテルヌ :貴腐ワイン)”  2002  シャトー・スデュイロー  ”  [ セミヨン90% ソーヴィニヨンブラン10%  ]
バフル時代を彷彿とさせるリッチな味わいのペアリングです。

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メイン

Les Plats

産地直送の  神経締めの鮮魚の一皿
その日のお勧めの仕立てになります。

魚の入荷によって変わりますが、真鯛やイトヨリ、太刀魚、メジナなどです。

クルティーヌ の魚料理は、三重の尾鷲、又は、高知土佐湾から届いた神経締めの活きのいいものを。神経締めにすると、締めた後も細胞がまだ生きていると錯覚している状態で、美味しさが違います。_20190301_142907

こちらの写真は“ハガツオの白ワインソース  ホタテの泡”


尾鷲のガスエビのラビオリ クモエビのエミュリュション(泡)
ガスエビは、その種類はさまざまで、石川ではクロザコエビとトゲザコエビの2種類がガスエビとされており、それぞれ旬も、生育場所も違います。福井では「越前エビ」と呼ばれるのに加え、そのほかの異名としては「ドロエビ」「ガラエビ」「トラエビ」「モサエビ」などが挙げられます。
いずれにせよ「見た目は悪いが味は極上」なのが特徴で、北陸では甘エビよりも好き、甘エビよりも甘いという人も珍しくありません。
鮮度が落ちるのが早いため、産地でないと味わえず首都圏等にはあまり出回りません。
鮮度が命のガスエビを産地直送で届いてすぐに軽くマリネし、ラビオリに仕立て、クモエビでソースを作りました。

滋賀県産 野生本州鹿のロティ とマッシュルーム 根セロリのピュレ添え 赤ワインソース/ 長胡椒: 石垣島

 

黒毛和種 鹿児島牛の厚切りフォワ・ド・ヴォー(レバー) 南仏バニュルスのソース /  長胡椒: 石垣島
黒毛和種 鹿児島牛の新鮮なレバーが入荷しました。バニュルス地方のリッチなバニュルスビオネガーとフォンドヴォーでソースを仕立てます。
パリ時代のスペシャリテです。ぜひ。

オススメのワイン
2016 CH
ヌフ デュ パプ「レ ・シナール」[グルナッシュ、シラー、ムールベードル]/ペラン

 

近江牛  木の下牛 抜群のロニョン(腎臓) 南仏バニュルスのソース/ 長胡椒: 石垣島
牛の生育の善し悪しは内臓に顕著に現れます。それほど内臓は正直で、偽ることがません。どんな食材もそうですが、健全であるほどに美味しい。クルティーヌ が信頼する近江八幡の木の下さんだからこその抜群のお美味しさです。とにかく抜群。オススメです。

 


熊本県 産山村 井さんのあか牛 赤身肉(シンタマ)のポワレ    [50g追加+1800-]/ 倉田ペッパー黒:カンボジア

あか牛の中のあか牛と言われる、有名な阿蘇の井さんのあか牛。引く手数多で入手困難な貴重な牛肉です。井さんのあか牛は綺麗な味わいで旨味が強く、熟成させるよりそのまま焼いた方がそのすごさを実感頂けると思います。シンプルにポワレにて。

短期(40日間)自家熟成      岩手県 久慈市山形町 「平庭闘牛(雄去勢)」 サーロインのポワレ    [50g追加+1800-] /倉田ペッパー黒:カンボジア
前菜のタタキでご説明した闘牛の、ポワレです。中心部がレアで冷たいタタキも香りがあって美味しいですが、温かなポワレもまた闘牛の個性を感じることができます。ローリエや、ニンニク、エシャロットなどと一緒にポワレして、独特で伝統的なワイルドな風味のポワレに仕上げます。ぜひお楽しみください。

 

短期(40日間)自家熟成 近江「木の下牛」赤身肉のポワレ    [50g追加+1800-]  /倉田ペッパー黒:カンボジア 
クルティーヌ がお勧めする近江八幡の木の下さんが育てる、近江牛です。トウガラシ、ミスジ、ウワミスジ、クリミなど。
40日熟成の醍醐味は、熟成中に起こる水分の枯渇による肉の味わいの凝縮感です。熟成香はそこまでのっていませんが、ストレートにお肉の美味しさを感じられる状態となります。

(木の下牛を訪れた際のブログもご興味がありましたら。「熟成肉(木の下牛)の故郷 近江八幡へ・・・ 」

 


