2017年4月23日(日)大安
結婚しました。
ささやかな神前式をご覧いただけます。
クルティーヌ・ログをごらんください。
http://courtine.exblog.jp/24302267/
披露宴
http://courtine.exblog.jp/24618864/
2017年4月23日(日)大安
結婚しました。
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披露宴
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欲を言えばあと一日24時間が25時間であれば・・・・
では、お料理の説明に入ります。
今月は新緑、若葉をイメージして・・・
かきつばた:杜若 < Menu ILis> ¥ 8,900 (要予約) 6/8 まで
Petit Consomme double
小さな琥珀色のコンソメスープ
あまりにも有名な、フランス料理の代名詞とも言われる料理です。
フランス時代のある日、気の置けない料理人と酒を飲みながら話していた時、ふとコンソメスープの話題になって、互いに熱を帯びてしまって気付いたら朝だった、というくらい語りつくせない想いのある料理です。
ところが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。
手間も時間もお金もかかる上に、技術的にもとても難しい料理です。仕方がないといえば仕方がないのですが、唯一お目見えする結婚式の披露宴などでは、委託業者のレトルトのコンソメスープばかりが目に映るようになりました。本来の姿に出会えず、個人的に落胆しているというのが正直なところです。
クルティーヌでは、オープン以来、もっぱら、誠実にあるべき姿で作り続けております。
そのコンソメスープはアミューズブーシュ(お通し)としてご提供しています。チャージ料や席料は頂かないので、厳密にはお通しとも違うのかもしれません。特に心を込めているので、お代をいただくのが無粋な気がしてそうしています。アミューズの一口しかご提供できませんが、訪れたすべての方に、心ばかりのおもてなしとして一番最初にお持ちしております。
料理は自然の恩恵の下で成り立ちます。その生命の滋味にあふれた琥珀色が心に染み入るのを感じながらお召し上がりいただけると幸いです。
45L鍋の底が見えるほど澄んだ黄金色のコンソメスープ。
材料は、牛骨10kg ヒナ鶏ガラ7kg 鶏手羽先5kg 仔牛のスネ肉4kg 仔牛スジ2kg 牛スジ2kg 牛挽肉3kg 玉ねぎ2kg 人参2kg セロリと根セロリ500g トマト600g ニンニク100g白ワインとコニャック1.5kg ハーブやスパイスetcで 40.4kg。
こちらを煮込んで、コンソメスープのベースを作ります。
そのベースへ、新たに挽肉などを加え、卵白で澄ませてゆくと…黄金色。
そして、黄金色を煮詰めて、凝縮させてゆくと… 琥珀色に変わる。
40kgの食材からゼラチン質を極力出さないようにして、旨味と香りのエキスだけを取り出した贅沢なコンソメスープの出来上がり。
40kgを超える材料を使い、2日かけて作って、出来上がりは僅か4L。
やはり、美味しいものは綺麗ですね。
Tablé de Chinchards au blé et concombre.
一本釣りの初夏の真鯵の塩締め 押し麦と胡瓜と青トマトのタブレ仕立て
/ ムントク白:インドネシア
千葉の海岸線で育った僕にとって鯵は、とても思入れのある魚で、とても好きな魚です。特に初夏に真鯵が一番美味しくなります。
最近とても暑いですが、夜は少し冷えたりする季節の変わり目なこの時期なので、体を整える意味で整腸作用が期待出来る押し麦を抜擢。ささやかな清涼感が欲しくて、暑い体を内から冷やす胡瓜や青トマトとともに。250℃で火入れた、酸の丸くなった香り高いレモンのピュレや、胡瓜のパウダーもお楽しみください。
胡椒は木の香りが感じられるムントク白胡椒、ワインにはプロヴァンス地方の自然派ワインを合わせます。
仏・プロヴァンス地方(ロゼ) / グルナッシュ サンソー
2016 アンソランス/エスタンドン
insolenceは「生意気」
そのヴィジュアルと口先で弾ける香りのインパクトは登場するだけで魅了する。
最近の暑さはやはりロゼを呼びます。辛口の、香り豊かでありながら爽快なロゼ。
こちらを飲まれた方はほぼ皆様お代わりされます。というのは言い過ぎですが、大変好評を得るワインです。
Sautée de Noix de St-Jacques au Basilique
春堀の山芋 青柳の小柱 アスペルジュ・ソーヴァージュ バジル / 完熟赤胡椒:マレーシア
この時期の春掘りの山芋は絶品。山芋の香りが抜群に良くなる季節になりました。
加えて、青柳の貝柱。小さな貝柱ですが、今が一番美味しい時期です。 アスパラガスソーヴァージュにバジルの香りを添えて
仏・ブルゴーニュ地方(白) / アリゴテ
2015 アリゴテ / アリス エ オリヴィエ ド ムール
1995年から、徐々に除草剤などの使用を減らし、2005年よりビオロジック栽培へ転換。2008年に認証を取得した。ビオロジック農法に基づいて造られた買いブドウ(もしくは手作業で収穫された果汁)を使い、より多くのシャブリを生産、他品種でのワイン造りにも挑戦している
Soupe de fêve son gelée et Emulution
冷たい空豆のスープ そのジュレと泡 / ペンジャ・サラワク白:カメルーン
ソラマメの時期ですね。でも、空豆は鮮度が命。納品されたらとにかく手早く下処理してしまいます。
美味しいそら豆のスープは、鮮度に気をつけて豆を選定し、大量に仕込むことでより美味しく出来上がるのは秘密です。
今回はさっぱり冷製スープにそら豆のゼリーと泡を添えてご提供します。
合わせるペンジャのサラワク胡椒はキレ味と洗練。ぼやけがちなポタージュを優しく引き締めます。今回はここで日本のお酒を合わせて。
日・三重(純米酒) / 「るみ子の酒 夏」
三重の地酒・森喜酒造から。
無濾過生。
ブルーラベル、ブルーボトルの夏酒で、アルコール度は少し弱めの14度。爽やかで軽快な中にも、しっかりと旨味のある造りが心地よい。最初はキンキンに冷やしてサーヴしますので、その軽快さを味わい、徐々に室温に近づけば、本来のるみ子の酒らしいうまみが増すのを感じます。
涼しげでスッキリした味わいが信条の夏仕立てなお酒。
Feuilletée de crustassé au sauce Beurre blanc de cidre.
オマール海老と海老芋と蓮根のパイ包み シードルのソース・ブールブラン
/ サラワク白 : マレーシア
さて、そろそろオマール海老が食べたくなる季節です(だいぶ個人的ですが。)
オマール海老をホタテとエビ芋のムースで包み、蓮根を忍ばせて、パイで包みました。ソースはノルマンディーの自然栽培農家から届いたシードルを使ったブールブランソース。
スペシャリテのオマール海老のロティ コライユソースも、ご注文される方が増えてきました。こちらは一尾単位でご注文いただけます。もちろんシェアされても構いません。ぜひ。
サラワク白胡椒で爽やかなスパイシーさを。
仏・ブルターニュ
シードル / ヴァル・ド・ランス
ブルターニュにあるシードル専用のリンゴ園で収穫されたリンゴは、屋外の倉庫に一つ一つ並べられ、完熟するまで約2週間保管。皮ごとすり潰されたリンゴは、香りと色を引き出すために、大きな樽の中で5〜6時間寝かされ,そして搾りだされたリンゴ果汁のうち、”ムー”と呼ばれる一番搾り果汁のみが、シードルとなります。発酵樽の中で1〜4週間かけて発酵させ、リンゴの糖分がアルコールに変わるのを自然の時の流れに任せてゆったりと待ちました。
Veau façon Courtine (fromage-blanc,Champignon de paris ,Asperge vert)
春草を食む仔牛(仏産)のロティ クルティーヌ・スタイル (フロマージュブラン、マッシュルーム、アスパラガス) / サラワク緑胡椒のミニョネット : マレーシア
パリ時代のクルティーヌの2006年初夏のスペシャリテ。当時雑誌やテレビに取り上げられて、初代イヴ・シャルルの天才っぷりに舌を巻いたものです。
旬で食材が揃う時期限定な上に、他にも調理上の色々な制約があるため、なかなかご提供できない幻のスペシャリテ。
仏・ローヌ地方(赤)/ シラー 100%
2013 コルナス / フィリップ パカレ
今回は、天才のワインをご用意します。自然派ワインを語る上で絶対に忘れてはならないのがこのフィリップ・パカレという作り手です。一見すると芸術家のような風貌ですが、その温和な人柄は、たくさんの人を魅了し、彼の話し一つ一つに宿る芯のある言葉には周囲を感動させる力があります。すでにいろいろな逸話を彼は持ちますが、中でも有名なのはD.R.C(ロマネコンティ社)の醸造長の話を断ったことでしょうか。その彼が、知る人ぞ知るコルナスという最高のワイン地で、本物のワインを作ってくれました。実に9年ぶりのリリースだそうです。
僕も本当に感動したので、でき得る限り仕入れましたが、あまりにも人気なパカレのしかもコルナスですから、すぐに無くなってしまうかもしれません。ぜひお早めにご来店いただき、その本物の味わいをお楽しみください。
Sorbet Prum Gelée de Riesling
ルバーブのソルべ と リースリングのジュレ キュベベ胡椒
真っ赤なフキのような形のルバーブ。 フランスから空輸で届いています。
Assiette Melon.
メロンとミント オリーブオイルのアイス添え
最後はさっぱりとメロンを。こちらもパリのクルティーヌ時代から毎年この時期に提供していた取り合わせで 初夏を感じる爽やかなデザートです。
仏・バルサック(貴腐ワイン)/ ソーテルヌ / ルーミュー ラコスト
ソーテルヌ地方バルサックで造られる極甘口ワイン。有名なソーテルヌワイン。特殊な環境下でブドウに着く貴腐菌が余計な水分のみを奪い、とても味わいの濃い貴腐ブドウに変えます。そのブドウから造られる綺麗な凝縮感たっぷりのバルサックの極甘口ワインと、メロンとの相性をお楽しみください。
Pain et Beurre
クルティーパン と フランス産パムプリーバター
Mignardise 3 valiete
小さな3種のフランス菓子
Café ou Thé ou Infusion.
