2月3日〜3月2日
梅花(バイカ) 8,900円 (税込)
[アミューズ・ブーシュ]
3種の小さなお口遊び
本日は、雉の胸肉、セルフィーユの根のプティシュー、鮑の肝とオリーブ です。
[前菜一品目]
薔薇香るフロマージュブラン と 北國赤エビ
パプリカのジュレ
柔らかな薔薇の香りを基軸にして。
フロマージュブランという、ヨーグルトとはまた違うフランスの滑らかなフレッシュチーズに、薔薇の花びらから取れる透明な雫を数滴加えて、華やかに始まるコースの最初の一品。
北海道増毛の甘海老とパプリカが、とてもよく合う優しい一皿に仕上がっております。ビーツのチュイルをアクセントにお召し上がりください。
[前菜二品目]
網走サロマ湖の鰙 (ワカサギ) と 山菜
今年は暖かくてワカサギがあまり獲れないそうです。湖面に穴を開けて小さな釣竿から釣り糸を垂らすあの光景が目に浮かびます。
やはり小さなワカサギよりは少し成長したものの方が美味。ワカサギを頭ごとムニエルにしてミキサーにかけ、3回裏ごしした後、1年間寝かせた自家製粒マスタードを合わせてペーストにしたものを、カリッと揚げたワカサギや今が旬の山菜につけて頂きます。 伊予柑の香りを内包するウドのかき揚げもお楽しみに。
フランス時代にカナダ人に教わったマスタードは、市販のマスタードとは一線を画す美味しさ。
[前菜三品目]
菜の花のポタージュと帆立貝 干し馬肉の欠片
菜の花でポタージュをつくりました。春の到来を予感させる旬の苦味。その苦味の奥にある独特の旨味を感じてください。
その上には帆立と唐墨の泡をのせています。それぞれをお召し上がり頂いた後に混ぜながら頂くのも。 干した馬肉フィレ肉をビーフジャーキーのようにアクセントに添えました。いろいろな味わいが楽しめて、一緒に食べても美味しくて、お楽しみいただける一皿だと思います。
[魚料理]
鳥取境港の寒鰆ミキュイと春キャベツ
この時期、クルティーヌには美しい寒鰆が入荷します。
これだけの素材なら何をしても美味しい。しっとりと時間をかけて火入れして、旬の甘みを持つ春キャベツやドライトマトとクリームソースの春らしい一品に仕上げます。
[肉料理]
煤(すす)けた宮崎和牛フィレ (木炭見立て)
今月のメインディッシュは宮崎牛です。
エシャロットの炭を作り、粉々に粉砕して全面に纏わせました。
意外に、このほんのり甘い香りの良い炭が和牛の脂っぽさをスッキリさせてくれます。
西洋ワサビの絡みを少し効かせた白いピュレを添えて。
[ソルベ]
ヴァローナ・イヴォワール(ホワイトチョコ)ソルベと蓮沼の苺
[デザート]
アシエット・ショコラ と 文旦
フランス産パムプリー(AOC)無塩バターと、そのバターのために作った自家製パン
[小さな3種のフランス菓子]
[食後のひととき]
「阿佐ヶ谷カフェフレスコ」:エスプレッソ、コーヒー
又は
「マカイバリ」:ダージリン、アッサム 又は フレッシュハーブティー
このコースも残りわずかです。
ご来店お待ちしております。
——————————————–
ラ・メゾン・クルティーヌ
Tel:03-6276-9938
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-37-10
——————————————–