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オススメのワイン
2011マルゴー デュ CH マルゴー/ [メルロ50%カベルネ・ソーヴィニヨン40% プティベルド10%]

 

長期(80日間)自家熟成近江木の下牛 サーロインのポワレ  70g  [+ 1700- ] / 倉田ペッパー: カンボジア 
その甘み、香り、柔らかさ、すべて、今まで食べてきたどんな熟成肉とも違うと感じていただけると思います。クルティーヌ の熟成肉はどれもそうですが、よく噛んでお召し上がりください。噛めば噛むほど香りが膨らみます。
世界一の熟成肉と並べても引けを取らない熟成肉を目指しております。
味わいをストレートに感じていただくために肉の出汁を使ったソースは添えておりません。ハーブのソースのみ添えております。
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熟成肉話にご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。
オススメのワイン
2012 フォジェール・ヴァリニエール [ムールヴェードル80% シラー20%] /  レオン バラル

 

40日自家熟成近江牛フィレ肉のフォアグラ添え、ロッシーニ風 トリュフ風味/  倉田ペッパー黒胡椒: カンボジア[ + 1700-]
ソースにはトリュフをたっぷり使ったペリグーソースを。
過去にたくさんの牛肉を食べてこられた食通の常連様方に、お世辞抜きで人生で一番おいしいお肉ですとお言葉をいただいております。


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(2名様ごと ) 仔羊とラパンと仔牛のパイ包み  ペリグー(トリュフ)ソース  [+ 1000-]        /長胡椒: 石垣島

(2名様ごと)  深い熟成 野生の雉とフォアグラのパイ包み ジビエソース    [+ 1000-]        /長胡椒: 石垣島
ジビエのお好きな方は、こちらを。
野生の雉の5週間熟成は熟成香りが芳醇で旨味があります。

 

<要予約> 3日前までにご予約ください

ご希望いただいてからフランスのブルターニュから空輸で取り寄せるオマール・ブルーのロティ・クルティーヌ スタイル[ +2,900-]  (2名様より) 5日前までにご予約ください。以降はカナダ産オマール海老[ + 1 ,500-]でのご案内となります。)
パリの一つ星当時から作り続ける「ア・ラ・ミニッツ」クルティーヌが誇るスペシャリテです。
1尾分または2名様ごとに ご予約を承ります。

お客様の口に入るタイミングがベストの美味しさになるよう、ア・ラ・ミニュット(オーダーが入ってから包丁を入れ、できたてを食べて頂くこと)で仕上げます。
シンプルですが、この味わいに勝るものなし。フランスでも日本でも、そうそう出会えない美味しさ。
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こちらを食べるためにご来店くださる方も。
詳しくはこちらで https://courtine.exblog.jp/19568436/

 

 

追加料理 

・[  600-]  「C-フリット」:   野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット (ムントク 白:インドネシア)
パリ時代から人気のフリット。
野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット。 香りが、旨味が、普通のフリットとは違います。
特に熟成肉との相性は抜群。

天然フレッシュ黒トリュフスライス    [1g  700円]
恋人の記念日などにちょっとしたイベントに。
トリュフは何と言っても削りたての香りが一番。テーブルで、サービススタッフが削ります。ご希望でしたら、ご自分で、またはお相手にスライスしていただくことも可能です。その瞬間をぜひ体験してみてください。
1gのトリュフでも、結構な量がスライスできます。香り高い黒トリュフに触れる機会など生涯に何度もあることではありません。ぜひお楽しみください。


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・  [  1,900-]  フロマージュ  4種  :  チーズの盛り合わせ [ ミモレット、カマンベール、コンテ、エポワース、ロックフォール](ケララ 黒胡椒:インド)

メインの後に、もしお腹に余裕のある場合は、ぜひフロマージュをお召し上がりください。かの有名な美食家ぶりやサヴァランは、チーズのない食卓は片目のない美女だと言っています。

・フランス北部ノルマンディーから届くカマンベール
ナポレオン3世が気に入って世に広まったという比較的最近作られ始めたチーズ。1789年にカマンベール村で作られたのが最初だとか。チーズといえば?と世界各国で問いかけてみたところ、一番多く答えられたのが「カマンベール」だったとか。

・コンテ
フランシュ・コンテ地方のジュラ県、ドゥー県およびローヌ・アルプ地方のアン県にまたがるフランス東部のジュラ山脈一帯で作られているフランスを代表する熟成ハードチーズです。
コンテの最大の特徴はナッツのような風味。熟成期間は12ヶ月。熟成期間や作られた季節、作り手などによって個性が異なり、多様なアロマや風味を楽しむことができます。熟成が増すにつれ、さらに複雑で芳醇な風味を醸し出すようになります。同郷の樽香のあるジュラワイン、特にヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)との相性が抜群。