食後のひととき
「阿佐ヶ谷カフェフレスコ」:エスプレッソ、コーヒー
「マカイバリ」:ダージリン、アッサム 又は フレッシュハーブティー
※ 消費税は料金に含まれております。
※ コースの内容表記では、料理名だけに留めております。実際は料理によって胡椒も変え、調味いたします。
————————————————————————————-
ディナーのプリフィクスコース(コース内容を選べるコース)のご紹介
※ 食材の入荷により売り切れの場合がございます。
ご希望のお料理がございましたらご予約の際にご確認ください。
< プリフィクス > (フランスの伝統料理や古典、パリの頃からのクルティーヌのスペシャリテもお選び頂けるコース)
・A ¥5,700
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜2品 + メイン + デセール + パン + オリーブ油 + コーヒー 又は 紅茶
・B ¥7,600
小さな琥珀色のコンソメ + 前菜3品 + メ イ ン + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子
・C ¥8,400
小さな琥珀色のコンソメ+ 前菜2品 + メイン2品 + デセール + パン + パンプリーバター + コーヒー 又は マカイバリ +3種の 小菓子
・「シェフお任せコース」もございます。こちらのページの最後にご案内します。
< Les Entrees > 前菜 (使用する胡椒名:産地)
・新玉葱のポタージュ 九条ネギを添えて(ペンジャ・サラワク白:マレーシア)
新玉葱で柔らかな味わいのポタージュです。九条ネギの香ばしさがアクセントとなる自慢のスープ。「ぶらぶらサタデー有吉くんの正直散歩」でもゲストに人気のあったスープです。
・茹で上げホワイトアスパラガス(フランス:ロワール 県)と温泉卵 黄ワインのソース (ムントク胡椒 : インドネシア)
フランスのランドより美味しいホワイトアスパラが届いています。そろそろ収穫も終盤。なくなる前にぜひお召し上がり頂いきたい一皿です。 (有吉くんもその美味しさに驚いていました。)
・フォアグラを練り混んだマグレ鴨のパテ・ド・カンパーニュ (カンポット赤完熟:カンボジア)
「パテ・ド・カンパーニュ」はフレンチ好きな方は間違いなく食べたことあるかと思います。美味しいですね。もちろん豚肉を使ったものが通常。ですが、たまにはこういうパテもいいですよね。
・美食家のブーダン・ノワール 食べ比べ (長胡椒:石垣島)
(クリスチャン・パラの世界一のブーダン・ノワールと、クルティーヌのブーダン・ノワール食べ比べ)
豚の血と、21種スパイスを使ったフランス伝統料理をクラシカルに。長胡椒のアクセントで。 ノワールとは“黒”という意味。
詳しくはこちら
当店オリジナルレシピと共に、世界一との呼び声高いクリスチャン・パラのブーダンもフランスから届き、添えております。
なぜ2種類?という疑問を持たれるお客様が結構多いので簡単にご説明します。実は、クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールに惚れ込んで、自分でレシピを起こしたのがクルティーヌのレシピの方です。
パリの一つ星当時、14区のラ・メゾン・クルティーヌでは、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを焼き上げて提供していました。
休憩時間や休みの日に勉強に行っていた熟成肉の名店 ル・セヴェロ でも、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを使っています。それほどに、シェフたちから信頼の厚いブーダン・ノワールですが、日本には、やっと最近(2015年11月)輸入が可能になったばかりで、それまでは日本では手に入りませんでした。
しかし、どうしてもフランス当時と同じクオリティのブーダン・ノワールを提供したくて、試行錯誤を続けてきたものが今日皆様に提供しているクルティーヌのブーダン・ノワールとなります。
その後、最近になって、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールが輸入されるようになり、だったらやはり本家の方を使うべきだよねってことで、クルティーヌのブーダン・ノワールの存在価値がなくなってしまいました。
そこで、せっかく作り上げたオリジナルのブーダン・ノワールのレシピなので、今度はその背中を追いかけるのではなく、独自の個性をもたせ、洗練させていきたい思うようになります。
ですので、クルティーヌのブーダン・ノワールの原点となってくれた感謝と、変わらぬ敬意、そのオマージュとして、クリスチャンパラーのブーダンノワールを焼き上げ、その横に、その背中を追いかけ、追い越したいと願い、成長を続けるクルティーヌのブーダン・ノワールを 置くことにしました。
2種類を食べ比べ、味わいの違いをお楽しみいただければ嬉しく思います。
クルティーヌのブーダン・ノワールはテイクアウトもしております。
テイクアウトはこちら
・[+700-] ブロンドレンズ豆とトリュフ [ウフ・アラ・コック:半熟卵、仔羊のベーコン、パルムザン] キュベベ黒胡椒 / インドネシア
こだわりのレンズ豆。フランスはオーベルニュ地方のサンフルール村という限られた区域でしか生産されない奇跡の豆。その奇跡を知りたい方はこちら
このレンズ豆をどうしてもお召し上がりいただきたくて。
もう15年近く料理し続けているサンフルールの黄金色のレンズ豆。
・ [ + 1000-] 琥珀色のコンソメスープ と 小さなトリュフのタルティーヌ / ペンジャサラワク黒 : カメルーン
アミューズだけではなく、お料理としっかりと召し上がりたいというリクエストに応えてオン・メニュー
・ [ + 1500- ]トリュフ・フォンデュ(春野菜数種、馬鈴薯のフリット) / ケララ黒 : インド
新たな料理の登場です。
体温まるお野菜の一皿
————– <要予約> ———-
仕込みに3日以上必要なお料理もございます。ご予約の際にご確認ください。
・[ +800-]熟成近江牛のタルタル トリュフのサヴァイヨンソース (サラワク黒:マレーシア)
より美味しくお召し上がりいただくためには相応のタイミング管理と準備が必要。これ以上はないと思える熟成肉のタルタルは要予約で。
・[ +500-] フォアグラのポワレ アスペルジュ・ソーヴァージュ添え
ヨーロッパの鳥インフルエンザ流行のため、世界的にフォアグラがだんだん希少になってきました。
いつまで提供できるのか・・・
・[+1,000-]フォアグラと季節の果実のミルフィーユ カカオ風味 夏トリュフの香り
今月はプリュノーをフォアグラとフィユタージュに挟みました。この料理を目当てにご来店される方もおられます。食感と味わいのマリアージュをぜひお愉しみ下さい。ソースはマデラ酒とトリュフを使ったペリグーソース。
< Les Plats > メイン
・本日の魚料理
その日の入荷によって内容が変わります。
・フランス郷土料理 ”ナヴァラン ダニョー” (仔羊のトマト煮込み)
春は仔羊。春はナヴァラン。です。
パリで何回作ったことか、何回食べたことかっていうくらいの得意料理です。
仔羊を肩肉をじっくりトマトで煮込み、パリと変わらぬ味わいで提供中。
隠れたファンが多いのもこの料理の特徴。春の代名詞。是非一度食べてみてください。 ※残りわずか
・フランス郷土料理 ”アッシ・パルマンティエ”(熟成肉、蝦夷鹿肉、桜肉、マッシュポテト) (テリチェリー 黒:南インドの港街)
熟成肉の切落とし、滋賀の猟師から直接届いた野生の日本鹿、同じく滋賀の猟師から届いた野生の猪を、香味野菜、赤ワイン、スパイス、ハーブとともにゆっくり2日間かけて煮込みました。 馬鈴薯のピュレと2層にしてアツアツをお召し上がり頂けます。
しっかりした旨味を持つソースも自慢です。
・ [ + 700-] マグレ鴨のロティ クルティーヌ・スタイル / サラワク黒 : マレーシア
・ [ + 1500-] パイ生地で蓋をしたヒグマ のシヴェとトリュフ / ペンジャサラワク黒 : カメルーン
クルティーヌ得意のモンゴルフィア料理。気球の形に見立てた、器の中の香りを閉じ込める料理です。珍しいヒグマの腕の赤ワイン煮込みをトリュフとともにパイ生地で閉じ込めました。
サクサクのパイ生地を割ったときの香りを楽しみ、ヒグマとトリュフのマリアージュをお楽しみください。
熟成肉
ラ・メゾン・クルティーヌといえば熟成肉。
日本とフランスをひっくるめても本当に熟成肉を楽しめるレストランは少ないものです。
一口目は是非、温かいうちにお肉だけをお召し上がりください。噛めば噛むほどに味わいを増し、熟成香が立ってまいります。
100日以上の時間をかけ、ゆっくりと作り上げた熟成の個性は、やはり口内でじっくりとお召し上がりになることで完成いたします。
・短期熟成近江牛のポワレ 80g
短期熟成の醍醐味は、熟成中に起こる水分の枯渇による肉の味わいの凝縮感です。短期熟成なので、そこまで熟成香はのっていませんが、ストレートにお肉の美味しさを感じられる状態となります。熟成期間が長期熟成の約3分の1。その分リーズナブルにご提供できるのも嬉しいですね。
通常の、肉の出汁を使ったソースは肉の味わいを感じるためには邪魔になると考え、添えておりません。
唯一、熟成肉のために作り上げた10種類のハーブをブレンドするソース・デルブと共に、お好みで、ゲランドの塩の花、インドネシアのサラワク胡椒、バスク地方のピマン・デスペレット(一味唐辛子)で、お召し上がりください。
・前日までの要予約 [+1,900円] 長期熟成近江牛のトーチィエール
手間暇かけて約100日間熟成させた近江牛を、一番いい状態でお召し上がりいただくために、お召し上がりになる時間から逆算して骨から外し調理します。
当店スペシャリテ
熟成肉の旨味、熟成香、茸、ペリグーソース。
熟成肉を知っている方にこそ、お召し上がりいただきたい、熟成肉を用いた数少ない料理の一つの完成形。
ご来店日の前日までにご予約ください。
熟成肉話にご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。
< Options > オプション
・ [ + 600] 野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット
パリ時代から人気のフリット。
野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット。 香りが、旨味が、普通のフリットとは違います。
特に熟成肉との相性は抜群。
・[+2800円] ジビエのパテ・オン・クルート
パテオンクルート。
以前紹介した記事より抜粋しながらご紹介します。
クルティーヌのジビエは三重県から届くことが多いです。
それは、ジビエをクルティーヌへと届けてくださる、大切な猟師さんが主に三重を拠点にしているからです。
じつは、猟師さんは誰でもいいわけではありません。大切な友人とのつながりによって紹介された、信頼できる方というのが第一条件です。
こちらの猟師さんは、猟をした中でも、より、いいものをクルティーヌに送ってくださる貴重な方です。
まず、血抜きは猟で仕留めてから30分以内に綺麗に抜いてしまわなくてはいけません。なぜなら ここでジビエの肉の香りが決定するからです。ゆっくりしていては、血が回ってしまって、生臭みの残る血の匂いが肉に入り込んで美味しい料理にはなりません。
猟師さんは命に誠実な方でなくてはいけません。
丁寧に素早く処理をするのは大変です。鹿を処理するところを想像してみてください。大きな本州鹿の血抜きなんて、おお仕事です。30分でやりきること自体、大変な労力と、神経を使います。そして、そのあとすぐに送っていただかなければいけません。 そういった誠実な仕事ぶりは、届いた肉に全て見えます。
食べればすぐにわかります。
こういう方々の命へのリスペクトがあるからこそ、僕も、もっともっと自然に感謝して料理しなければと身が引き締まる思いを強く持つことができるのだと思います。
クルティーヌの料理は全て自家製なので、パテ・オン・クルートの生地ももちろんタイミングを計ってフィユタージュ生地を折り使用します。手間と時間がかかりますがやはりこの生地でないとこの美味しさにはなりません。
滋味溢れる鹿や猪や、山鶉の旨味を一身にまとったこのパイの美味しさは格別です。
中心に据えた山鶉の胸肉とフォアグラはしっとりと仕上がっています。
まずは何もつけずにパテ・オン・クルートだけをお召し上がりください。それから、コンソメとトリュフのエスプーマーとともにお召し上がりいただければ、二度楽しめるかと思います。箸休めのピクルスのようなものは、グレックといって、「ギリシャ」という意味。こちらのグレックのレシピにもこだわっております。
・ [ + 1,900円] アシエット・フロマージュ (チーズの盛り合わせ) 4種
メインの後に、もしお腹に余裕のある場合は、ぜひフロマージュをお召し上がりください。かの有名な美食家ぶりやサヴァランは、チーズのない食卓は片目のない美女だと言っています。
・フランス北部ノルマンディーから届くカマンベール
ナポレオン3世が気に入って世に広まったという比較的最近作られ始めたチーズ。1789年にカマンベール村で作られたのが最初だとか。チーズといえば?と世界各国で問いかけてみたところ、一番多く答えられたのが「カマンベール」だったとか。
・コンテ
・ブルゴーニュ地方からエポワース
ウオッシュチーズの代表格。マールと呼ばれる、ブルゴーニュ地方の蒸留酒(地酒)と塩水で洗いながら最低4週間は熟成させて、独特の香りと旨みを凝縮させます。かのブリヤ・サヴァランは、このチーズを指して「チーズの王」と呼んだとか。
・ミディ=ピレネー地方からロックフォール
フランス最古のチーズといわれている。
スールゾン村の地下に広がる洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ない羊乳のチーズ。
数千年前、この村内のコンバール山の北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たという伝説は有名。
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< Desserts > デセール
・ヴァローナショコラとキャラメルのフォンダン 山椒の旋律
・ルバーブのタルトとパリジェンヌの愛したグラスヴァニーユ
・さっぱりと今月のソルベを2種
「シェフお任せコース」
「シェフお任せA」 7,300
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン + デセール+ パン+ コーヒー + 小菓子3種
「シェフお任せB 」8,900
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品 + メイン+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種
「シェフお任せC 」10,800
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン2品+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種
「シェフお任せD」 12,500
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品+ メイン2品+ デセール+パン + コーヒー + 小菓子3種
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。
シェフが自らその日一番オススメな料理で、「シェフお任せコース」を組み立てます。「お任せ頂いたからには」と、通常より内容がちょっとお得に。
※ 消費税はいただいておりません。
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ラ・メゾン・クルティーヌ
Tel:03-6276-9938
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10
HP:https://www.courtine.jp
Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : every second Wednesday, Thursday
Hours : Lunch 11:30a.m – 3:00p.m (L.O. 1:30p.m.)?Dinner 6:00p.m. – 11:00p.m. (L.O. 9:00p.m.)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)
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今月の花のコースの一押しは何と言ってもフランス産の2つ 仔牛と仔羊です。
仔牛は、やはりフランス産と国産では雲泥の差があります。仔牛料理の多さがそれを物語っていますね。 春といえば仔牛。ぜひお楽しみいただきたいです。
そして、仔羊。フランス産が16年ぶりの輸入解禁です。 それに乗って、世界一とも言われるロゼール地方の仔羊が入荷しました。パリのクルティーヌではずーっと使っていた食材。パリの星付き御用達の仔羊です。
すずらん:ミュゲ < Menu Muguet> ¥ 8,900 (要予約) 4/ 6 まで
Petit Consomme double
小さな琥珀色のコンソメスープ
あまりにも有名な、フランス料理の代名詞とも言われる料理です。
フランス時代のある日、気の置けない料理人と酒を飲みながら話していた時、ふとコンソメスープの話題になって、互いに熱を帯びてしまって気付いたら朝だった、というくらい語りつくせない想いのある料理です。
ところが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。
手間も時間もお金もかかる上に、技術的にもとても難しい料理です。仕方がないといえば仕方がないのですが、唯一お目見えする結婚式の披露宴などでは、委託業者のレトルトのコンソメスープばかりが目に映るようになりました。本来の姿に出会えず、個人的に落胆しているというのが正直なところです。
クルティーヌでは、オープン以来、もっぱら、誠実にあるべき姿で作り続けております。
そのコンソメスープはアミューズブーシュ(お通し)としてご提供しています。チャージ料や席料は頂かないので、厳密にはお通しとも違うのかもしれません。特に心を込めているので、お代をいただくのが無粋な気がしてそうしています。アミューズの一口しかご提供できませんが、訪れたすべての方に、心ばかりのおもてなしとして一番最初にお持ちしております。
料理は自然の恩恵の下で成り立ちます。その生命の滋味にあふれた琥珀色が心に染み入るのを感じながらお召し上がりいただけると幸いです。
45L鍋の底が見えるほど澄んだ黄金色のコンソメスープ。
材料は、牛骨10kg ヒナ鶏ガラ7kg 鶏手羽先5kg 仔牛のスネ肉4kg 仔牛スジ2kg 牛スジ2kg 牛挽肉3kg 玉ねぎ2kg 人参2kg セロリと根セロリ500g トマト600g ニンニク100g白ワインとコニャック1.5kg ハーブやスパイスetcで 40.4kg。
こちらを煮込んで、コンソメスープのベースを作ります。
そのベースへ、新たに挽肉などを加え、卵白で澄ませてゆくと…黄金色。
そして、黄金色を煮詰めて、凝縮させてゆくと… 琥珀色に変わる。
40kgの食材からゼラチン質を極力出さないようにして、旨味と香りのエキスだけを取り出した贅沢なコンソメスープの出来上がり。
40kgを超える材料を使い、2日かけて作って、出来上がりは僅か4L。
やはり、美味しいものは綺麗ですね。
Carpaccio de veau Langousuthine, Asperuge,Parmesin,Truffe.