・ブルゴーニュ地方からエポワース
ウオッシュチーズの代表格。マールと呼ばれる、ブルゴーニュ地方の蒸留酒(地酒)と塩水で洗いながら最低4週間は熟成させて、独特の香りと旨みを凝縮させます。かのブリヤ・サヴァランは、このチーズを指して「チーズの王」と呼んだとか。

・ミディ=ピレネー地方からロックフォール
フランス最古のチーズといわれている。
スールゾン村の地下に広がる洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ない羊乳のチーズ。
数千年前、この村内のコンバール山の北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たという伝説は有名。

 

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デセール
 Desserts

イチジクの赤ワイン煮 バニラアイス添え キュベベ黒胡椒: インドネシア

桃のスープ仕立て ベルヴェンヌのジュレ 杏仁のアイス添え

二種のアイス  カシスと桃、ピスタチオのアイス

<要予約>ヴァローナ社のグアナラショコラの焼きたてスフレ  ヴァニラアイスクリームを別添にて

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・ 琥珀色のコンソメスープ
あまりにも有名な、フランス料理の代名詞とも言われる料理です。
フランス時代のある日、気の置けない料理人と酒を飲みながら話していた時、ふとコンソメスープの話題になって、互いに熱を帯びてしまって気付いたら朝だった、というくらい語りつくせない想いのある料理です。

ところが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。
手間も時間もお金もかかる上に、技術的にもとても難しい料理です。仕方がないといえば仕方がないのですが、唯一お目見えする結婚式の披露宴などでは、委託業者のレトルトのコンソメスープばかりが目に映るようになりました。本来の姿に出会えず、個人的に落胆しているというのが正直なところです。

クルティーヌでは、オープン以来、もっぱら、誠実にあるべき姿で作り続けております。
そのコンソメスープはアミューズブーシュ(お通し)としてご提供しています。チャージ料や席料は頂かないので、厳密にはお通しとも違うのかもしれません。なんだか特別な気持ちで作り続けているので、お代をいただくのが無粋な気がしてそうしています。アミューズの一口しかご提供できませんが、訪れてくださった方に、心ばかりのおもてなしとして一番最初にお持ちしております。
料理は自然の恩恵の下で成り立ちます。その生命の滋味にあふれた琥珀色が染み入るのを感じながらお召し上がりいただけると幸いです。
45L鍋の底が見えるほど澄んだ黄金色のコンソメスープ。


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材料は、牛骨10kg ヒナ鶏ガラ7kg 鶏手羽先5kg 仔牛のスネ肉4kg 仔牛スジ2kg 牛スジ2kg 牛挽肉3kg 玉ねぎ2kg 人参2kg セロリと根セロリ500g トマト600g ニンニク100g白ワインとコニャック1.5kg  ハーブやスパイスetcで 40.4kg。
こちらを煮込んで、コンソメスープのベースを作ります。
そのベースへ、新たに挽肉などを加え、卵白で澄ませてゆくと…黄金色。

そして、黄金色を煮詰めて、凝縮させてゆくと… 琥珀色に変わる。
40kgの食材からゼラチン質を極力出さないようにして、旨味と香りのエキスだけを取り出した贅沢なコンソメスープの出来上がり。
40kgを超える材料を使い、2日かけて作って、出来上がりは僅か4L。

やはり、美味しいものは綺麗ですね。


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<クルティーヌをご堪能いただくために。>

クルティーヌの得意料理

クルティーヌで触れることの出来る世界一

<クルティーヌの食材(縁の下の力持ち)>


胡椒
胡椒続き

マカイバリ茶園

クルティーヌに来てくれたフランスの友人達

ウイリアム・ベルネー
ユーゴ・デノワイエー

ユーゴの肉

※ クルティーヌブログの更新は毎回クルティーヌのツイッター(https://twitter.com/maison_courtine】にて御知らせ致します。

  表示価格は全て「税サ込み」の表記です

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ラ・メゾン・クルティーヌ

Tel:03-6276-9938

住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10

HP:https://www.courtine.jp

Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : Tuesday,1st and 2nd Wednesday,Sunday dinner time
Hours :【Monday,Wednesday and Thursday】
11:30am~14:30pm(L.O.13:00pm)
17:00pm~21:00pm(L.O.18:00pm)
【Friday and Saturday】
11:30am~15:00pm(L.O.13:30pm)
18:00pm~22:30pm(L.O.21:00pm
【Sunday】
11:30am~15:00pm(L.O.13:30pm)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)