仔牛のカルパッチョ 手長海老 アスパラガス、パルメザン / ムントク白:インドネシア
フランス産の仔牛です。仔牛は、日本のものとは格段に違いが現れます。仔牛は日本ではまだあまり需要がないので、育てるノウハウがまだ確立されていないのも原因だと思いますが、フランスの仔牛は、ほとんど別物の味わい。そのなかでも、やはり春の仔牛は絶品です。
ラングスティーヌ(手長海老と合わせるこのカルパッチョは、以前パリのアラン・サンドランス(2つ星)で提供していた 取り合わせ。日本人ではまずない発想だと思います。 柔らかく、ミルキーな仔牛のカルパッチョにラングスティーヌの甘みとアスパラガスの青さを加え、パルメザンで召し上がれ。
胡椒は木の香りが感じられるムントク白胡椒、ワインにはロワール地方の自然はワインを合わせます。
仏・ロワール地方(白) / ソーヴィニヨン・ブラン
2015 トゥーレーヌ/ ドメーヌ・オリビエ・ボノム
今や、自然派ワイン界の巨匠。各ぶどうにテロワール(ぶどうの育つ土壌や環境)を反映させるために、ビオ農法や自然酵母を駆使して、酸化防止剤の添加抑制し、無ろ過にて醸造する。現代のワイン造りは美味しく造るために、人の手が過度にかけられているのが、2人は人の手を極力かけず、ぶどう本来の味わいを十二分に活かす。彼らの畑の香り、彼らと飲んだあの日を想い出しながら料理を作ります。
Risotte de Nanohana Cteaux.
菜の花のリゾットとマテ貝 / サラワク緑胡椒:マレーシア
春は野に咲く花を意識したい。そう思うのは日本人の心。その菜花のほろ苦さは日本人だけが感じる美味しさだとの話を本で読んだことがありますが、旬を大切にする、生命の息吹の流れを敏感に感じたいと願い、生活に取り込む日本人の心の表れだと感じます。そのほのかな苦味は貝類との相性が抜群、今回は旬の大きなマテ貝を合わせました。仔牛との相性もいいので、コースとしてのお皿の上の旋律が解けないのも感じていただけたら幸いです。
爽やかなサラワク緑胡椒と山椒を合わせ、思い入れのある特級畑のこのワインとともにお楽しみいただきたい。
仏・アルザス地方(白) / リースリング
2011 グランクリュ ブェルシッグベルグ / ジェラール・シュレール & ブリュノー・シュレール
今や超有名なシュレール親子のリースリング。しかもグランクリュ。
父上のジェラールはもっぱら畑を担当。何十年にもわたって一度も除草剤、化学肥料を使っていない畑は健全そのもので、収量をできるだけ低く抑え、濃縮度の高いブドウが栽培されている。中くらいのフードルを使いシュール・リーで、酸化防止剤の使用を可能な限りおさえ熟成させたブルーノのワインは、独特の風味を備え、するどい酸が奥行きのある果実味をしっかりと支え、高いレベルでバランスが整い、ミネラリーな味わいに支えられた凝縮度の高い見事なワイン。ブルーノは毎年のヴィンテージの違いを楽しみ、自由な感性でワインを仕上げていく。シュレール親子に善塔が惚れ込んで、2003~2011年に何度も足を運んだワインの造り手。一押しのワイン
Soup d‘Oignon nouveau au truffe
新玉葱のスープ 九条ネギ トリュフ / ペンジャ・サラワク白:カメルーン
新玉ねぎで柔らかな味わいのポタージュです。九条ネギの香ばしさが菜の花の香ばしさとリンクしながら進むすずらんコースの3皿目。数枚添えたトリュフが味わいに複雑味を与えてくれます。
ペンジャのサラワク胡椒はキレ味と洗練。ぼやけがちなポタージュを優しく引き締めます。今回はここで日本のお酒を合わせて。
日・山形(大吟醸) / 幻の酒米「愛山」精米50%
愛山は1949年に兵庫県で育成。酒米の王様、「山田錦」と「愛知県三河錦4号」を祖父母とし、その両親の名前一文字ずつをとり「愛山」の名に。
晩生で、山田錦以上の千粒重(28.3g)を持つため、倒伏しやすく栽培もたいへんな米です。 心白発現率は山田錦よりも高いのですが、心白が非常に大きいため高精白にすると砕けやすく、また溶けやすいため雑味が出ることもあります。 濃醇な酒になりやすいのですが、米の特徴をよく把握して上手に造ると独特の風味のある酒が出来ます。 |
Meuniére de la Raie au Beurre noisette du capre.
メガネカスベ(エイ)ヒレ と 春キャベツ シェリー風味 / サラワク白 : マレーシア
エイのヒレを食べたことはありますか?なかなか日本では調理されることの少ない食材ですが、その旨味ととろけるような食感は他の食材では楽しめない個性的なモノ。ソースにはヘーゼルナッツのような香ばしさと、ケッパーの酸味と、シェリービネガーの酸の厚みで。
サラワク白胡椒で爽やかなスパイシーさと、甘くないロゼワインが柔らかな印象のお皿を引き締めて。
仏・プロヴァンス(ロゼ) / サンソー40%、グルナッシュ・ノワール 40% 其の他 2015 リュミエール / エスタンドン
上品なたたずまいでお料理にそっと寄り添う。エイヒレの繊細な旨味に呼応して綺麗にまとめる
襟を正して味わう白木のカウンターに和装の麗人のよう。プロヴァンスのロゼのいいところだけを集めたような完成度の高いワイン。
Epoule d’Agneau printamps aux Aricot tarbé
日本初上陸。世界一の仔羊(フランス・ロゼール産)エポール・ダニョーのロティ アリコタルベ添え / 長胡椒 : 石垣島
今回のコースのメインディッシュ。その名に恥じない美味しさを。
ローゼールの仔羊といえば、フランスの星付き御用達の食材。真っ白な毛並みの優しい旨味(今回のコースは春のぬくもりを感じる優しい味わいが多いですね。これも季節感)16年ぶりにフランスからの仔羊の輸入が解禁されて、いの一番に思い描いた食材でした。とにかく、今月はこのロゼールの仔羊を食べなければ始まらない。パリで料理していた方法と全く同じように仕立て、そのお皿の上のマリアージュを大切にしました。シンプルだけれど地味に溢れ、素材を活かしたシンプルな調理法を採用する分じっくりこのロゼールの仔羊をご堪能いただけると思います。
仔羊には長胡椒。胡椒のなかでも一番古い歴史を持つ個性的な香りは仔羊との相性抜群です。
仏・ブルゴーニュ(赤)/ ピノ・ノワール
2013 ショレイ・レ・ボーヌ/ メゾン・ジョセフ・ドルーアン
ブルゴーニュ中心地ボーヌにて、1880年創業のドルーアン家の情熱、熟練した技術が、4代目へと受け継がれています。ブルゴーニュの多様性を最大限に生かすため、有機農法(ビオディナミ)を用い、自然環境に最大の敬意を払いながら、ブドウ栽培を行っています。優雅さとテロワールを表現したこのワインは気の合う仲間たちと存分に楽しみ、喜びを分かち合うことができる最高のワインです。非常にボーヌらしい王道的味わい。新樽を10%含むフレンチオークで12〜15ヶ月熟成。 |
Sorbet Pruneau et carame
プリュノー・キャラメルのアイスとペドロヒメネス
しっかりした味わいを持つこの小さなソルベには、南仏の文化を象徴するペドロヒメネス。
Assiette Fraise
苺のスープ仕立て キュベベ胡椒とエストラゴンのソルベ
最後はさっぱりとイチゴを。こちらもパリのクルティーヌ時代から毎年この時期に提供していた取り合わせで、春を感じる爽やかなデザートです。
フルーティーなキュベベ胡椒は鉄板。
伊・マルケ州(白甘口)/ アレアティコの赤ワイン・さくらんぼ
ヴィショラ / テラクルーダ
サクランボと赤ワインで造る、ルネッサンス時代から伝わるマルケの伝統的なデザートワイン。サクランボの高い香り。なめらかな口当たりと適度な酸を持つ甘口。
Pain et Beurre
クルティーパン と フランス産パムプリーバター
Mignardise 3 valiete
小さな3種のフランス菓子
Café ou Thé ou Infusion.