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営業時間のご案内(9月11日更新)細かく営業時間やメニュー内容を調整しております。ご覧ください。

いつもラ メゾン クルティーヌをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

7月1日より、ランチは10席、ディナーは6席にして、ゆったりと営業しております。
団体様は20名様まで承ります。ご相談ください。

キッチンは僕、サービスにはマダムの麻美(まみ)と、夫婦2人で、すべてを行うスタイルに変更して、早いものでもう2ヶ月がたちました。
新しい営業形態のもと、細かく営業時間やメニュー内容を調整しつつ、試行錯誤の日々を過ごしております。毎日必要分だけの食材を仕入れて、良い状態に管理し、他のレストランでは食べられない料理や、美味しいお料理をお待たせすることなくご提供できるオペレーションを保つことを念頭に、息子の為にすべきことも考慮しつつ、皆様にご満足いただける時間をお過ごしいただきたいと願っております。

よりいっそうご満足いただけるレストランとなるよう、全身全霊をかけて努めてまいりますので、これからも変わらぬご愛顧のほど、どうかぞ宜しくお願い申し上げます。

 

■営業時間
【月・水・木】
11:30~14:30  (ラスト入店.13:00)
17:00~21:00  (ラスト入店.18:30)
※2歳の息子をフロアで遊ばせながらマダムがサービスをする場合と、19:15 からシェフ一人で料理とサービスを兼任させていただく場合がございます。子供がお苦手なお客さま、または接待で子供がNGな場合はご予約の際にお伝えください。できる限り調整致します。どうぞよろしくお願い致します。

【金・土】
11:30~15:00  (ラスト入店.13:30)
18:00~22:30  (ラスト入店.21:00)

【日】
11:30~15:00  (ラスト入店.13:30)
18:00~22:30  (ラスト入店.21:00)※祝前日のみ営業

■定休日
毎週火曜日、第一・第二水曜、日曜のディナー (そのほか夏季・冬期休暇)

ランチ、ディナー共にお電話で当日のご予約も承りますので、「今からクルティーヌ に行こう」となりましたら、直前でもお電話くださいませ。

皆さまにつつがなくお料理をおたのしみいただくため、ご予約のお客様には準備万端で臨ませていただきます。

どうぞよろしくお願い致します。

ご予約の手引きも更新いたしました。合わせてご覧ください。

■メニュー

ランチコース

【月・水・木・金】
・ランチA 3,400円(選べるコース:アミューズ、前菜2品、メイン、デザート、パン、コーヒー)
・ランチB 4,800円(選べるコース:アミューズ、前菜2品、魚料理、肉料理、デザート、パン、コーヒー)
・クルティーヌコース 3,900円
・熟成和牛食べ比べコース6500円
・月替りの花のコース(要予約)10800円

【土・日・祝】
・パッサージュA   3,400円(アミューズ、前菜2品、選べるメイン、本日のデザート)
・パッサージュB   5,500円(アミューズ、選べる前菜、選べるメイン、本日のデザート)
・クルティーヌコース 3,900円
・熟成和牛食べ比べコース6500円
・月替りの花のコース(要予約)10800円

 

ディナーコース
ご注文いただいてからご用意するため、当日にお選びの場合お時間をいただきます。)

・プリフィクスコース A  6,900yen(税込)(月・水・木限定: 琥珀色の小さなコンソメドゥーブル、前菜2品、メイン、本日のデザート、自家製パン、オリーブオイル、コーヒー)

プリフィクスコース B    8,900yen(税込)(月・水・木限定: 琥珀色の小さなコンソメドゥーブル、前菜2品、メイン2品、デザート、自家製パン、AOCバター、コーヒー 又は 紅茶、小菓子3種)


・シェフおまかせコースA 8,900円(月・水・木限定: 琥珀色の小さなコンソメドゥーブル、前菜2品、肉料理、デザート、自家製パン、コーヒー)

・シェフおまかせコースB 10,800円(月・水限定:琥珀色の小さなコンソメドゥーブル、前菜2品、魚料理、肉料理、デザート、自家製パン、AOCバター、三種のフランス小菓子、コーヒー)

 