食後のひととき
「阿佐ヶ谷カフェフレスコ」:エスプレッソ、コーヒー
「マカイバリ」:ダージリン、アッサム 又は フレッシュハーブティー
※ 消費税は料金に含まれております。
※ コースの内容表記では、料理名だけに留めております。実際は料理によって胡椒も変え、調味いたします。
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ディナーのプリフィクスコース(コース内容を選べるコース)のご紹介
※ 食材の入荷により売り切れの場合がございます。
ご希望のお料理がございましたらご予約の際にご確認ください。
・「シェフお任せコース」もございます。こちらのページの最後にご案内します。
・スコットランド産半野生サーモン48時間柑橘マリネ(サラワク緑:マレーシア)
半野生サーモン。4箇所の広大な土地を管理し、毎年違う場所で育て、4年で、最初の土地に戻ってくる育て方。それぞれの土地は3年間自然なままで管理されるので、自然体系が戻った土地で悠々育つサーモンは、味わいがクリアで、養殖独特の脂の臭みが一切ない。
48時間と、時間をかけて、柑橘類とともにマリネし、相性のいいカリフラワーを合わせます。
・新玉葱のポタージュ 九条ネギを添えて(ペンジャ・サラワク白:マレーシア)
すずらんのコースをご覧ください。
・フォアグラを練り混んだマグレ鴨のパテ・ド・カンパーニュ (カンポット赤完熟:カンボジア)
「パテ・ド・カンパーニュ」はフレンチ好きな方は間違いなく食べたことあるかと思います。美味しいですね。もちろん豚肉を使ったものが通常。ですが、たまにはこういうパテもいいですよね。
・美食家のブーダン・ノワール 食べ比べ (長胡椒:石垣島)
(クリスチャン・パラの世界一のブーダン・ノワールと、クルティーヌのブーダン・ノワール食べ比べ)
豚の血と、21種スパイスを使ったフランス伝統料理をクラシカルに。長胡椒のアクセントで。 ノワールとは“黒”という意味。
詳しくはこちら
当店オリジナルレシピと共に、世界一との呼び声高いクリスチャン・パラのブーダンもフランスから届き、添えております。
なぜ2種類?という疑問を持たれるお客様が結構多いので簡単にご説明します。実は、クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールに惚れ込んで、自分でレシピを起こしたのがクルティーヌのレシピの方です。
パリの一つ星当時、14区のラ・メゾン・クルティーヌでは、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを焼き上げて提供していました。
休憩時間や休みの日に勉強に行っていた熟成肉の名店 ル・セヴェロ でも、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを使っています。それほどに、シェフたちから信頼の厚いブーダン・ノワールですが、日本には、やっと最近(2015年11月)輸入が可能になったばかりで、それまでは日本では手に入りませんでした。
しかし、どうしてもフランス当時と同じクオリティのブーダン・ノワールを提供したくて、試行錯誤を続けてきたものが今日皆様に提供しているクルティーヌのブーダン・ノワールとなります。
その後、最近になって、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールが輸入されるようになり、だったらやはり本家の方を使うべきだよねってことで、クルティーヌのブーダン・ノワールの存在価値がなくなってしまいました。
そこで、せっかく作り上げたオリジナルのブーダン・ノワールのレシピなので、今度はその背中を追いかけるのではなく、独自の個性をもたせ、洗練させていきたい思うようになります。
ですので、クルティーヌのブーダン・ノワールの原点となってくれた感謝と、変わらぬ敬意、そのオマージュとして、クリスチャンパラーのブーダンノワールを焼き上げ、その横に、その背中を追いかけ、追い越したいと願い、成長を続けるクルティーヌのブーダン・ノワールを 置くことにしました。
2種類を食べ比べ、味わいの違いをお楽しみいただければ嬉しく思います。
クルティーヌのブーダン・ノワールはテイクアウトもしております。
テイクアウトはこちら
・[+700-] ブロンドレンズ豆とトリュフ [ウフ・アラ・コック:半熟卵、仔羊のベーコン、パルムザン] キュベベ黒胡椒 / インドネシア
こだわりのレンズ豆。フランスはオーベルニュ地方のサンフルール村という限られた区域でしか生産されない奇跡の豆。その奇跡を知りたい方はこちら
このレンズ豆をどうしてもお召し上がりいただきたくて。
もう15年近く料理し続けているサンフルールの黄金色のレンズ豆。
・ [ + 1300-] 琥珀色のコンソメスープ と 小さなトリュフのタルティーヌ / ペンジャサラワク黒 : カメルーン
アミューズだけではなく、お料理としっかりと召し上がりたいというリクエストに応えてオン・メニュー
・ [ + 1500- ]トリュフ・フォンデュ(春野菜数種、馬鈴薯のフリット) / ケララ黒 : インド
新たな料理の登場です。
体温まるお野菜の一皿
————– <要予約> ———-
仕込みに3日以上必要なお料理もございます。ご予約の際にご確認ください。
・[ +800-]熟成近江牛のタルタル トリュフのサヴァイヨンソース (サラワク黒:マレーシア)
より美味しくお召し上がりいただくためには相応のタイミング管理と準備が必要。これ以上ないと思える熟成肉のタルタルは要予約で。
・[ +500-] フォアグラのポワレ 菜の花のリゾット添え
ヨーロッパの鳥インフルエンザ流行のため、世界的にフォアグラがだんだん希少になってきました。
いつまで提供できるのか・・・
・[+1,000-]フォアグラと季節の果実のミルフィーユ カカオ風味 冬トリュフの香り
今月はプリュノーをフォアグラとフィユタージュに挟みました。この料理を目当てにご来店される方もおられます。食感と味わいのマリアージュをぜひお愉しみ下さい。ソースはマデラ酒とトリュフを使ったペリグーソース。
< Les Plats > メイン
・本日の魚料理
その日の入荷によって内容が変わります。
・フランス郷土料理 ”ナヴァラン ダニョー” (仔羊のトマト煮込み)
春は仔羊。春はナヴァラン。です。
パリで何回作ったことか、何回食べたことかっていうくらいの得意料理です。
仔羊を肩肉をじっくりトマトで煮込み、パリと変わらぬ味わいで提供中。
隠れたファンが多いのもこの料理の特徴。春の代名詞。是非一度食べてみてください。
・フランス郷土料理 ”アッシ・パルマンティエ”(熟成肉、蝦夷鹿肉、桜肉、マッシュポテト) (テリチェリー 黒:南インドの港街)
熟成肉の切落とし、滋賀の猟師から直接届いた野生の日本鹿、同じく滋賀の猟師から届いた野生の猪を、香味野菜、赤ワイン、スパイス、ハーブとともにゆっくり2日間かけて煮込みました。 馬鈴薯のピュレと2層にしてアツアツをお召し上がり頂けます。
しっかりした旨味を持つソースも自慢です。
過去のブログですが、よろしければこちらもご参考に。
熟成肉
ラ・メゾン・クルティーヌといえば熟成肉。
日本とフランスをひっくるめても本当に熟成肉を楽しめるレストランは少ないものです。
一口目は是非、温かいうちにお肉だけをお召し上がりください。噛めば噛むほどに味わいを増し、熟成香が立ってまいります。
100日以上の時間をかけ、ゆっくりと作り上げた熟成の個性は、やはり口内でじっくりとお召し上がりになることで完成いたします。
・短期熟成近江牛のポワレ 80g
短期熟成の醍醐味は、熟成中に起こる水分の枯渇による肉の味わいの凝縮感です。短期熟成なので、そこまで熟成香はのっていませんが、ストレートにお肉の美味しさを感じられる状態となります。熟成期間が長期熟成の約3分の1。その分リーズナブルにご提供できるのも嬉しいですね。
通常の、肉の出汁を使ったソースは肉の味わいを感じるためには邪魔になると考え、添えておりません。
唯一、熟成肉のために作り上げた10種類のハーブをブレンドするソース・デルブと共に、お好みで、ゲランドの塩の花、インドネシアのサラワク胡椒、バスク地方のピマン・デスペレット(一味唐辛子)で、お召し上がりください。
・前日までの要予約 [+1,900円] 長期熟成近江牛のトーチィエール
手間暇かけて約100日間熟成させた近江牛を、一番いい状態でお召し上がりいただくために、お召し上がりになる時間から逆算して骨から外し調理します。
当店スペシャリテ
熟成肉の旨味、熟成香、茸、ペリグーソース。
熟成肉を知っている方にこそ、お召し上がりいただきたい、熟成肉を用いた数少ない料理の一つの完成形。
ご来店日の前日までにご予約ください。
熟成肉話にご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。
過去のブログですが、よろしければこちらもご参考に。
< Options > オプション
・ [ + 600] 野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット
パリ時代から人気のフリット。
野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット。 香りが、旨味が、普通のフリットとは違います。
特に熟成肉との相性は抜群。
・[+2800円] ジビエのパテ・オン・クルート
パテオンクルート。
以前紹介した記事より抜粋しながらご紹介します。
クルティーヌのジビエは三重県から届くことが多いです。
それは、ジビエをクルティーヌへと届けてくださる、大切な猟師さんが主に三重を拠点にしているからです。
じつは、猟師さんは誰でもいいわけではありません。大切な友人とのつながりによって紹介された、信頼できる方というのが第一条件です。
こちらの猟師さんは、猟をした中でも、より、いいものをクルティーヌに送ってくださる貴重な方です。
まず、血抜きは猟で仕留めてから30分以内に綺麗に抜いてしまわなくてはいけません。なぜかですって? ここでジビエの肉の香りが決定します。ゆっくりしていては、血が回ってしまって、生臭みの残る血の匂いが肉に入り込んでしまいます。
ですので、猟師さんは命に誠実な方でなくてはいけません。
丁寧に素早く処理をするのは大変です。鹿を処理するところを想像してみてください。大きな本州鹿の血抜きなんて、おお仕事です。30分でやりきること自体、大変な労力と、神経を使います。そして、そのあとすぐに送っていただかなければいけません。 そういった誠実なお仕事ぶりは、届いたお肉に全て見えます。
食べればすぐにわかります。
こういう方々の命へのリスペクトがあるからこそ、僕も、もっともっと自然に感謝して料理しなければと身が引き締まる思いを強く持つことができるのだと思います。
クルティーヌの料理は全て自家製なので、パテ・オン・クルートの生地ももちろんタイミングを計ってフィユタージュ生地を折り使用します。手間と時間がかかりますがやはりこの生地でないとこの美味しさにはなりません。
滋味溢れる鹿や猪や、山鶉の旨味を一身にまとったこのパイの美味しさは格別です。
中心に据えた山鶉の胸肉とフォアグラはしっとりと仕上がっています。
まずはフィユタージュ生地を折って。
まずは何もつけずにパテ・オン・クルートだけをお召し上がりください。それから、コンソメとトリュフのエスプーマーとともにお召し上がりいただければ、二度楽しめるかと思います。箸休めのピクルスのようなものは、グレックといって、「ギリシャ」という意味。こちらのグレックのレシピにもこだわっております。
・ [ + 1,900円] アシエット・フロマージュ (チーズの盛り合わせ) 4種
メインの後に、もしお腹に余裕のある場合は、ぜひフロマージュをお召し上がりください。かの有名な美食家ぶりやサヴァランは、チーズのない食卓は片目のない美女だと言っています。
・フランス北部ノルマンディーから届くカマンベール
ナポレオン3世が気に入って世に広まったという比較的最近作られ始めたチーズ。1789年にカマンベール村で作られたのが最初だとか。チーズといえば?と世界各国で問いかけてみたところ、一番多く答えられたのが「カマンベール」だったとか。
・コンテ
・ブルゴーニュ地方からエポワース
ウオッシュチーズの代表格。マールと呼ばれる、ブルゴーニュ地方の蒸留酒(地酒)と塩水で洗いながら最低4週間は熟成させて、独特の香りと旨みを凝縮させます。かのブリヤ・サヴァランは、このチーズを指して「チーズの王」と呼んだとか。
・ミディ=ピレネー地方からロックフォール
フランス最古のチーズといわれている。
スールゾン村の地下に広がる洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ない羊乳のチーズ。
数千年前、この村内のコンバール山の北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たという伝説は有名。
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< Desserts > デセール
・ヴァローナショコラとキャラメルのフォンダン 山椒の旋律
・南高梅のユンヌルーシュ (キュベベ黒:インドネシア)
・さっぱりと今月のソルベを2種
本日は洋梨のソルベ と 焼き茄子とシソのアイスクリームです。
A ポタージュ 500円
B ズワイ蟹のカニクリームコロッケ 600円
C 鴨とフォアグラのパテ・ド・カンパーニュ 900円
D フォアグラ入り洋風茶碗蒸しトリュフ風味 900円
E いろいろチーズの盛り合わせ 1,100円
F あわあわのナポリタン (80g) 1,000円
G あわあわの甘口カレー 1,000円
H あわあわの熟成肉入りハンバーグ(40g)とバターライス 1400円
I チョコレートケーキ(ガトーショコラ) 600円
J キャラメルのアイス 400円
こちらは「あわあわのナポリタン」。お子様用ですが、本気です。
「シェフお任せコース」
「シェフお任せA」 7,300
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン + デセール+ パン+ コーヒー + 小菓子3種
「シェフお任せB 」8,900
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品 + メイン+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種
「シェフお任せC 」10,800
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン2品+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種
「シェフお任せD」 12,500
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品+ メイン2品+ デセール+パン + コーヒー + 小菓子3種
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。
シェフが自らその日一番オススメな料理で、「シェフお任せコース」を組み立てます。
「お任せ頂いたからには」と、通常より内容がちょっとお得に。
「フランスの七年半」(電子書籍)
たくさんの方々のご要望により、フランス生活前半の色々な出来事をやっと電子書籍にまとめることができました。
「プロローグ」はこちらより無料でお読みいただけます。
「フランスの七年半 (上)」594円(税込) は こちら
かなり読み応えあります。
<クルティーヌの食材(縁の下の力持ち)>
※ クルティーヌブログの更新は毎回クルティーヌのツイッター(https://twitter.com/maison_courtine】にて御知らせ致します。
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ラ・メゾン・クルティーヌ
Tel:03-6276-9938
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10
HP:https://www.courtine.jp
Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : every second Wednesday, Thursday
Hours : Lunch 11:30a.m – 3:00p.m (L.O. 1:30p.m.)?Dinner 6:00p.m. – 11:00p.m. (L.O. 9:00p.m.)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)
沈丁花:ダフネ・オドラ < Menu Daphne odora> ¥ 8,900 (要予約) 4/ 6 まで
Petit Consomme double
小さな琥珀色のコンソメスープ
あまりにも有名な、フランス料理の代名詞とも言われる料理です。
フランス時代のある日、気の置けない料理人と酒を飲みながら話していた時、ふとコンソメスープの話題になって、互いに熱を帯びてしまって気付いたら朝にだった、というくらい語りつくせない想いのある料理です。
ところが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。
手間も時間もお金もかかる上に、技術的にもとても難しい。仕方がないといえば仕方がないのですが、唯一お目見えする結婚式の披露宴などでは、委託業者のレトルトのコンソメスープばかりが幅を利かせ、本来の姿に出会えず、個人的に辟易しているというのが正直なところです。
クルティーヌでは、オープン以来絶やさず作り続けています。
一番最初にお通し(アミューズ・ブーシュ)としてお出ししています。いえ、チャージ料も席料も頂かないので、厳密にはお通しとも違うのかもしれません。
「わざわざご足労いただきましてありがとうございます。ささやかなものではございますが…」という気持ちで差し上げる、料金を頂かない一皿となります。
が、しかし、いつまで続けられるかわかりません。経営者としては辞めるべきかもしれません。ですが、できる限り続けて行きたいと思います。
以前の記事から少し抜粋してご紹介します。
「この小さな琥珀色にとことんこだわって。」
45L鍋の底が見えるほど澄んだ黄金色のコンソメスープ。
こちらのコンソメは、ディナーのアミューズ ブーシュとして登場します。ですので、ご来店くださるすべての方にご提供します。
材料は、牛骨10kg ヒナ鶏ガラ7kg 鶏手羽先5kg 仔牛のスネ肉4kg 仔牛スジ2kg 牛スジ2kg 牛挽肉3kg 玉ねぎ2kg 人参2kg セロリと根セロリ500g トマト600g ニンニク100g白ワインとコニャック1.5kg ハーブやスパイスetcで 40.4kg。
こちらを煮込んで、コンソメスープのベースを作る。
そのベースへ、新たに挽肉などを加え、卵白で澄ませてゆくと…黄金色。
そして、黄金色を煮詰めて、凝縮させてゆくと… 琥珀色に変わる。
40kgの食材からゼラチン質を極力出さないようにして、旨味と香りのエキスだけを取り出した贅沢なコンソメスープの出来上がり。
40kgを超える材料を使い、2日かけて作って、出来上がりは僅か4L。
やはり、美味しいものは綺麗。
Calmars firefly,bulot,Basilique,gelee de fleur de cerisier.
蛍烏賊と真粒貝とユリ根 バジル風味 桜のゼリー掛け / ムントク白胡椒:インドネシア
Tagliatelle d’ Encornet et Asperge, botarga
アスパラガスと白イカのタリアテッレ見立て 唐墨 桜海老を散らして / サラワク白:マレーシア
Cremeaux de Cresson
クレソンのクレムゥ / ペンジャ白 : カメルーン
Bambou poêlée et Garette de Crevette sauce balsamique .
筍のポワレと天使の海老のガレット バルサミ・リエ カスタレードの香り添え
ムントク白/ インドネシア
Agneau printemps au fleur de cerisier.
春草を食むの仔羊と桜 山菜のソテ添え 長胡椒/ 石垣島
Sorbet Vodka et Gelée de hyuuganatsu . come salty dog.
日向夏のソルティードッグ
Nougat glace de fleur de cerisier.
桜のヌガーグラッセ
Pain et Beurre
クルティーパン と フランス産パムプリーバター
Mignardise 3 valiete
小さな3種のフランス菓子
Café ou Thé ou Infusion.
食後のひととき
「阿佐ヶ谷カフェフレスコ」:エスプレッソ、コーヒー
「マカイバリ」:ダージリン、アッサム 又は フレッシュハーブティー
※ 消費税は料金に含まれております。
※ コースの内容表記では、料理名だけに留めております。実際は料理によって胡椒も変え、調味いたします。
こちらのコースに合わせたカップリングワインも選びに選んだワインばかり。
相乗のマリアージュをお楽しみいただけます。
カップリングワインも是非ご検討ください。
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・「シェフお任せコース」もございます。こちらのページの最後にご案内します。
・マグレ鴨のパテ・ド・カンパーニュ (カンポット赤完熟:カンボジア)
「パテ・ド・カンパーニュ」はフレンチ好きな方は食べたことあるかと思います。
美味しいですよね。もちろん豚肉を使ったものが正解です。正にそれこそがパテ・カンです。当然マグレ鴨を使ったパテ・ド・カンパーニュはまず召し上がったことはないと思います。
僕も聞いたことがありません。
ですが、マグレ鴨とフォアグラで作ってみたら、これがなんとも美味しいのです。
正直、毎回作るたびに、美味しくって驚いてしまいます。見た目はほとんど変わりませんが…。
・美食家のブーダン・ノワール 食べ比べ (長胡椒:石垣島)
(クリスチャン・パラの世界一のブーダン・ノワールと、クルティーヌのブーダン・ノワール食べ比べ)
豚の血と、21種スパイスを使ったフランス伝統料理をクラシカルに。長胡椒のアクセントで。 ノワールとは“黒”という意味。
詳しくはこちら
当店オリジナルレシピと共に、世界一との呼び声高いクリスチャン・パラのブーダンもフランスから届き、添えております。
なぜ2種類?という疑問を持たれるお客様が結構多いので簡単にご説明します。実は、クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールに惚れ込んで、自分でレシピを起こしたのがクルティーヌのレシピの方です。
パリの一つ星当時、14区のラ・メゾン・クルティーヌでは、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを焼き上げて提供していました。
休憩時間や休みの日に勉強に行っていた熟成肉の名店 ル・セヴェロ でも、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを使っています。それほどに、シェフたちから信頼の厚いブーダン・ノワールですが、日本には、やっと最近(2015年11月)輸入が可能になったばかりで、それまでは日本では手に入りませんでした。
しかし、どうしてもフランス当時と同じクオリティのブーダン・ノワールを提供したくて、試行錯誤を続けてきたものが今日皆様に提供しているクルティーヌのブーダン・ノワールとなります。
その後、最近になって、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールが輸入されるようになり、だったらやはり本家の方を使うべきだよねってことで、クルティーヌのブーダン・ノワールの存在価値がなくなってしまいました。
そこで、せっかく作り上げたオリジナルのブーダン・ノワールのレシピなので、今度はその背中を追いかけるのではなく、独自の個性をもたせ、洗練させていきたい思うようになります。
ですので、クルティーヌのブーダン・ノワールの原点となってくれた感謝と、変わらぬ敬意、そのオマージュとして、クリスチャンパラーのブーダンノワールを焼き上げ、その横に、その背中を追いかけ、追い越したいと願い、成長を続けるクルティーヌのブーダン・ノワールを 置くことにしました。
2種類を食べ比べ、味わいの違いをお楽しみいただければ嬉しく思います。
クルティーヌのブーダン・ノワールはテイクアウトもしております。
テイクアウトはこちら
・[+700-] [八ヶ岳南麓ファームより届く菊芋の燻製 トリュフの香り / キュベベ黒:インドネシア
八ヶ岳に惚れ込んだ八巻さんが丹念に育てた旨味溢れる美味しい菊芋をゆっくり蒸し上げてから,燻製にしました。
栄養価の高い菊芋の皮をフリットして、ちらし、冬トリュフと共に。
その大地のマリアージュをお愉しみ下さい。
・[+1,300円] ジビエのパテ・オン・クルート
パテオンクルート。
以前紹介した記事より抜粋しながらご紹介します。
クルティーヌのジビエは三重県から届くことが多いです。
それは、ジビエをクルティーヌへと届けてくださる、大切な猟師さんが主に三重を拠点にしているからです。
じつは、猟師さんは誰でもいいわけではありません。大切な友人とのつながりによって紹介された、信頼できる方というのが第一条件です。
こちらの猟師さんは、猟をした中でも、より、いいものをクルティーヌに送ってくださる貴重な方です。
まず、血抜きは猟で仕留めてから30分以内に綺麗に抜いてしまわなくてはいけません。なぜかですって? ここでジビエの肉の香りが決定します。ゆっくりしていては、血が回ってしまって、生臭みの残る血の匂いが肉に入り込んでしまいます。
ですので、猟師さんは命に誠実な方でなくてはいけません。
丁寧に素早く処理をするのは大変です。鹿を処理するところを想像してみてください。大きな本州鹿の血抜きなんて、おお仕事です。30分でやりきること自体、大変な労力と、神経を使います。そして、そのあとすぐに送っていただかなければいけません。 そういった誠実なお仕事ぶりは、届いたお肉に全て見えます。
食べればすぐにわかります。
こういう方々の命へのリスペクトがあるからこそ、僕も、もっともっと自然に感謝して料理しなければと身が引き締まる思いを強く持つことができるのだと思います。
クルティーヌの料理は全て自家製なので、パテ・オン・クルートの生地ももちろんタイミングを計ってフィユタージュ生地を折り使用します。手間と時間がかかりますがやはりこの生地でないとこの美味しさにはなりません。
滋味溢れる鹿や猪や、山鶉の旨味を一身にまとったこのパイの美味しさは格別です。
中心に据えた山鶉の胸肉とフォアグラはしっとりと仕上がっています。
まずはフィユタージュ生地を折って。
まずは何もつけずにパテ・オン・クルートだけをお召し上がりください。それから、コンソメとトリュフのエスプーマーとともにお召し上がりいただければ、二度楽しめるかと思います。箸休めのピクルスのようなものは、グレックといって、「ギリシャ」という意味。こちらのグレックのレシピにもこだわっております。
————– <要予約> ———-
仕込みに3日以上必要なお料理もございます。ご予約の際にご確認ください。
・[+1,000-]フォアグラと季節の果実のミルフィーユ カカオ風味 冬トリュフの香り
今月は洋梨をフォアグラとフィユタージュに挟みました。この料理を目当てにご来店される方もおられます。食感と味わいのマリアージュをぜひお愉しみ下さい。ソースはマデラ酒とトリュフを使ったペリグーソース。
・[+700-] 雷鳥のビスク / ケララ黒:インド
とうとうジビエの季節が終了しました。 もう入荷はありません。今ある分と、今熟成中の雷鳥で最後です。
ジビエの中でも一番クセの強い雷鳥。その雷鳥のクセを活かした一品を作りたくって考案しました。
本来、今月のオマール海老のビスクのように、甲殻類のビスクが有名ですが、その技術をジビエの鳥に応用した、実はかなりの技術と、手間と時間とお金を必要とする料理です。
ビスクの泡に雷鳥の肝や、フォワグラや、トリュフを練り込んだタルティーヌを沈めて。
今のところ、世界中で当店でしか食べられない料理のはず。
一押しの料理です。
是非お試しください。
(ムントク 白:インドネシア)
< Les Plats > メイン
・本日の魚料理
その日の入荷によって内容が変わります。
・フランス郷土料理 ”ナヴァラン ダニョー” (仔羊のトマト煮込み)
・フランス郷土料理 ”アッシ・パルマンティエ”(熟成肉、蝦夷鹿肉、桜肉、マッシュポテト) (テリチェリー 黒:南インドの港街)
滋賀近江八幡の近江牛を当店で長期熟成させた熟成肉の切落とし、滋賀の猟師から直接届いた野生の日本鹿、同じく滋賀の猟師から届いた野生の猪を、香味野菜、赤ワイン、スパイス、ハーブとともにゆっくり2日間かけて煮込みました。 馬鈴薯のピュレと2層にしてアツアツをお召し上がり頂けます。
しっかりした旨味を持つソースも自慢です。
過去のブログですが、よろしければこちらもご参考に。
短期熟成近江木下牛のポワレ”近江八幡 の 近江牛80g 追加50gにつき1,200-
[+1,500円] 長期熟成近江牛ランプ ポワレ 80g 追加50g 1500
ラ・メゾン・クルティーヌといえば熟成肉。
日本とフランスをひっくるめても本当に熟成肉を楽しめるレストランは少ないものです。
一口目は是非、温かいうちにお肉だけをお召し上がりください。噛めば噛むほどに味わいを増し、熟成香が立ってまいります。
100日以上の時間をかけ、ゆっくりと作り上げた熟成の個性は、やはり口内でじっくりとお召し上がりになることで完成いたします。
通常の、肉の出汁を使ったソースは邪魔になると考え、添えておりません。
唯一、熟成肉のために作り上げた10種類のハーブをブレンドするソース・デルブと共に、お好みで、ゲランドの塩の花、インドネシアのサラワク胡椒、バスク地方のピマン・デスペレット(一味唐辛子)で、お召し上がりください。
ご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。
熟成肉話にご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。
過去のブログですが、よろしければこちらもご参考に。
< Options > オプション
・ [ + 500] 野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット
パリ時代から人気のフリット。
野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット。 香りが、旨味が、普通のフリットとは違います。
・アシエット・フロマージュ (チーズの盛り合わせ) 4種 [ + 1,900]
メインの後に、もしお腹に余裕のある場合は、ぜひフロマージュをお召し上がりください。かの有名な美食家ぶりやサヴァランは、チーズのない食卓は片目のない美女だと言っています。
・フランス北部ノルマンディーから届くカマンベール
ナポレオン3世が気に入って世に広まったという比較的最近作られ始めたチーズ。1789年にカマンベール村で作られたのが最初だとか。チーズといえば?と世界各国で問いかけてみたところ、一番多く答えられたのが「カマンベール」だったとか。
・フランドル地方から届くミモレット
熟成が進む前はやわらかさもありますが、熟成が進むと水分も減り、熟成具合によっては外皮にナイフが入らないくらい硬くなります。中身もハードタイプのチーズらしいかみごたえのある歯ざわりが楽しめます。
濃厚な味わいで、熟成が進んだものは“からすみ”のようだとも例えられます。うまみを味わうのもミモレットの楽しみ。
・ブルゴーニュ地方からエポワース
ウオッシュチーズの代表格。マールと呼ばれる、ブルゴーニュ地方の蒸留酒(地酒)と塩水で洗いながら最低4週間は熟成させて、独特の香りと旨みを凝縮させます。かのブリヤ・サヴァランは、このチーズを指して「チーズの王」と呼んだとか。
・ミディ=ピレネー地方からロックフォール
フランス最古のチーズといわれている。
スールゾン村の地下に広がる洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ない羊乳のチーズ。
数千年前、この村内のコンバール山の北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たという伝説は有名。
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< Desserts > デセール
・モワローショコラ と カカオのソルベ
・ 柘榴(ザクロ)のユンヌルーシュ
・さっぱりと今月のソルベを2種
本日は洋梨のソルベ と 焼き茄子とシソのアイスクリームです。
F あわあわのナポリタン (80g) 1,000円
G あわあわの甘口カレー 1,000円
H あわあわの熟成肉入りハンバーグ(40g)とバターライス 1,400円
「シェフお任せコース」
「シェフお任せA」 7,300
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン + デセール+ パン+ コーヒー + 小菓子3種
「シェフお任せB 」8,900
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品 + メイン+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種
「シェフお任せC 」10,800
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン2品+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種
「シェフお任せD」 12,500
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品+ メイン2品+ デセール+パン + コーヒー + 小菓子3種
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。
シェフが自らその日一番オススメな料理で、「シェフお任せコース」を組み立てます。
「お任せ頂いたからには」と、通常より内容がちょっとお得に。
「フランスの七年半」(電子書籍)
たくさんの方々のご要望により、フランス生活前半の色々な出来事をやっと電子書籍にまとめることができました。
「プロローグ」はこちらより無料でお読みいただけます。
「フランスの七年半 (上)」594円(税込) は こちらよりお買い求めください。
かなり読み応えあります。
お買い求めくださる方が多くなったら、下巻も編集できます。
初めての電子書籍化です。
しかも、全て素人の僕が自分で作りました。
何かお気付きの点がありましたら、ご教授ください。もっともっと良いものに随時変えて行きたいと思います。
<クルティーヌの食材(縁の下の力持ち)>
※ クルティーヌブログの更新は毎回クルティーヌのツイッター(https://twitter.com/maison_courtine】にて御知らせ致します。
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ラ・メゾン・クルティーヌ
Tel:03-6276-9938
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10
HP:https://www.courtine.jp
Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : every second Wednesday, Thursday
Hours : Lunch 11:30a.m – 3:00p.m (L.O. 1:30p.m.)?Dinner 6:00p.m. – 11:00p.m. (L.O. 9:00p.m.)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)
暖かくなってきましたね!