・クルティーヌコース 8,000円
・月替わりの花の名を冠するコース 10,800円
・スペシャリテコース 14,000円
・熟成肉尽くしコース 18,000円

ランチ、ディナーともに、空間を今までよりも広く使い、テーブルも大きいサイズを採用しております。

これからは、今までほどブログに詳細にご案内をお出しできないかもしれません。ツイッター(https://twitter.com/maison_courtine)で上げている空席情報や、インスタグラム(クルティーヌ で検索)は引き続き頑張っていきます。そちらも是非登録お願いします。

今まで数人で行っていたことを二人ですることになるので
はじめは皆さまにご迷惑をかけてしまうやもしれません。
ただ、料理は僕が一からすべて造ることや、サービスが定期的に変わってしまうことがなくなることからお店はこれから安定していくと思います。
料理はもちろんペアリングワインも引き続き力を入れ、マダムはクルティーヌ の料理やワインの勉強に熱を入れておりますので、皆さまにより一層ご満足いただける空間を提供してゆきます。

変わらぬご愛顧のほどどうぞ 宜しくお願い申し上げます。

ラ メゾン クルティーヌ  善塔 一幸

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フランス時代から懇意にしている、クルティーヌ 一押しの生産者 ジェラール・シュレール(写真は息子のブルーノ・シュレール):アルザス
彼らの世界的に希少なワインもリストに多く載せています。お楽しみに。

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クルティーヌ8周年&イッセイ2歳バースデイパーティー

9/16の月曜(祝)に
クルティーヌ8周年&イッセイ2歳バースデイパーティーを開催いたします。
今年は皆さまが一日通してもお楽しみいただけるよう、お昼の部はティータイムと称しまして、クルティーヌの美味しいデセールと軽食をご用意いたします。(もちろんワインに合うおつまみも)

 

15:00~18:00 クルティータイム (3,500yen)
パンぺルデュ、ブランマンジェ、パリブレスト、ヘーゼルナッツのクランブル、ヴァローナショコラとキャラメル 山椒の旋律、ティラミス、カフェフレスコさんのコーヒーゼリー、農家さんの野菜の美味しいサラダ、ロービーサンドウィッチ、自家製鴨の生ハム、サラミ など
 

18:00~21:00  パーティタイム (5,000yen)
自家製鴨の生ハム、ブーダンノワール、烏賊のセート風、牛筋の赤ワイン煮込み、パテドカンパーニュ、鴨脂と香味野菜でコンフィにしたジャガイモのフリット、フォアグラのレバーパテ、ごはん、ローストビーフ など。セラーに寝かせていたヴィンテージワインが飲みごろに・・・お楽しみに。

 

ランチとディナー両方ですと8000yenです。
10歳の未満のお子様は半額。
お料理の仕込みをひとりでするので、9/12(木)までにご参加のお電話をお願いいたします。

 

皆さまと祝えるのを楽しみにしています。
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営業形態 変更のお知らせ 7月1日より

いつもラ メゾン クルティーヌをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
急ではございますが、7月1日より、席数をしぼり、キッチンは僕、サービスにはマダムの麻美(まみ)と、夫婦2人で、すべてを行うスタイルに変更することにいたしました。
それに伴い、営業日やメニューなども一部変更することにいたしました。
皆さまにご迷惑をおかけしますことを、心よりお詫び申し上げます。
スタッフの教育、管理、求人、仕事環境の改善など、今まで、人材に対する環境を整えるために割いてきた時間を、既存料理の見直しや新しい料理の試作に集約してゆき、この道の求道者としてフランス料理のさらなる研鑽を積んでゆく所存でございます。

よりいっそうご満足いただけるレストランとなるよう、全身全霊をかけて努めてまいりますので、これからも変わらぬご贔屓のほど、どうか 宜しくお願い申し上げます。

7月1日より

■営業時間
【月・水】
11:30~14:30(L.O.13:00)
17:00~20:00(L.O.18:00)
【木・金・土】
11:30~15:00(L.O.13:30)
18:00~22:30(L.O.21:00)
【日】
11:30~15:00(L.O.13:30)

■定休日
毎週火曜日、第一・第二水曜、日曜のディナー (そのほか夏季・冬期休暇)
(すでにご予約いただいているお客様の お日にちやコースは予定通りご用意いたしますのでご安心ください。) 

月・水のディナーのラストオーダーが18:00というところに驚かれた方もおられるかと思いますが、それは、レストランを僕とマダムの二人で切り盛りすることになり、息子の一惺(イッセイ)をマダムが保育園に迎えに行く 19:15 以降は、僕がサービスを務めさせて頂きますので、そのサービスに支障をきたさないよう、逆算して、17時にオープンし、18時を料理のラストオーダー(正確には最終入店:ラストインのニュアンスです)とさせていただきました。