風が強い日が増えてきました。ほっこりとした日差しと風に乗って漂う春の香りが気持ちを晴れやかにしてくれますね。
外出するのが楽しいです。
さて、本日スポットを当てるは食材はふきのとう!
大粒で香り良し!が高知県から届きました。
ランチから全開で香り堪能のお皿をご用意します!
『 蕗の薹の一皿)ウフ・アラ・コック 』
こちらは、卵料理です。一般的には、一番ポピュラーな料理とも言える卵の料理。実は僕ら料理人にとって、とっても難しい料理と言われる料理の一つです。
今回のウフ・アラ・コックとは、「半熟卵」。
ルイ14世がこよなく愛した卵料理の一品で、実はとっても奥深い料理です。「ウフ・アラ・コック」とは(半熟卵の殻付き)という意味。
要するに、殻付きでないと提供できないほどにギリギリの火入れで提供するものです。
今回は、その殻付きでないと提供できないほどのギリギリ、ふわとろな卵の、しかもゆでたての崩れやすいものを、必死で殻をむいてアラミニッツで提供したいと思います。「殻取っちゃうのにウフ・アラ・コック」と言えるの? と感じるかもしれませんが、殻をつけてないと提供できないとされた火加減の卵の、その殻を非常に難しいバランスで、外すところに、クルティーヌで提供する価値があるということになります。 フランスの三つ星の戦場のような調理場で、大真面目に取り組む価値のある料理です。
今回は春風に乗ったふきのとうの香りと、春の代名詞プティサレ(海の塩草を食んだ仔羊)のベーコン、グリンピースなど春先取りの食材たちとともにご堪能いただきます。
どうぞお楽しみに。
続きまして、メインディッシュは
『 ふきのとうの一皿)鶏もも肉の香草パン粉焼き 』
肉の火入れで一番難しい鶏肉のお料理。そして、クルティーヌの得意料理です。
ハーブたっぷりの香草パン粉をまぶしたフランスを感じる一皿。
こちらにたっぷりのほうれん草とふきのとうをソテーして添えます。
シンブルですが、香りに溢れる一皿。きっと驚きの取り合わせですよ。
では、料理の準備に入ってきます!
おたのしみに!
ヴァレンタインディナー! 終わってみればやはりとても素晴らしいディナーとなりました。
やはり高橋那菜さんは、とっても優しい音色を奏でる方でした。
ただ話をしたりしている分にはあどけなさの残る女性ですが、演奏が始まるとパッとプロミュージシャンの顔、雰囲気になります。
今回は、ディナーの最後、デザートとコーヒーを飲みながら聴く楽曲ということで、結構わかりやすくて、有名な曲をセレクトしてくれました。
またイベントをお願いしたいと思います。
皆さまこんにちは。
寒くなってまいりましたね!
とうとう2月になりました。関西では大雪のようです。東京もちらほらと雪が舞う日が増えてきたこの頃です。
今日は日向ぼっこができそうな柔らかな太陽の陽が心地よい1日ですね。もう立春です。
さて、2月といえばこの花。
『福寿草』。キンポウゲの花の一種です。日本では北は北海道から南は九州まで、気をつけて雪道を歩いていると、可愛らしく顔を出しています。春を告げる花とも言われます。その一方で、根には毒としての作用もあります。
花言葉は「永久の幸福」、「思い出」、「幸福を招く」、「祝福」。
めでたいお正月に、雪をかき分けて花を覗かせる姿に福を重ねたそうです。
2月は節分。豆撒きとともに福寿草を家に招き入れ、福を内へ呼びましょう。
では、今月の料理のご説明へと移りたいと思います。
福寿草:ハマメリス < Menu Adonis > ¥ 8,900 1/6 〜 2/6
Petit Consomme double
小さな琥珀色のコンソメスープ
あまりにも有名な、フランス料理の代名詞とも言われる料理です。
フランス時代のある日、気の置けない料理人と酒を飲みながら話していた時、ふとコンソメスープの話題になって、互いに熱を帯びてしまって気付いたら朝にだった、というくらい語りつくせない想いのある料理です。
ところが、最近はめっきり姿を見せなくなりました。
手間も時間もお金もかかる上に、技術的にもとても難しい。仕方がないといえば仕方がないのですが、唯一お目見えする結婚式の披露宴などでは、委託業者のレトルトのコンソメスープばかりが幅を利かせ、本来の姿に出会えず、個人的に辟易しているというのが正直なところです。
クルティーヌでは、オープン以来絶やさず作り続けています。
一番最初にお通し(アミューズ・ブーシュ)としてお出ししています。いえ、チャージ料も席料も頂かないので、厳密にはお通しとも違うのかもしれません。
「わざわざご足労いただきましてありがとうございます。ささやかなものではございますが…」という気持ちで差し上げる、料金を頂かない一皿となります。
が、しかし、いつまで続けられるかわかりません。経営者としては辞めるべきかもしれません。ですが、できる限り続けて行きたいと思います。
以前の記事から少し抜粋してご紹介します。
「この小さな琥珀色にとことんこだわって。」
45L鍋の底が見えるほど澄んだ黄金色のコンソメスープ。
こちらのコンソメは、ディナーのアミューズ ブーシュとして登場します。ですので、ご来店くださるすべての方にご提供します。
材料は、牛骨10kg ヒナ鶏ガラ7kg 鶏手羽先5kg 仔牛のスネ肉4kg 仔牛スジ2kg 牛スジ2kg 牛挽肉3kg 玉ねぎ2kg 人参2kg セロリと根セロリ500g トマト600g ニンニク100g白ワインとコニャック1.5kg ハーブやスパイスetcで 40.4kg。
こちらを煮込んで、コンソメスープのベースを作る。
そのベースへ、新たに挽肉などを加え、卵白で澄ませてゆくと…黄金色。
そして、黄金色を煮詰めて、凝縮させてゆくと… 琥珀色に変わる。
40kgの食材からゼラチン質を極力出さないようにして、旨味と香りのエキスだけを取り出した贅沢なコンソメスープの出来上がり。
40kgを超える材料を使い、2日かけて作って、出来上がりは僅か4L。
やはり、美味しいものは綺麗。
Huitre en gelee.
ミネラルに富む岩手の伏流水で育つ真牡蠣に同郷の若布のジュレを添えて/ サラワク白胡椒:マレーシア
真牡蠣の美味しいシーズンも終わりに近づいてきました。今シーズンの食べおさめにぜひ、ミネラルをたっぷりと含んだ海からの恩恵の一皿をお召し上がりください。
牡蠣はカラカラ綺麗に取り出して、特殊技術による、飲料用の電解質の水でノロウイルスはきちんと滅しておりますので、安心してお召し上がりください。
丁寧に抽出したシブレットオイルがいい香りのアクセントとなり、牡蠣の旨味を引き立てます。
Foie gras poêlée aux risotto de FUKINOTOU.
フォアグラのポワレ 蕗の薹と白筍のブルーチーズリゾット
久しぶりにフォアグラのポワレが登場です。
寒いこの時期には温かなリゾットを添えて。しかも春を告げる今が最高に香り高くなる蕗の薹をふんだんに使って。雪の下の地中で柔らかに育った春の筍の新芽とともに、立春の香りをご堪能ください。
ゴルゴンゾーラのリゾットに白筍とふきのとうの香りを閉じ込めて。以外と好相性なのに驚いてください。
Bisque de Homard aux Epinard
オマール海老のビスク ほうれん草のロワイヤル ペンジャ黒 : カメルーン
オマール海老を丸のまま焼き上げて、殻も何もかも、全部余さずに使ってスープに仕上げます。生クリームも贅沢に使って、泡立てることで、軽さと、香りを堪能するスープです。寒いこの時期に美味しいほうれん草で柔らかな茶碗蒸しを作り忍ばせて、その上にソテーしたほうれん草を乗せました。
全部一緒にお召し上がりください。
Brandade façon Courtine.
真鱈のブランダード クルティーヌスタイル
ムントク白/ インドネシア
こちらの料理は、フランスの伝統的な料理「ブランダード」を、まったく違うアプローチから完成させたオリジナリティ溢れるブランダードです。
是非、他では食べられないこのブランダード、お召し上がりください。
Tourte de Pigeon
ランド産鳩のトゥルト 根セロリと甜菜のピュレ
長胡椒/ 石垣島
ジビエを使ったパイ包み料理の最高峰。トゥルトです。
こんな風にして、
焼き上げたらカットしてお召し上がりいただきます。
こちらの料理、どれだけ細かに説明しても足りないので、多くは語りません。
お召し上がりください。
Sorbet Grenade et Gelée d’Amalette.
柘榴(ざくろ)のソルベ アマレットのジュレ
Assiette Fraise .
苺とマスカルポーネと練乳
苺の季節ですね。だいぶ美味しくなってきました。
苺は毎年、地元千葉の蓮沼の苺農園から送っていただきます。実家から歩いて行ける距離にある、子供の頃から慣れ親しんだ美味しい苺。
今回はマスカルポーネと練乳でまとめました。ナッツを練り込んだ生地、エストラゴンのゼリーなど、全部を一緒にお召し上がりください。
Pain et Beurre
クルティーパン と フランス産パムプリーバター
有名な「エシレバター」を作るエシレ村のとなり村から届いたこだわりのバターです。 エシレバターのライバルの味わいを知るのもまた一興。
ディナーのパンは当然自家製パン。天然酵母を使った、その名もクルティーパンです。
Mignardise
小さな3種のフランス菓子
Café ou Thé ou Infusion.