月・水のランチも少し早めの13:00がラストオーダーとなっておりますが、ランチに関しましては、14:30頃にご退出いただくところだけが重要ですので、どうしても13:30になってしまう場合はスピーディーにお食事をしていただけるというお約束のもと、いつでもご相談くださいませ。

木曜日~土曜日は家族ぐるみで一惺をみてくれるので、
営業時間はランチ、ディナーともに変更せずに続けられることになりました。

日曜日のランチも今まで通り 11:30~15:00(L.O.13:30)

皆さまにスムーズにお料理を楽しんでいただきたく、準備万端で臨むため、ディナーは前日の夜23時までの完全予約制となっております。
予約のない日は、店の営業は休み、心置きなく仕込みに打ち込むのと同時に、早く帰宅して大切な家族とリフレッシュな時間を過ごすことで、家族とともに健全な精神状態を育み、キープしてゆきたいと思います。

■メニュー

ランチコース 席数 10席程度 (予約なしでもお席に余裕がございましたら入店可。ただ、席に限りがありますので早めのご予約をお勧めいたします。) 

【月・水・木・金】
・ランチA 3,400円(選べるコース:アミューズ、前菜2品、メイン、デザート、パン、コーヒー)
・ランチB 4,800円(選べるコース:アミューズ、前菜2品、魚料理、肉料理、デザート、パン、コーヒー)
・クルティーヌコース 3,900円
・月替りの花のコース(要予約)10800円

【土・日・祝】
・パッサージュA   3,400円(アミューズ、前菜2品、選べるメイン、本日のデザート)
・パッサージュB   5,500円(アミューズ、パテ・オンクルート、フォアグラとプラムのミルフィーユ、選べるメイン、本日のデザート、パン、コーヒー)
・クルティーヌコース 3,900円
・月替りの花のコース(要予約)10800円

ディナーコース 席数6席程度 (要予約。前日まで受付け。)

・おまかせコースA 6,700円(月・水限定: 琥珀色の小さなコンソメドゥーブル、
・前菜2品、メイン、デザート、パン、パンプリーバター、コーヒー)
・おまかせコースB 9,800円(月・水限定:琥珀色の小さなコンソメドゥーブル、前菜2品、魚料理、肉料理、デザート、パン、パンプリーバター、3種のフランス小菓子、コーヒー)
その月の料理例としまして、
パテオンクルート、熟成肉のタルタル、カスレ、リエーヴル、ジビエ料理や、長期熟成近江牛、鹿肉のウエリントンなど、ご用意できるお料理をいろいろ列挙しておきます。もし、リクエストがございましたら、ご予約時にお申し付けください。

・クルティーヌコース 8,000円
・月替わりの花の名を冠するコース 10,800円
・スペシャリテコース 14,000円
・熟成肉尽くしコース 18,000円

 

ランチ、ディナーともに、空間を今までよりも広く使い、テーブルも大きいサイズを採用して、よりお寛ぎいただけるように務めさせて頂きます。

団体様や貸し切りは、スタッフを揃えるために、10日程お時間をいただきますが、20名様までお席のご用意が可能です。10日前までにご予約くださいませ。

これからは、今までほどブログに詳細にご案内をお出しできないかもしれません。ツイッター(https://twitter.com/maison_courtine)で上げている空席情報や、インスタグラム(クルティーヌ で検索)は引き続き頑張っていきます。そちらも是非登録お願いします。

今まで数人で行っていたことを二人でやることになるので
はじめは皆さまにご迷惑をかけてしまうやもしれません。
ただ、料理は僕が一からすべて造ることや、サービスが定期的に変わってしまうことがなくなることからお店はこれから安定していくと思います。
料理はもちろんペアリングワインも引き続き力を入れ、マダムはクルティーヌ の料理やワインの勉強に熱を入れておりますので、皆さまにより一層ご満足いただけるお料理を提供してゆきます。

どうか、あたたかく見守っていただけると幸いです。
これからも末永く 宜しくお願い申し上げます。

 

 

ラ メゾン クルティーヌ  善塔 一幸

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ガス漏れ騒動。 令和元年6月14日(金)

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お陰様で、ただいま、無事、本日の営業を終えました。
生きた心地もしない目の前のガス漏れ騒動は無事、怪我人も出ずに収束しました。消防、警察の方々のご尽力に感謝しております。
ご迷惑をおかけした方々も多いので、こちらで今日の事の顛末をお話ししておこうかと思ます。
 