食後のひととき
「阿佐ヶ谷カフェフレスコ」:エスプレッソ、コーヒー
「マカイバリ」:ダージリン、アッサム 又は フレッシュハーブティー
※ 消費税は料金に含まれております。
※ コースの内容表記では、料理名だけに留めております。実際は料理によって胡椒も変え、調味いたします。
こちらのコースに合わせたカップリングワインも選びに選んだワインばかり。
相乗のマリアージュをお楽しみいただけます。
カップリングワインも是非ご検討ください。
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・「シェフお任せコース」もございます。こちらのページの最後にご案内します。
・ミネラルに富む伏流水で育つ真牡蠣に同郷の若布のジュレを添えて (サラワク白:マレーシア)
福寿草をご覧ください。
究極の大根のスープ(ペンジャ・サラワク 白 : カメルーン)
先月に引き続き、今月も登場。やはりこの時期の八ヶ岳のムロで寝かせた大根は美味しいです。水を一切加えないで、大根の持つ水分で大根に火を入れていくので、大根の味わいの凝縮度合いがたまりません。非常に人気のポタージュです
・マグレ鴨のパテ・ド・カンパーニュ (カンポット赤完熟:カンボジア)
「パテ・ド・カンパーニュ」はフレンチ好きな方は食べたことあるかと思います。
美味しいですよね。もちろん豚肉を使ったものが正解です。正にそれこそがパテ・カンです。当然マグレ鴨を使ったパテ・ド・カンパーニュはまず召し上がったことはないと思います。
僕も聞いたことがありません。
ですが、マグレ鴨とフォアグラで作ってみたら、これがなんとも美味しいのです。
正直、毎回作るたびに、美味しくって驚いてしまいます。見た目はほとんど変わりませんが…。
・美食家のブーダン・ノワール 食べ比べ (長胡椒:石垣島)
(クリスチャン・パラの世界一のブーダン・ノワールと、クルティーヌのブーダン・ノワール食べ比べ)
豚の血と、21種スパイスを使ったフランス伝統料理をクラシカルに。長胡椒のアクセントで。 ノワールとは“黒”という意味。
詳しくはこちら
当店オリジナルレシピと共に、世界一との呼び声高いクリスチャン・パラのブーダンもフランスから届き、添えております。
なぜ2種類?という疑問を持たれるお客様が結構多いので簡単にご説明します。実は、クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールに惚れ込んで、自分でレシピを起こしたのがクルティーヌのレシピの方です。
パリの一つ星当時、14区のラ・メゾン・クルティーヌでは、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを焼き上げて提供していました。
休憩時間や休みの日に勉強に行っていた熟成肉の名店 ル・セヴェロ でも、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを使っています。それほどに、シェフたちから信頼の厚いブーダン・ノワールですが、日本には、やっと最近(2015年11月)輸入が可能になったばかりで、それまでは日本では手に入りませんでした。
しかし、どうしてもフランス当時と同じクオリティのブーダン・ノワールを提供したくて、試行錯誤を続けてきたものが今日皆様に提供しているクルティーヌのブーダン・ノワールとなります。
その後、最近になって、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールが輸入されるようになり、だったらやはり本家の方を使うべきだよねってことで、クルティーヌのブーダン・ノワールの存在価値がなくなってしまいました。
そこで、せっかく作り上げたオリジナルのブーダン・ノワールのレシピなので、今度はその背中を追いかけるのではなく、独自の個性をもたせ、洗練させていきたい思うようになります。
ですので、クルティーヌのブーダン・ノワールの原点となってくれた感謝と、変わらぬ敬意、そのオマージュとして、クリスチャンパラーのブーダンノワールを焼き上げ、その横に、その背中を追いかけ、追い越したいと願い、成長を続けるクルティーヌのブーダン・ノワールを 置くことにしました。
2種類を食べ比べ、味わいの違いをお楽しみいただければ嬉しく思います。
クルティーヌのブーダン・ノワールはテイクアウトもしております。
テイクアウトはこちら
・[+700-] [八ヶ岳南麓ファームより届く菊芋の燻製 トリュフの香り / キュベベ黒:インドネシア
八ヶ岳に惚れ込んだ八巻さんが丹念に育てた旨味溢れる美味しい菊芋をゆっくり蒸し上げてから,燻製にしました。
栄養価の高い菊芋の皮をフリットして、ちらし、冬トリュフと共に。
その大地のマリアージュをお愉しみ下さい。
・[+1,300円] ジビエのパテ・オン・クルート
パテオンクルート。
以前紹介した記事より抜粋しながらご紹介します。
クルティーヌのジビエは三重県から届くことが多いです。
それは、ジビエをクルティーヌへと届けてくださる、大切な猟師さんが主に三重を拠点にしているからです。
じつは、猟師さんは誰でもいいわけではありません。大切な友人とのつながりによって紹介された、信頼できる方というのが第一条件です。
こちらの猟師さんは、猟をした中でも、より、いいものをクルティーヌに送ってくださる貴重な方です。
まず、血抜きは猟で仕留めてから30分以内に綺麗に抜いてしまわなくてはいけません。なぜかですって? ここでジビエの肉の香りが決定します。ゆっくりしていては、血が回ってしまって、生臭みの残る血の匂いが肉に入り込んでしまいます。
ですので、猟師さんは命に誠実な方でなくてはいけません。
丁寧に素早く処理をするのは大変です。鹿を処理するところを想像してみてください。大きな本州鹿の血抜きなんて、おお仕事です。30分でやりきること自体、大変な労力と、神経を使います。そして、そのあとすぐに送っていただかなければいけません。 そういった誠実なお仕事ぶりは、届いたお肉に全て見えます。
食べればすぐにわかります。
こういう方々の命へのリスペクトがあるからこそ、僕も、もっともっと自然に感謝して料理しなければと身が引き締まる思いを強く持つことができるのだと思います。
クルティーヌの料理は全て自家製なので、パテ・オン・クルートの生地ももちろんタイミングを計ってフィユタージュ生地を折り使用します。手間と時間がかかりますがやはりこの生地でないとこの美味しさにはなりません。
滋味溢れる鹿や猪や、山鶉の旨味を一身にまとったこのパイの美味しさは格別です。
中心に据えた山鶉の胸肉とフォアグラはしっとりと仕上がっています。
まずはフィユタージュ生地を折って。
まずは何もつけずにパテ・オン・クルートだけをお召し上がりください。それから、コンソメとトリュフのエスプーマーとともにお召し上がりいただければ、二度楽しめるかと思います。箸休めのピクルスのようなものは、グレックといって、「ギリシャ」という意味。こちらのグレックのレシピにもこだわっております。
————– <要予約> ———-
仕込みに3日以上必要なお料理もございます。ご予約の際にご確認ください。
・[+1,000-]フォアグラと季節の果実のミルフィーユ カカオ風味 冬トリュフの香り
今月は洋梨をフォアグラとフィユタージュに挟みました。この料理を目当てにご来店される方もおられます。食感と味わいのマリアージュをぜひお愉しみ下さい。ソースはマデラ酒とトリュフを使ったペリグーソース。
・[+700-] 雷鳥のビスク / ケララ黒:インド
とうとうジビエの季節が終了しました。 もう入荷はありません。今ある分と、今熟成中の雷鳥で最後です。
ジビエの中でも一番クセの強い雷鳥。その雷鳥のクセを活かした一品を作りたくって考案しました。
本来、今月のオマール海老のビスクのように、甲殻類のビスクが有名ですが、その技術をジビエの鳥に応用した、実はかなりの技術と、手間と時間とお金を必要とする料理です。
ビスクの泡に雷鳥の肝や、フォワグラや、トリュフを練り込んだタルティーヌを沈めて。
今のところ、世界中で当店でしか食べられない料理のはず。
一押しの料理です。
是非お試しください。
(ムントク 白:インドネシア)
< Les Plats > メイン
・本日の魚料理
その日の入荷によって内容が変わります。
・ブランケット・ド・ヴォー(仔牛のクリーム煮)トリュフ風味 (サラワク白:マレーシア)
「ブランケット・ド・ヴォー(仔牛のクリーム煮)トリュフ風味」を始めました。
フランスを代表する郷土料理です。まるでクリームシチューのようですが、そこはフランス。ベースにたっぷりと白ワインを使います。
「カスレ」や、「アンディーブ・ジャンボン」に代表されるようにクルティーヌは郷土料理が特に得意です。
この「ブランケット・ド・ヴォー(仔牛のクリーム煮)」はパリの超人気精肉店ユーゴ・デノワイエーに頼まれ、2004年から2008年まで、惣菜として、隔週で20kgを仕込んで渡していました。パリっ子も絶賛のクルティーヌの隠れたスペシャリテです。
白雪舞う外の景色を眺めながら、体温まる大人のクリームシチューをお召し上がりください。
ディナーのみ、トリュフとともにお楽しみいただけます。
・フランス郷土料理 ”アッシ・パルマンティエ”(熟成肉、蝦夷鹿肉、桜肉、マッシュポテト) (テリチェリー 黒:南インドの港街)
滋賀近江八幡の近江牛を当店で長期熟成させた熟成肉の切落とし、滋賀の猟師から直接届いた野生の日本鹿、同じく滋賀の猟師から届いた野生の猪を、香味野菜、赤ワイン、スパイス、ハーブとともにゆっくり2日間かけて煮込みました。 馬鈴薯のピュレと2層にしてアツアツをお召し上がり頂けます。
しっかりした旨味を持つソースも自慢です。
過去のブログですが、よろしければこちらもご参考に。
短期熟成近江木下牛のポワレ”近江八幡 の 近江牛80g 追加50gにつき1,200-
[+1,500円] 長期熟成近江牛ランプ ポワレ 80g 追加50g 1500
ラ・メゾン・クルティーヌといえば熟成肉。
日本とフランスをひっくるめても本当に熟成肉を楽しめるレストランは少ないものです。
一口目は是非、温かいうちにお肉だけをお召し上がりください。噛めば噛むほどに味わいを増し、熟成香が立ってまいります。
100日以上の時間をかけ、ゆっくりと作り上げた熟成の個性は、やはり口内でじっくりとお召し上がりになることで完成いたします。
通常の、肉の出汁を使ったソースは邪魔になると考え、添えておりません。
唯一、熟成肉のために作り上げた10種類のハーブをブレンドするソース・デルブと共に、お好みで、ゲランドの塩の花、インドネシアのサラワク胡椒、バスク地方のピマン・デスペレット(一味唐辛子)で、お召し上がりください。
ご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。
熟成肉話にご興味のある方はクルティーヌの熟成肉をごらんください。
過去のブログですが、よろしければこちらもご参考に。
ジビエの季節が始まっております。[ソースサルミ]とは、それぞれの鳥の内臓を使った濃厚なジビエ専用のソースのことです。
・ [ + 1500-] 雷鳥のロティ 1/2羽 雷鳥のソース・サルミ
・ [ + 1500-] ピジョン・ラミエ(山鳩)のロティ 1羽 鳩のソース・サルミ
・ [ + 1500-] ペルドロー・グリ(山鶉)のロティ 1/2羽 山鶉のソース・サルミ
< Options > オプション
・ [ + 500] 野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット
パリ時代から人気のフリット。
野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット。 香りが、旨味が、普通のフリットとは違います。
・アシエット・フロマージュ (チーズの盛り合わせ) 4種 [ + 1,900]
メインの後に、もしお腹に余裕のある場合は、ぜひフロマージュをお召し上がりください。かの有名な美食家ぶりやサヴァランは、チーズのない食卓は片目のない美女だと言っています。
・フランス北部ノルマンディーから届くカマンベール
ナポレオン3世が気に入って世に広まったという比較的最近作られ始めたチーズ。1789年にカマンベール村で作られたのが最初だとか。チーズといえば?と世界各国で問いかけてみたところ、一番多く答えられたのが「カマンベール」だったとか。
・フランドル地方から届くミモレット
熟成が進む前はやわらかさもありますが、熟成が進むと水分も減り、熟成具合によっては外皮にナイフが入らないくらい硬くなります。中身もハードタイプのチーズらしいかみごたえのある歯ざわりが楽しめます。
濃厚な味わいで、熟成が進んだものは“からすみ”のようだとも例えられます。うまみを味わうのもミモレットの楽しみ。
・ブルゴーニュ地方からエポワース
ウオッシュチーズの代表格。マールと呼ばれる、ブルゴーニュ地方の蒸留酒(地酒)と塩水で洗いながら最低4週間は熟成させて、独特の香りと旨みを凝縮させます。かのブリヤ・サヴァランは、このチーズを指して「チーズの王」と呼んだとか。
・ミディ=ピレネー地方からロックフォール
フランス最古のチーズといわれている。
スールゾン村の地下に広がる洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ない羊乳のチーズ。
数千年前、この村内のコンバール山の北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たという伝説は有名。
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< Desserts > デセール
・モワローショコラ と カカオのソルベ
・ [+ 500-] カシス・モンブランの玉 /キュベベ黒 : インドネシア
・さっぱりと今月のソルベを2種
本日は洋梨のソルベ と 焼き茄子とシソのアイスクリームです。
F あわあわのナポリタン (80g) 1,000円
G あわあわの甘口カレー 1,000円
H あわあわの熟成肉入りハンバーグ(40g)とバターライス 1,400円
「シェフお任せコース」
「お任せA」 7,000
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品 + メイン + デセール+ パン+ コーヒー + 小菓子3種
「お任せB 」8,900
小さな琥珀色のコンソメ+前菜3品 + メイン+ デセール+ パン + コーヒー + 小菓子3種
「お任せC」 10,800
小さな琥珀色のコンソメ+前菜2品+ メイン2品+ デセール+パン + コーヒー + 小菓子3種
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。
シェフが自らその日一番オススメな料理で、「シェフお任せコース」を組み立てます。
「お任せ頂いたからには」と、通常より内容がちょっとお得に。
「フランスの七年半」(電子書籍)
たくさんの方々のご要望により、フランス生活前半の色々な出来事をやっと電子書籍にまとめることができました。
「プロローグ」はこちらより無料でお読みいただけます。
「フランスの七年半 (上)」594円(税込) は こちらよりお買い求めください。
かなり読み応えあります。
お買い求めくださる方が多くなったら、下巻も編集できます。
初めての電子書籍化です。
しかも、全て素人の僕が自分で作りました。
何かお気付きの点がありましたら、ご教授ください。もっともっと良いものに随時変えて行きたいと思います。
<クルティーヌの食材(縁の下の力持ち)>
※ クルティーヌブログの更新は毎回クルティーヌのツイッター(https://twitter.com/maison_courtine】にて御知らせ致します。
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ラ・メゾン・クルティーヌ