午前10時30頃でしょうか、サイレンが聞こえ始めます。最初は、周りがなんだかうるさいなくらいにしか気に留めていませんでした。
普段から、救急車や、消防車がサイレンを鳴らしてきては、クルティーヌ の前にあるホテルに止まります。宿泊のお客の体調不良なのか、本当にサイレン鳴らしてきてはよく止まる止まる。
 
ですので、何台の消防車の音が聞こえようが「またか」くらいで気にも止めていなかったのですが、最初は遠すぎてよく聞き取れなかった拡声器の声が、徐々に近くに聞こえてきて、”ガス漏れ”というフレーズがとはっきり聞こえた時に初めて、「近いのか?」となりました。
 
危ぶんでいるところに、スタッフが、「シェフ、黄色いテープが貼られてます。店の前の道の両サイド」と、言ってきたので、さすがにそれはないだろうと半信半疑で外を見にいきました。
すると本当に店の入り口のすぐ左手に三角コーンが置かれ、路地を挟んだ向こうの電柱と、侵入禁止のテープで結ばれている。まさに封鎖状態。その路地の反対側30メートル先にもテープが貼られていて、店前の区間がまさに立ち入り禁止区域。ちょうどクルティーヌ は立ち入り禁止の中にすっぽりと入ったかたち。
 
ちょっと待て、これではお客様がそもそも店に入れない。
この状態で今日の営業はどうすればいいんだと語気を強め、テープの向こうにいる警察官に詰め寄った。お客様が通れないのは困るから、少しだけテープの位置をずらしてほしいと頼むも、「法的な処置なので、これ(テープ)は移動できません」の一点張り。あげく、外に出ないでくださいと言われる。
だがこちらもそれは承知できない。こちらには店の経営と、ご来店くださるお客様の信頼がかかってる。そこは食い下がってほんの少しでいいからと訴えた。
 
すると、その警察官は、目の前の大きなホテルの地下にガスが充満しているんだからできるわけないだろと話し始めた。
 
は?となって、足元を見る。そりゃ、地下は見えないが、異様なガスのうねりを感じた気がして寒気がした。
 
おいおいそれは尋常じゃないぞとなって、なんでむしろうちの店に事情を説明する人が来ないんだと詰め寄りはしたものの、そんなことより、ここは落ち着いて、正確な情報を聞き出したほうがいいと頭を切り替える。
「法的に無理とかの話よりその話(事実)をまず先に話してください」と伝えて、そこからは静かに、何が起こっているのか説明をしてもらいました。
 
その答えは、”爆発しかねない濃度のガス”が、”目の前の大きなホテルの地下に充満している”という、まさにすぐには信じられないもの。
 
これは尋常じゃない規模の災害になり得る。ここで初めてそう気付きました。
 
一旦店に戻ってまずは店内の窓やら裏口やらを締めに走る。すると裏口(入口から少し離れているだけで入口と同じようにホテル向きにある)がもろにガスくさい。
これはもうまじで危険だ。
 
そうこうしていると、見知らぬ巨漢が店の入り口のドアを開け、「いまは地下のガスをポンプで抜く作業をしているところだが、濃度が濃いから本当に危ないぞ、ここにいるならとにかく窓から離れて」。と用件だけ勝手に告げてドアを閉めた。
「おいおい、あんたは誰なんだ。」
腹立たしくもあったけれどそれは置いておいて、時計を見るともう11時をまわっている。営業の30分前だ。
 
さあ、決断しなくては。
ランチは久しぶりに満席近く、決まっていたコースの料理は万端に準備していた。だがなにより、随分前からご予約してくださっていたり、楽しみにしていますと仰ってくださっていたお客様、常連様に、こんなオープンギリギリのタイミングで営業できない旨をお伝えしなくてはいけないというところが、一番辛い。
それでも店の周囲は物々しく、全てを締め切ってもガスの嫌な匂いは店内にも漂い始め、しかもその中で火を使わないと料理は提供できないという、完全な詰み状態。
 
お客様とスタッフと妻の命を脅かす環境でのレストランなどありえない。閉めよう。
まずは急いで電話しなくては。
 
スタッフには確定していたガス漏れの事実だけを伝え、地下の話は伏せた。店を閉める準備をするよう指示を出し、元栓を閉めさせる。
さて、電話だ。いきなり繋がらない。次のお客様はどうか。電話のコールがやけに長く感じられる。コール中も頭の中ではいろいろ考える。今爆発したらどう対処するべきか。爆風で窓が割れたら。入り口がふさがったら。怪我人が出たらどう対処するか。個室からは逃げられるのだろうか・・・。時計は11時10分をさした。
 
幸か不幸か、クルティーヌ の周囲には夜営業の飲食店が多く、ランチを営業するのは当店のみ。他店が羨ましい。
 
やはり、というか、当然、お電話した時には、みなさまもう向かってくださっていたり、すでに駅についておられたり。
 
なのに、みなさま快く承諾してくださり、騒動が落ち着くまで待ってくださると仰ってくださったり、今回は残念ですが、また次回楽しみにしていますねといただいたり、お店を気遣ってくださったりと、温かい言葉ばかりをいただきました。
こんな時だから尚更心にしみる。クルティーヌ は素晴らしいお客様に支えていただいています。
 
そして、スタッフを一旦家に帰して、僕はクローズの看板を外に出したままにし、先ほどの警察官にランチ営業は閉める旨を伝えると、先ほどの巨漢がきた。どうやら警察関係者なのらしい。まずは名乗ってくれよとも思ったけれど、警察官の皆さんが、周囲のわがままな通行人の相手にしんどそうにしていて、言うのをやめた。
 
事態がまた変わって、どうやらガスの原因はホテルではなく、ホテルの一階に入っているテナントの今は閉まっている飲食店からのよう。もう一ヶ月近く閉まってる店から?となったけれど、どうやら昨夜その店のオーナーが店にはいるのを目撃されているようだ。裏口の、路地を挟んだすぐ正面のお店。多分扉の向こうにはガスがかなりの濃度になっている。駅の真横にあるホテルなので、電車も止めた。
いま、消防隊員がまさに突入しそうな感じ。(写真はその時のもの)
後から聞いた話ですが、この時、強硬に扉を壊さず、店のオーナーに連絡してくるのを待ち、鍵を使って中に入ったのは、無理に扉を壊した時のわずかな火花で引火するのを避けるためだったらしい。
 
それにしても、消防と警察の方々はこの危険な現場で対処に全力だ。逃げられない。こんなにガスが漂っていても。
 
命をかけた仕事というものを肌で感じ、これからは警察と消防の現場の方々を無条件に敬愛しようと心に決めた。
 
今となっては昼が嘘のように何事もなかったような夜ですが、営業30分前のそのときの選択は今でも間違っていなかったと確信しています。
 
何事もなくて本当に良かった。警察、消防の方々、ありがとうございました。
ご迷惑をお掛けしてしまった本日ご予約の皆様、申し訳ございませんでした。そして、ありがとうございました。
 
クルティーヌ は明日からまた頑張ります。

念願の、ジェラールシュレール エ フィスのワインリストが出来ました!

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我が道を行く自然派ワインの造り手、ジェラール シュレール エ フィス。(エ  フィスは&息子という意味。)

初めて会ったのは 15年前。
当時、天才的ソムリエのジャンパスカルに誘われ、車で一晩かけてアルザスにあるジェラールの畑に行ったのが始まりでした。

父のジェラールはもっぱら畑仕事をしています。

自然派の認証は何もとろうとせず、何十年にもわたって一度も除草剤、化学肥料を使っていない健全な畑で、収量をできるだけ抑え、凝縮したブドウを造っています。

一方、息子のブルーノはブドウの栽培、醸造を担当。時折日本にも。
先日、来日した際 こっそり行われた歓迎パーティーに行ってきました。

 

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シュレールのワインにはファンが多く、日本に入荷するとすぐに注文が殺到し、特別なキュヴェのものは瞬く間に完売してしまいます。

クルティーヌではできるだけのワインを確保し、今まで寝かせておいたワインとともに、シュレールだけのページを作りました!

 

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_20190613_153318特に、“リースリング グランクリュ プェルシックベルグ アッシュ”と”ピノ・ノワール”はなかなか手に入りません。

ワインリストに載せられたことが純粋に嬉しい。

その年その年のブドウの味わいを活かすことに専念し、ミネラルたっぷりのピュアな味わいと、凝縮したブドウの織り成す深く独創的な味わいは、アルザスワインのイメージを覆すことでしょう。

来店した際は是非、お試しください。

 

ご参考までに、自然派ワインに特化したインポーター「ラシーヌ」のホームページにある、「ジェラール・シュレール」のページへのリンクを貼っておきますので、もっと深くご興味がありましたらご覧ください。

ラシーヌのページジェラール・シュレール