Tel:03-6276-9938
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10
HP:https://www.courtine.jp
Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : every second Wednesday, Thursday
Hours : Lunch 11:30a.m – 3:00p.m (L.O. 1:30p.m.)?Dinner 6:00p.m. – 11:00p.m. (L.O. 9:00p.m.)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)
~ Lunch (お昼はカード利用を御遠慮頂いております。)
「シェフお任せコース」もございます。こちらのページの最後にご案内します。
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・究極の大根のスープ /(サラワク 白:マレーシア)
久しぶりの登場。五年前のクルティーヌオープン当初の冬に提供してとても好評だった究極の大根のスープです。
フランスにしょっちゅう行っている食通のYさんも絶賛。
「動物性の出汁入れてる?」
「入れてません。」
「え?魚の出汁は?」
「入れてません。」
「え? え?」
ってなって、「種を明かせば、玉ねぎと大根とオリーブオイルとキャベツしか使ってません。あ、生クリームはもちろん使っていますが。」
と明かしたらびっくりしてました。
何でしょうこの旨味は。大根(もちろん八ヶ岳の自然栽培で、ムロで寝かせた八巻さんの大根)の旨味をしっかり引き出しております。
マグレ鴨とフォアグラのパテ・ド・カンパーニュ / カンポット赤 完熟 : カンボジア
フォアグラを持つマグレ鴨の分厚い胸肉を使ったパテ・ド・カンパーニュ。
そんなパテ・ド・カンパーニュなんて我ながら聞いたこともない(笑。
当然クルティーヌでしか味わえません。
ビストロの定番のパテ・ド・カンパーニュも、贅沢にマグレ鴨とフォアグラを使用すると旨味の本質が変わります。
オレンジ風味のマスタードを少し添えて。
・ [ +900-] 牛蒡のコンフィと秋トリュフの一皿 ヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)ソース インドネシアのキュベベ黒胡椒
(八ヶ岳南麓ファーム :長野、 槇村野菜:全国各地
牛蒡を鴨油でじっくりコンフィにし、その牛蒡のペースト、フリット、その日に集めた旬のお野菜と共に秋トリュフを散らしました。 フランスの険峻な山々が印象的なジュラ地方。その地方で有名な黄ワインの独特な香りが牛蒡、トリュフと不思議にマリアージュします。
・ランド産真鴨のコンフィを加えた豚足と豚耳の柔らかなクルスティヤン ( ペンジャ 白:カメルーン)
香味野菜と共にじっくりとろとろに煮込んだ豚足を、骨や、軟骨などを丁寧に取り除き、フランスのランドから届いた真鴨を鴨の脂でゆっくりコンフィにしたお肉と混ぜ合わせて中はふわとろ、外はパリッと焼き上げました。女性は必食。コラーゲンたっぷりで美肌に効果てきめんです。
パリ一つ星時代からのスペシャリテ。
・[+700-] 美食家のブーダン・ノワール 食べ比べ (長胡椒:石垣島)
(クリスチャン・パラの世界一のブーダン・ノワールと、クルティーヌのブーダン・ノワール食べ比べ)
豚の血と、21種スパイスを使って、フランス伝統料理をクラシカルに。長胡椒のアクセントで。 ノワールとは“黒”という意味。
詳しくはこちら
当店オリジナルレシピと共に、世界一との呼び声高いクリスチャン・パラのブーダンもフランスから届き、添えております。
なぜ2種類?という疑問を持たれる方もおられるかと思いますが、実は、クリスチャン・パラーのブーダン・ノワールに惚れ込んで、自分でレシピを起こしたのがクルティーヌのレシピの方です。
当時、パリ14区のラ・メゾン・クルティーヌでは、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを焼き上げて提供していましたし、休憩時間や休みの日に勉強に行っていた熟成肉の名店 ル・セヴェロ でも、クリスチャン・パラのブーダン・ノワールを使っていました。それほどに、シェフたちから信頼の厚いブーダン・ノワールですが、日本には、やっと最近(2015年11月)輸入が可能になったばかりで、それまでは日本では手に入りませんでした。
しかし、どうしても当時のブーダン・ノワールを提供したくて、試行錯誤を続けてきたものが、今日皆様に提供しているクルティーヌのブーダン・ノワールとなります。
その後、最近になって、クリスチャン・パラの物が輸入されるようになりましたが、せっかく作り上げたオリジナルのブーダン・ノワールのレシピなので、今度はその背中を追いかけるのではなく、独自の個性をもたせ、洗練させていきたい思うようになりました。
ですので、クルティーヌのブーダン・ノワールの原点となってくれた感謝の念、尊敬の念、そのオマージュとして、クリスチャンパラーのブーダンノワールを、その横に、その背中を追いかけ、追い越したいと願い、成長を続けるクルティーヌのブーダン・ノワールを、それぞれ一皿にのせご提供することにいたしました。
ぜひ、2種類を食べ比べ、味わいの違いをお楽しみください。
クルティーヌのブーダン・ノワールはテイクアウトもしております。
テイクアウトはこちら
・[+1000-] 雷鳥のビスク / ケララ黒:インド
ただいま、ジビエの季節真っ只中。
ジビエの中でも一番クセの強い雷鳥。その雷鳥のクセを活かした一品を作りたくって考案しました。
本来、甲殻類のビスクが有名ですが、その技術をジビエの鳥に応用した、実はかなりの技術と、手間と時間とお金を必要とする料理です。
ビスクの泡に雷鳥の肝や、フォワグラや、トリュフを練り込んだタルティーヌを沈めて。
今のところ、世界中で当店でしか食べられない料理のはず。
一押しの料理です。
是非お試しください。
(ムントク 白:インドネシア)
・[+900-] [八ヶ岳南麓ファームより届く菊芋の燻製 トリュフの香り / キュベベ黒:インドネシア
八ヶ岳に惚れ込んだ八巻さんが丹念に育てた旨味溢れる美味しい菊芋をゆっくり蒸し上げてから,燻製にしました。
栄養価の高い菊芋の皮をフリットして、ちらし、冬トリュフと共に。
その大地のマリアージュをお愉しみ下さい。
–————- <要予約> ———-
[+1,600-] フォアグラと洋梨のミルフィーユ仕立て カカオ風味 フレッシュ黒トリュフのアクセント (サラワク 白 : マレーシア)
今月は洋梨のキャラメリゼをフォアグラとフィユタージュに挟んでおリます。この料理を目当てにご来店される方もおられます。食感と味わいのマリアージュをぜひお愉しみ下さい。
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<Plats メイン>
本日の魚料理
・フランス郷土料理 ”アッシ・パルマンティエ”(熟成肉、蝦夷鹿肉、桜肉、マッシュポテト) (テリチェリー 黒:南インドの港街)
滋賀近江八幡の近江牛を当店で長期熟成させた熟成肉の切落としと、滋賀の猟師から直接届いた野生の日本鹿、同じく滋賀の猟師から届いた野生の猪を、香味野菜、赤ワイン、スパイス、ハーブとともにゆっくり2日間かけて煮込みました。
滋賀近江八幡の近江牛を育てている畜産農家の隣の畑で採れた名もなきじゃがいもが、同じ土壌で育った近江牛と相性がいいのは当たり前ですよね。
そのじゃがいものピュレとその煮込みを2層にしてアツアツをお召し上がり頂きます。手間と時間と思いが詰まった繋がりの一品。
しっかりした旨味を内包する特製ソースも自慢。
日本の牛の元祖とも言われる純血但馬牛(80g) 滋賀県近江八幡 より
・ [+800-] 短期熟成 近江牛 クリミのポワレ 追加50gにつき1,000-
(サラワク 白:マレーシア)
こちらは短期熟成。4週間の熟成期間です。
短期熟成は、自然に気化しつつ水分が失われながら、肉本来の旨味の凝縮だけを狙った熟成です。まだ熟成香と呼ばれるものは少なく、そのかわり、肉肉しさを堪能できる熟成肉です。
・ [ + 1500-] 長期熟成 近江牛 ランプのポワレ 追加50gにつき1,500-
(サラワク 黒:マレーシア) ※12月分は完売いたしました。
こちらは長期熟成。100日の熟成肉となります。熟成期間が4ヶ月を過ぎると、ちょっと別物。その甘み、香り、柔らかさ、すべて、今まで食べてきたどんな熟成肉とも違うと感じていただけると思います。
熟成肉世界一を目指す長期熟成肉を是非一度お試しください。
ランプ肉とは、牛の腰のあたりの肉.。
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< Options > オプション
・野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂でコンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット [ + 500] (カンポット白:カンボジア)
パリ時代から人気のフリット。
野菜とハーブの香りを閉じ込めた鴨脂で、コンフィにしてから揚げる馬鈴薯のフリット。 香りが、旨味が、そして、手間も時間も(汗、普通のフリットとは違います。
・アシエット・フロマージュ (チーズの盛り合わせ) 1種 [ + 600] 4種 [ + 1,900](キュベベ黒:インドネシア)
メインの後に、もしお腹に余裕のある場合は、ぜひフロマージュをお召し上がりください。かの有名な美食家ぶりやサヴァランは、チーズのない食卓は片目のない美女だと言っています。
・フランス北部ノルマンディーから届くカマンベール
ナポレオン3世が気に入って世に広まったという比較的最近作られ始めたチーズ。1789年にカマンベール村で作られたのが最初だとか。チーズといえば?と世界各国で問いかけてみたところ、一番多く答えられたのが「カマンベール」だったとか。
・フランドル地方から届くミモレット
熟成が進む前はやわらかさもありますが、熟成が進むと水分も減り、熟成具合によっては外皮にナイフが入らないくらい硬くなります。中身もハードタイプのチーズらしいかみごたえのある歯ざわりが楽しめます。
濃厚な味わいで、熟成が進んだものは“からすみ”のようだとも例えられます。うまみを味わうのもミモレットの楽しみ。
・ブルゴーニュ地方からエポワース
ウオッシュチーズの代表格。マールと呼ばれる、ブルゴーニュ地方の蒸留酒(地酒)と塩水で洗いながら最低4週間は熟成させて、独特の香りと旨みを凝縮させます。かのブリヤ・サヴァランは、このチーズを指して「チーズの王」と呼んだとか。
・ミディ=ピレネー地方からロックフォール
フランス最古のチーズといわれている。
スールゾン村の地下に広がる洞窟で採取されたアオカビを使い、またこの洞窟を利用した熟成庫で熟成させたものでないと、ロックフォールとして販売出来ない羊乳のチーズ。
数千年前、この村内のコンバール山の北側斜面に形成された巨大な洞窟で、羊飼いがたまたま置き忘れたチーズに青カビ菌が付着してこのチーズが出来たという伝説は有名。
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<Desserts デセール>
・バスク地方のポーに住む、ピレネー山脈が一望できる高台のお部屋が大好きな “アニーお婆ちゃん”のガトーショコラ
アニーは、フランス最後の地ポーで一緒にレストランをしたジャンパスカルの奥さんの料理好きなお婆さん。休日にジャンパスカルの家族とお婆さんを訪ねると、よく料理をしてくれました。アニーの焼くクレープとガトーショコラは特に絶品で、料理の手伝いをしながら教えていただきました。懐かしい思い出とともに、やわらかなアニーの笑顔を思い浮かべながらご提供して居ります。
・季節のソルベ 2種
本日は、インド産マンゴーのソルベ と 山田錦100%のライスミルクとカンボジア産クラタ(倉田さんの)ペッパーのソルベです。
・パンペルデュ レグリスとキャラメルのアイスクリーム添え
洋梨の赤ワイン煮 バニラアイス添え [ + 500] / キュベベ黒 : インドネシア
< 追加 要予約 >
・誕生日用デコレーションケーキ・プレート
薔薇の香りのデコレーションケーキ (今月は白桃。ミントとフランボワーズのソルベ添え )
4号 (12cm) 4300円
5号 (15cm) 5400円
6号 (18cm) 6500円
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「シェフお任せコース」
「シェフお任せA」 4,500
小さな根パセリのポタージュ+ 前菜品 + メイン + デセール+ パン+ コーヒー + お土産
「シェフお任せB 」5,400
小さな根パセリのポタージュ+ 前菜2品 + メイン + デセール + パン + コーヒー + お土産
「シェフお任せC」 7,500
小さな根パセリのポタージュ+ 前菜2品 + 魚 + 肉 + デセール+ パン + コーヒー + お土産
アレルギーや苦手な食材をお伝えください。
シェフが自らその日一番オススメな料理で、「シェフお任せコース」を組み立てます。
「お任せ頂いたからには」と、通常より内容がちょっとお得に。
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※ お子様用メニュー(要予約)はこちら
※ 食材の入荷により売り切れの場合がございます。
ご希望のお料理がございましたらご予約の際にご確認ください。
Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : every second Wednesday, Thursday
Hours : Lunch 11:30a.m – 3:00p.m (L.O. 1:30p.m.)?Dinner 6:00p.m. – 11:00p.m. (L.O. 9:00p.m.)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)
<クルティーヌの食材(縁の下の力持ち)>
※ クルティーヌブログの更新は毎回クルティーヌのツイッター(https://twitter.com/maison_courtine】にて御知らせ致します。
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ラ・メゾン・クルティーヌ
Tel:03-6276-9938
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10
HP:https://www.courtine.jp
Restaurant La Maison Courtine
Address : YS Disendantsu 1F, 3-37-10 Asagaya-minami Suginami-ku Tokyo
Tel : +81-(0)3-6276-9938
Closed : every second Wednesday, Thursday
Hours : Lunch 11:30a.m – 3:00p.m (L.O. 1:30p.m.)?Dinner 6:00p.m. – 11:00p.m. (L.O. 9:00p.m.)
2min. walk from JR Asagaya station south exit . Please turm right at the exit and walk along the railway track.(JR阿佐ケ谷駅南口より右へ 駅舎(荻窪方面)に沿って直進1分)
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